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Shizubiシネマアワーvol.22
「ベル・エポックのパイオニアたち」

「Shizubiシネマアワー」は美術館ならではのセレクトで、さまざまな映画を上映するシリーズです。

第22回は、開催中の展覧会「ヴラマンク展」にあわせて、ヴラマンクの生きた19世紀末~第一次世界大戦勃発前までの、「ベル・エポック」といわれる時代に活躍した"モダン・ダンスの祖"ロイ・フラー(1862-1928)と、"映画の父"リュミエール兄弟(兄オーギュスト:1862-1954 弟ルイ:1864-1948)をテーマとした作品を上映します。

 

[日  時]

2018年9月8日(土)、9月9日(日)

いずれも14:00~(開場 13:30)

 

[会  場]

静岡市美術館 多目的室

※簡易の映像設備での上映になります。

 

[参 加 料]

参加料:各回500円(チケット制)

※8月10日(金)より静岡市美術館受付にて販売(定員になり次第販売終了)

 

[定  員]

70名

 

[企画協力]

㈱サールナートホール

 

 

■9月8日(土)14:00-(開場13:30)

『ザ・ダンサー』

(ステファニー・ディ・ジュースト監督/2016年/フランス・ベルギー/108分)

 

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©2016 LES PRODUCTIONS DU TRESOR - WILD BUNCH - ORANGE STUDIO - LES FILMS DU FLEUVE - SIRENA FILM

 

ロートレック、ロダン、コクトーらのミューズ
<シルクと光のダンス>で新時代を切り開いたダンサー

"モダン・ダンスの祖"と呼ばれ、パフォーマーとして今再び評価されているロイ・フラー。女優を目指していたアメリカ生まれのロイは、ある日偶然舞台で踊り、喝采をあびる。彼女はパリへと向かい、マネなどが画題としたことでも知られる劇場「フォリー・ベルジェール」で踊り、一夜にして時の人になる。自ら色や角度を設計した照明の中で、シルクの衣裳が様々な形を織りなすダンスは、ロートレック、ロダン、マラルメ、コクトーなど多くの芸術家たちをも魅了した。その後、オペラ座から出演オファーが舞い込み、共演者に当時まだ無名であった、アメリカ人ダンサーのイサドラ・ダンカンを抜擢するが、やがて彼女への羨望と嫉妬に苦しんでいくようになる。それでも舞台の準備を進めるロイだが、思わぬ試練と裏切りが待っていた――。
偶然見た、ロイの写真に衝撃を受けた写真家のステファニー・ディ・ジューストが、史実に基づいて映画化した作品。

 

■9月9日(日)14:00~

『リュミエール!』

(ティエリー・フレモー監督/2016年/フランス/90分)*日本語字幕版

 

Lumiere メイン.jpg
©2017 - Sorties d'usine productions - Institut Lumiere, Lyon

 

スピルバーグもルーカスもキャメロンも
黒澤も小津も、映画はここから始まった―

1895年12月28日パリ。フランスのリュミエール兄弟が発明した"シネマトグラフ"で撮影された『工場の出口』が、世界で初めて有料上映された。全長17m、幅35mmのフィルム、1本約50秒、現在の映画の原点ともなる演出、移動撮影、トリック撮影、リメイクなど多くの撮影技術を駆使した作品は、その当時の世界中の人々を驚かせ興奮させた。本作は、1895年から1905年の10年間にリュミエール兄弟により製作された1422本のフィルムの中から、カンヌ国際映画祭総代表で、リヨンのリュミエール研究所のディレクターを務めるティエリー・フレモー氏が選んだ108本から構成。映像は4Kデジタルで修復され、フレモー氏が自ら解説ナレーションを担当した。貴重な映像の数々が、122年前の先への旅と私たちを導いていく。