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2024年11月09日 【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(「写真をめぐる100年のものがたり」展)
11/4(月・祝)にしずびチビッこプログラム(「写真をめぐる100年のものがたり」展)を開催しました。
しずびチビッこプログラムは小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「写真をめぐる100年のものがたり」展)をご覧いただきます。今回は2歳から6歳の子どもたちが、箱形のカメラづくりに挑戦。
感光紙を用い、撮影、現像までを行いました。
まずは厚紙で箱形カメラを組み立てます。
隙間から光が漏れていないかチェック!
完成したカメラをワークショップ室の窓際に並べ、内側の箱を前後させてピントを合わせます。
カメラをのぞくと、像がさかさまに写っています。
位置が決まったら、感光紙を貼って撮影スタート。撮影を待つ間は、展覧会出品作品をスライドで鑑賞したり
写真にまつわる絵本を読んで過ごしました。ちょうどいい感光時間はお天気によって大きく変わります。
この日の午前中は快晴!
あっというまに感光していくので、時間がきたらスタッフが急いでカメラを回収。
(スタッフが頑張る場面は子どもたちが「がんばれー!」と応援してくれました)
暗室で感光紙に現像液を塗ると…像が現れました!
ラミネートしたら、完成!静岡市美術館では年間を通して様々なワークショップを開催しています。
「しずびチビッこプログラム」は今後も各展覧会にあわせ開催予定です。
そのほか、今後のイベントの最新情報は当館HP内「これからのイベント」をご覧ください。(m.o)
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2024年09月08日 【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(「西洋絵画の400年」展)
8/31(土)にしずびチビッこプログラム(「西洋絵画の400年」展)を開催しました。
しずびチビッこプログラムは小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「西洋絵画の400年」展)をご覧いただきます。今回は2歳から6歳の子どもたちが、展覧会の出品作品を立体的に表した紙のジオラマ「立版古(たてばんこ)」づくりに挑戦しました。
はじめに出品作品をモニターで鑑賞。
今回立版古にする作品《サン゠ベルナール峠を越えるボナパルト》を鑑賞すると
「海賊かな?」
「さあいくぞ!って言ってるみたい」
「きっとお宝をさがしにいくんじゃない?」
…などなど、勇ましく描かれたナポレオンの姿に、子どもたちの想像もふくらみます。作品をよーく見たら、立版古づくりスタート!
作品を前景・中景・後景にわけて、はさみで切って組み立てていきます。
難しい部分は、スタッフといっしょに進めます。
完成!静岡市美術館では年間を通して様々なワークショップを開催しています。
「しずびチビッこプログラム」は今後も各展覧会にあわせ開催予定です。
そのほか、今後のイベントの最新情報は当館HP内「これからのイベント」をご覧ください。(m.o)
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2024年04月30日 【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(「細見美術館の名品」展)
4/28(土)にしずびチビッこプログラム(「細見美術館の名品」展)を開催しました。
しずびチビッこプログラムは小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「細見美術館の名品」展)をご覧いただきます。今回は2歳から5歳の子どもたちが、出品作品を参考に螺鈿*(らでん)や蒔絵*(まきえ)の技法に挑戦しました。
*螺鈿(らでん)…夜光貝や鮑貝などの貝殻の真珠層を切り抜き貼りつける技法。
*蒔絵(まきえ)…漆で模様を描き、その漆が乾かないうちに金粉、銀粉などを蒔き付ける技法。はじめに出品作品をモニターで鑑賞。
虫や鳥の絵に興味津々です👀
まずは金色の筆で練習してから、本番用のお皿に松や梅などを描いていきます。今回は真鍮製の粉を使用し、蒔絵の表現に挑戦しました。
好きな場所に貝殻を貼り付け装飾したら、完成!琳派の絵師たちもびっくり!?な華やかな作品ができあがりました✨
静岡市美術館では年間を通して様々なワークショップを開催しています。
「しずびチビッこプログラム」は今年度も各展覧会にあわせ開催を予定してします。
そのほか、今後のイベントの最新情報は当館HP内「これからのイベント」をご覧ください。(m.o)
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2023年08月16日 【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(「さくらももこ展」)
8/5(土)にしずびチビッこプログラム(「さくらももこ展」)を開催しました。
しずびチビッこプログラムは小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「さくらももこ展」)をご覧いただきます。午前の部と午後の部、計18名の子どもたちが参加してくれました。今回はスクリーントーン(漫画の背景などに使われる、模様が描かれた素材)を貼って作品を制作しました。
4つのコマに絵を描いたら、背景に自分で選んだスクリーントーンを貼ります。
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2023年05月19日 【ワークショップレポート】「親子でつくる七宝焼の贈り物」
5/13(土)にプレゼントワークショップ vol.39「親子でつくる七宝焼の贈り物」を開催しました。
家族や大切な人への想いをかたちにしたり、日々の暮らしを彩る作品を制作する「プレゼントワークショップ」シリーズの第39弾。
今回は七宝焼*でブローチを制作しました。
*七宝焼(しっぽうやき)とは、金属の表面に色とりどりのガラス質の釉薬をのせて焼き付けたもの。仏教の経典にある七種類の宝をちりばめたような美しさである、という意味で「七宝」の名がついたという。 -
2023年02月24日 【ワークショップレポート】ひな祭りの準備をしよう!
2/18(土)に「暦とあそぶワークショップvol.24 ひな祭りの準備をしよう!」を開催しました。
祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする、暦とあそぶワークショップシリーズの第24弾。
今回はひな人形の最初の形である立雛(たちびな)の例を参考にオリジナル” 立雛” をつくりました。はじめにひな祭りの歴史、様々な立雛の例をスライドで鑑賞し、それを参考に着物、襟、袴、顔などのパーツを制作しました。
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2023年01月25日 【ワークショップレポート】節分の準備をしよう!
