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暦とあそぶワークショップvol.8 関連展示
「こどもの日だ!昔のいろんな鯉のぼり」

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若葉芽吹く季節、もうすぐ端午の節句。家々の庭先に鯉のぼりが泳ぐ、そんな風景も、近年では珍しくさえなってきました。

静岡市美術館では、祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする「暦とあそぶワークショップ」シリーズを開催しています。第8弾となる今回は「こどもの日だ!家族みんなで"鯉のぼり"をつくろう」の開催にあわせ、県内出身の鯉のぼり蒐集家(しゅうしゅうか)が所蔵する、明治から昭和30年代頃までの貴重な作品を展示します。

みなさん、鯉のぼりの由来を知っていますか?その誕生は江戸中期までさかのぼります。 "鯉の滝登り"を描いた絵幟(えのぼり)が、後に鯉の形の吹き流しとなったなど、成り立ちに諸説ありますが、昔は和紙や布に手で彩色されたものでした。そのデザインは奇抜で極彩色のものや、写実的な"鯉"らしいものなどさまざまで、見るものを飽きさせません。
昔も今も変わらない、子ども達への想いが込められた鯉のぼりの、色や形さまざまな手づくりの魅力をお楽しみください。


日 時:平成26年4月15日(火)~5月6日(火・祝)10:00~19:00  【全20日間】
休館日:毎週月曜日※ただし5月5日は開館
会 場:静岡市美術館 エントランスホール  観覧無料

主  催:静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
出品協力:林直輝氏(鯉のぼり蒐集家・吉德資料室学芸員)


出品作品: 紙鯉6点/布鯉6点 ※すべて手描き 計12点

4月26日(土)暦とあそぶワークショップ vol.8 「こどもの日だ!家族みんなで"鯉のぼり"をつくろう」を開催! 詳細はこちらをご覧ください。【申込み締切:4月11日(金)必着】