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ピーター・バラカンの「音を見る。アートを聴く。」
第5回「現代音楽をあそぶ」
ブロードキャスターとして活躍中のピーター・バラカン氏を案内役に迎え、
美術と音楽の基底にある、人が「アートする」という行為はどのようなものか?
この素朴な問いを、毎回様々なジャンルをとおして考えます。
「現代音楽」は難解なものと思われがちですが、 私たちが普段耳にしているポピュラーミュージックやロックの中にも、 現代音楽の方法を生かした作品を聴くことができます。
それらの音楽を耳にした私たちは、決して難解なものとして捉えていません。 本来あるべき音楽の姿としての「楽しさ」を、 現代音楽の中にも見ることができるのではないでしょうか。
今回は、キーボード奏者、作曲家、映像作家、フォトグラファー、ライトペインティング作家等、多方面で活躍中のモーガン・フィッシャー氏をゲストに迎え、 バラカン氏と現代音楽について語っていただきます。
また、2月28日より当館多目的室で開催する「ジョン・ケージ版画展―偶然の詩学―」にちなんで、 没後20年を迎えたジョン・ケージの音楽についてもお二人にお話しいただきます。
※モーガン・フィッシャー氏秘蔵の、珍しい楽器も演奏!フィッシャー氏の貴重な楽器コレクションの中から、シンセサイザーの原型ともいうべき「Triadex Muse」もご紹介します。
モーガン・フィッシャー(サウンドペインター/ライトペインター)
1950年ロンドン生まれ。1973年から1976年まで、デヴィッド・ボウイがプローデュースを手がけた「モット・ザ・フープル」でキーボードを担当。1980年、ジャンルを問わず様々なアーティストに「一分以内の楽曲を」と依頼し制作したユニークなアルバム「ミニチュアーズ」をリリース。
ロバート・ワイアット、マイケル・ナイマン、ギャヴィン・ブライアーズ、ペンギンカフェ・オーケストラなどが参加。続編は2000年にリリース。
1982年のクイーン・ヨーロッパツアーに参加し、1985年には日本に移住、環境音楽と即興音楽の作曲に専念する。
以後、テレビコマーシャルの音楽ライターとして活躍する一方で、世界的に有名なミュージシャンへの楽曲提供なども行う。
オノ・ヨーコ、細野晴臣など日本を代表するアーティストとも共演。キーボード奏者としてだけではなく、作曲家、映像作家、プロデューサー、フォトグラファー、またライトペインティング作家として多彩な活動を続けている。
楽器:Triadex Muse
日 時 : 2月26日(日)15:00~17:00(開場14:30)
案内役 : ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
ゲスト : モーガン・フィッシャー(サウンドペインター/ライトペインター)
会 場 : 静岡市美術館 多目的室
対 象 : どなたでも100名
参 加 費 : 500円
申 込 : HP申込フォームまたは往復はがきにてお申込み下さい。 【2月14日(火)必着。応募者多数の場合は抽選】
<往復はがきでのお申込み方法>
※返信用はがきに宛先をご記入下さい。
① 催事名、催事日
② 氏名(参加人数分)
③ 年齢
④ 住所(郵便番号から)
⑤ 電話番号
をご記入の上、
【〒420-0852 静岡市葵区紺屋町17‐1 葵タワー3階 静岡市美術館】へお送り下さい。
(※1件につき2名様までお申込み頂けます)
※申込は締切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。