さまざまな映画を上映する「Shizubiシネマアワー」。

9回目は、誕生から110年を経てカラー復刻された、映画の魔術師ジョルジュ・メリエスの名作『月世界旅行』（約16分）と、メリエスの成功と挫折の人生を、彼が生きた時代背景とともに追ったドキュメンタリー『メリエスの素晴らしき映画魔術』（63分）の2作品を同時上映します。

世界で初めての職業映画監督となった"映画の父"メリエスは、独自のイマジネーションやテクニックを駆使して、映画史上初となる表現を多く生み出しました。『月世界旅行』は、動く写真に過ぎなかった「映画」に、複数のシーンを積み重ねて物語性を持たせるという画期的手法を導入し、それまで小説やイラストでしか表現されていなかった世界を映像化したことで、ＳＦ映画の起源とも言われています。
また、上映とあわせて、静岡シネ・ギャラリーで使われていた映写機の一部を美術館でご覧いただけます。映画草創期に活躍したメリエスと、近年姿を消しつつあるフィルム映写機。この機会に映画の原点に触れてみませんか。

 

 

［日　　時］

12月23日(月・祝)　14:00～16:00　（開場13:30～）

※上映時間は79分です

 
［会　　場］

静岡市美術館　多目的室

 

［定　　員］

70名

 

 

［参 加 料］

500円

11月26日（火）より静岡市美術館受付にて販売開始

（定員になり次第販売終了）

 

［企画協力］

（株）サールナートホール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『月世界旅行』　

ジョルジュ・メリエス監督

（1902/2010年　フランス　15分30秒）

(C)Steamboat Films-Lobster Films-2011

 

映画の魔術師・メリエスの名作。誕生から110年、幻のカラー版を復元！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『メリエスの素晴らしき映画魔術』

セルジュ・ブルンバーグ/エリック・ランジ監督

（2011年　フランス　63分）

(C)2011 Lobster Films-Fondation Groupama Gan-Fondation Technicolor

 

想像力と斬新な手法で時代の寵児となったメリエスの生涯と、

幻のカラーフィルム修復に迫るドキュメンタリー。

トム・ハンクス、ミシェル・ゴンドリーらのインタビューも収録！