これからのイベント
Shizubiシネマアワー vol. 37 『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』
「Shizubiシネマアワー」は美術館ならではのセレクトで、さまざまな映画を上映するシリーズです。第37回は郵便配達員のジョゼフ=フェルディナン・シュヴァル(1836-1924)が、たった一人、手作業で築きあげた建物の誕生秘話を描いた作品を上映します。ピカソやアンドレ・ブルトンらも驚愕し、1969年にフランス政府の重要建造物にも指定されたこの「シュヴァルの理想宮」は、フランス南東部の村オートリーヴに今も現存しています。水木しげるも1997年5月に荒俣宏と同地を訪れ、伝記漫画「フランスの妖怪城」を描いています(『東西奇ッ怪紳士録2』1998年、小学館に所収)。寡黙で不器用な男の、途方もない挑戦を支えた愛と夢想の物語をお楽しみください。
※「シズオカ×カンヌウィーク2026」連動企画
[日 時]
2026年5月2日(土)14:00~(開場13:30)
[会 場]
静岡市美術館 多目的室
※簡易の映像設備での上映になります。
[参 加 料]
700円(チケット制)
※4月7日(火)10:30より静岡市美術館受付にて販売(1人2枚まで。定員になり次第販売終了)
※整理券の番号は入場の順番ではありません
[定 員]
60名
[企画協力]
㈱サールナートホール
■5月2日(土)14:00~(開場13:30)
『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』
(ニルス・タヴェルニエ監督/2018年/フランス/105分)

(C)2017 Fechner Films – Fechner BE – SND – Groupe M6 – FINACCURATE –
Auvergne-Rhone-Alpes Cinema
ピカソもオマージュした奇想の宮殿!
33年間を費やし、たった一人で築きあげた理想宮。
19世紀末、フランス南東部の村オートリーヴ。日々、村から村へと手紙を配り歩く郵便配達員シュヴァルは、新しい配達先で未亡人フィロメーヌと運命の出会いを果たす。結婚したふたりの間には娘が誕生したが、寡黙で人付き合いの苦手な彼は、その幼い生命とどう接したらいいのか戸惑っていた。ある日、配達の途中で石につまずいた彼は、その石の奇妙な形に心奪われ、石を積み上げて壮大な宮殿を作り上げるという奇想天外な挑戦を思いつく。そしてそれは同時に、不器用な彼なりの、娘アリスへの愛情表現でもあった。村人たちに変人扱いを受けながらも、作りかけの宮殿を遊び場に育っていくアリスとともに、シュヴァルの幸せな生活は続いて行くかに見えた。しかし、過酷な運命が容赦なく彼に襲い掛かるのであった…。