1/21(土)に「暦とあそぶワークショップ vol.23 節分の準備をしよう!」を開催しました。
祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする、暦とあそぶワークショップシリーズの第23弾。
今回は節分の由来を学びながら、江戸時代より静岡市に伝わる鬼福(おにふく)を参考に、オリジナル鬼福*を制作しました。
*鬼福…賎機焼の特徴的な造形のひとつで、外側は鬼の形をし、内側にお多福が描かれた器のこと。
※材料は賎機焼で使用する粘土とは異なります。まずはさまざまな鬼の絵を見くらべ鬼の特徴について考えたあと、2色のオーブン陶土をのばしておわん型にし、それぞれのイメージで鬼の顔を形作りました。
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2022年12月14日 【ワークショップレポート】クリスマスの小さな妖精“トムテ”をつくろう!
プレゼントワークショップ vol.38「クリスマスの小さな妖精“トムテ”をつくろう!」
12/10(土)に子ども編、12/11(日)に大人編を開催しました。記念日にあわせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくる「プレゼントワークショップ」。
今回はクリスマスに向け、北欧に伝わる小さな妖精トムテを制作しました。参加者はトムテの登場する絵本を鑑賞した後、好きな色の羊毛を選んでフェルト化させ、トムテのトレードマークであるとんがり帽子などを形作りました。
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2020年10月03日 静岡市美術館 開館10周年記念ソング ikire「aoi(あおい)」が完成しました!
2010年に開館した静岡市美術館は、今年10周年をむかえました。
開館10周年を記念し、映画監督/マルチクリエーターの岩井俊二氏の率いるアコースティックユニット ikire(イキレ)に記念ソングを制作いただき、10月2日(金)のグランドオープン記念日に、特設サイトにて楽曲を公開しました。こちらからご覧いただけます → www.shizubi.jp/10th
タイトルは「aoi」(あおい)。
静岡市美術館の特徴やこれまでの活動をイメージしながら、当館にぴったりな10周年記念ソングを制作いただきました。
美術に限らず、様々な表現を紹介しながら、“ちょっと面白い街のなかの広場”を目指して歩んできた当館の想いが、この音楽とともに広がっていくことを願っています。公開に先立つ2020年9月23日、当館のエントランスホールにて、ミュージックビデオの撮影を行いました。
ikireの3人(岩井俊二さん、シンガーソングライターのChimaさん、ギタリストの市川和則さん)に加え、ピアノの中村由利子さん、ヴァイオリンの荒井桃子さん、チェロの林田順平さんとともに撮影スタート。
広々としたエントランスホールの空間に6人が円形になって、カメラを360度回したり、メンバーひとりずつ撮影したり。
岩井さん自らカメラを持ってカット割りの提案をするなど、およそ4時間かけて、じっくりと撮影に臨んでいただきました。
ikireの透明感のある楽曲と、当館の開放感のある空間が重なり合うような、そんな素敵なミュージックビデオになりました。
ぜひ、多くの方にご覧いただければと思います。この日は、当館のロゴマークを手掛けたアートディレクターの柿木原政広さんにも撮影に同席いただきました。
実はこの10周年の特別企画は、「10周年の節目の機会に、しずびの想いを改めて伝えていきたい」と、昨年、当館から柿木原さんに相談をしたことをきっかけに始まりました。
今回も全体のアートディレクションを担当してくださっています。
視点と奥行きの変化によって見え方が変わる当館のロゴマークには、美術館が様々な視点を与えられる場所でありたいという想いが込められています。
「ikireの楽曲を通して、また違う視点で、静岡市美術館を視ることができるのでは」と、長年しずびを見守ってきてくれた柿木原さんならではのコメントをいただきました。撮影後に、6人そろって記念撮影。
みなさん、ありがとうございました!
(この日、展示室内ではショパン展の撤収をしていましたが、「aoi」が心地よいBGMのように聴こえていたそうです)この後、岩井俊二氏監修による10周年記念映像も公開予定です。
どうぞお楽しみに!(c.o)
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2019年08月08日 オリジナルビール開発裏話:「くるり」編
もう一つのオリジナルビールは、静岡市文化振興財団をイメージした「くるり」です。
こちらは、醸造長の斯波克幸さんが醸造してくださいました。
斯波さんによると、こちらは濁った外見が特徴のHazy Pale Aleという今人気の高いスタイルで、
通常の数倍ものホップを使って大胆に香り付けした、柔らかでふくよかな口当たりのビールとのこと!
「くるりくるり」と軽やかに入れ替わる華やかな香り・・・ごくり。(写真は昨年のもの)
「くるり」は、多様な文化を振興し新たな文化の醸成に貢献する「静岡市文化振興財団」と、
ワクワクドキドキが溢れる街づくりを目指す「静岡市」を象徴するような、
“華やかで軽やか、ポップで楽しい”、そんなイメージのもと醸造してくださったとのこと!「あわい」と「くるり」、あなたはどちらのオリジナルビールが気になりますか?
昨年度とはまたひと味違った2つのビール。
既に心が決まっている方も、両方のビールが気になる方も、
ぜひ今年の夜店市にて、2つのビールの飲み比べをお楽しみください♪夜店市は、8月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)(※各日15:00~21:00)の開催です。
場所は、パルコの向かい側、小梳神社の目の前!皆様のご来場をお待ちしております。(a.y)
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