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アルバレス・ブラボ写真展―メキシコ、静かなる光と時



主な出品作品

第4部 静かなる光と時-1970-90年代
第1章 あまねく降る光

1970年代以降、アルバレス・ブラボは国内外での大きな回顧展をとおして、その名が世界に知られてゆきます。主に注目されたのは1930年代の作品でしたが、作家自身は淡々と新作の撮影を続けていました。さまざまな質の光とその移ろい、それらがもたらす魅力的なかたちに対して、作家はいっそう細やかなまなざしを注いでいきます。


《リュウゼツランの上の窓》1974-76年


第2章 写真家の庭

アルバレス・ブラボは1960年代前半メキシコシティ南部のコヨアカンに庭のある自宅を建てました。以降、草木が生き生きと生い茂り、よく風の通るその空間が、作家にとっての親密な小宇宙となってゆきます。ごく小さな空間に干される日々の洗濯物、壁やガラス窓と戯れる木々の影など、日常を満たす静かな光と影は、人生の最終幕において喜びに満ちたかたちで現れています。


《ショロトル》1960年代

《シリーズ〈内なる庭〉より》1995-97年

すべてマヌエル・アルバレス・ブラボ・アーカイヴ蔵
©Colette Urbajtel / Archivo Manuel Álvarez Bravo, S.C.