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エレーヌ・ジュグラリスと羽衣

★シズオカ×カンヌウィーク2013 連動企画★

 

エレーヌ・ジュグラリス(1916-1951)は、日本の能と巡り合い、能楽と日本文化の研究に全精力を傾けたフランスのダンサーです。

彼女は能の研究のなかで知った「羽衣伝説」に感銘を受け、「羽衣」という作品を発表し、羽衣伝説の舞台である三保の松原を訪れることを夢見ていました。

しかし病に侵され、1951年、35歳という若さでパリで没しました。

彼女の遺徳を偲び、1952年に三保の松原に「エレーヌの碑(羽衣の碑)」という記念碑が建立されました。

この除幕式で上演された「羽衣」は、現在でも「三保薪能」として受け継がれています。

 

静岡市美術館では、シズオカ×カンヌウィーク連動企画として、記念碑除幕式を撮影した映像(モノクロ・6分25秒)と、エレーヌ・ジュグラリスに関するパネルを展示します。

 

 

会  期 : 2013年5月14日(火)-5月26日(日)

 

会  場 : 静岡市美術館 エントランスホール

 

観 覧 料 : 無料