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めぐるりアート静岡 2016
「めぐるりアート静岡」は、静岡市内のさまざまな場所を会場に、今を生きるアートを紹介する展覧会です。静岡大学を中心に3年前から始まりました。
今年は、静岡県立美術館、静岡市美術館のエントランスホール・多目的室に加えて、新たにJR東静岡駅北口の「アート&スポーツ/ヒロバ」、そして旧マッケンジー住宅と中勘助文学記念館を会場に、6人と1組の作家を紹介します。
静岡市美術館では、Nerhol(ネルホル/田中義久・飯田竜太)の作品を展示します。
★Nerholインタビュー記事はこちら→ Nerholインタビュー (PDF)
Nerhol 静岡市美術館展示風景
作家紹介「抵抗の身振り」 静岡市美術館学芸課長 以倉新(PDF)
[会 期]
10月25日(火)~11月13日(日)
[会 場]
当館エントランスホール・多目的室
[観覧料]
無料
[アーティストトーク]
10月30日(日)14:00-14:50 静岡市美術館
参加無料・申込不要 直接会場へお越しください
Nerhol (ネルホル)
グラフィックデザイナーの田中義久と彫刻家の飯田竜太によるアーティスト・デュオ。2007年結成。田中がアイデアを"練り(=Ner)"、飯田が"彫る(=hol)"ことより命名。代表作に3分間にわたり連続撮影した約200枚のポートレイトをプリントし、重ねて"彫った"《Misunderstanding Focus》(2012)や、街路樹を5㎜単位で輪切りにし撮影したプリントを重ねて"彫りだした"《multiple-roadside tree》(2016)など。
田中義久(たなか よしひさ)
1980年 静岡県浜松市生まれ
2004年 武蔵野美術大学卒業
グラフィックデザイナー/東京在住
石内都、荒木経惟、森山大道ら多くの写真集や、アーティストの作品集の装丁、デザインを手がける。2014年The Best Photobooks(米TIME誌)に選出。主な受賞にFOAM TALENT賞(オランダ)、JAGDA賞、JAGDA新人賞、Art fair Tokyo 2013 Bacon Prize、red dot award(ドイツ)など。2016年、東京都写真美術館のシンボルマークを作成。
飯田竜太(いいだ りゅうた)
1981年 静岡県沼津市生まれ
2004年 日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒業
2014年 東京藝術大学大学院美術研究科先端藝術表現専攻修了
彫刻家/日本大学芸術学部常勤講師/東京在住
2004年 「第22回 グラフィックアート『ひとつぼ展』」グランプリ受賞/ガーディアン・ガーデン、東京
2008年 「第22回 グラフィックアート『ひとつぼ展』グランプリ受賞者個展 飯田竜太「story line」」ガーディアン・ガーデン、東京
2009年 「第12回岡本太郎現代芸術賞展」入選/川崎市岡本太郎美術館、神奈川
2013年 「Art fair Tokyo 2013」Bacon Prize受賞/東京国際フォーラム、東京
2016年 個展「本棚のアーケオプテリス」ガーディアン・ガーデン、東京
【めぐるりアート静岡 その他会場情報】
[会 期]
11月1日(火)~11月20日(日) 【一部会場別会期】
[会 場]
・アート&スポーツ/ヒロバ【10/30(日)~11/20(日)】:岩野勝人/千葉広一/日詰明男
・静岡県立美術館:鈴木基真/福井利佐
・中勘助文学記念館・杓子庵:木下琢朗
・旧マッケンジー住宅:千葉広一/木下琢朗
[観覧料]
無料
[主 催]
静岡大学、静岡県立美術館、静岡市美術館、静岡市、(公財)静岡市文化振興財団
[問合せ先]
静岡大学教育学部美術教育講座(漆畑雅子) tel.054-237-9540(月~木9:00~16:00)
その他詳細はこちら→「めぐるりアート静岡」ホームページ