イベントアーカイブ

静岡音楽館AOI×静岡科学館る・く・る×静岡市美術館 三館共同事業
「レオナルド・ダ・ヴィンチと音楽」

※このコンサートチケットの半券を受付でご提示頂くと、開館1周年記念展〈Ⅱ〉「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展が団体料金でご覧いただけます。

 

日  時 : 11月22日(火) 19:00開演 (18:30開場)

 

会  場 : 静岡市美術館 多目的室

定  員 : 全席自由 120名(入場はチケットの整理番号順)

料  金 : 2,000円


チケット販売 : 10月1日(土)10:00から、チケットぴあにて発売。【Pコード:141-944 】(先着順)

出  演 / アントネッロ:彌勒忠史(カウンターテナー)、濱田芳通(リコーダー、コルネット)、 
        なかやまはるみ(リラ・ダ・ブラッチョ)、西山まりえ(ルネサンス・ハープ)、

        石川かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)

曲  目 / L.ダ・ヴィンチ   : 愛は喜びを与えてくれるが、同時に痛みをももたらしてくれる
        B.トロンボンチーノ: それゆえ、私は涙した
        P.スコット     : ラララ、ヤギの首がはねられた
        J.デ・プレ     : スカラメッラは戦争に行く 
                     ほか


協  力 : 静岡音楽館AOI

 

 

 

アントネッロ
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1994年の結成以来、アントネッロは「作品が生まれた時のスピリット」を大切に、躍動感、生命力が備わった、音楽の持つ根源的な魅力を明らかにする。これまでリリースされたCDは、いずれも「朝日新聞視聴室」、「レコード芸術」誌など各メディアから常に最先端の古楽グループとして高い評価を受ける。

また、海外からの注目も高く、イタリアのシンフォニア・レーベルやスウェーデンのビス・レーベルからもCDをリリースし、いずれもフランス「ディアパソン」誌で5つ星を獲得する他、フランス「レペルトワール」誌推薦盤、イタリア「MUSICA」誌最優秀推薦盤などに選ばれるなど、全ヨーロッパに渡って絶賛された(「彼らの演奏法は今後流行(モード)となるだろう」仏「レペルトワール」誌、「日本から発信される新しい古楽の潮流」仏「ディアパソン」誌)。2005年、古楽器奏者およびアンサンブルとしては初の「ホテルオークラ音楽賞」を受賞。2006年より自主レーベル「アントネッロ・モード」を始動、リリースするCDはいずれもレコード芸術誌特選盤となるなど高く評価されていると同時に、クラシック音楽の既成概念の枠を超えて純粋に「音楽性」を求めるその企画・作品は、音楽雑誌のみならずさまざまなメディアでも数多く取り上げられ、クラシック・ファン層以外からも注目と共感を集めている。
http://www.anthonello.com

 

 

濱田芳通 Yoshimichi Hamada(リコーダー、コルネット)

 

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我が国初の私立音楽大学、東洋音楽大学(現・東京音楽大学)の創立者を曾々父に持ち、音楽一家の4代目として東京に生まれる。桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生としてバーゼル・スコラ・カントールムに留学。コンチェルト・パラティーノ、アンサンブル≪PAN≫、アンサンブル≪ラ・フェニーチェ≫のコンサート及び録音に参加するなど、ヨーロッパ各地で活躍。また、映画「利休」及びアニメ「耳をすませば」「テガミバチ」の音楽、大河ドラマ「信長」「秀吉」に出演するなど、知られざるバロック以前の音楽や楽器を広めるべく、幅広い活動を行っている。東京藝術大学リコーダー科講師を歴任。古楽アンサンブル「アントネッロ」主宰。

 

 

 

 

 

石川かおり Kaori Ishikawa(ヴィオラ・ダ・ガンバ)


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山梨大学教育学部在学中、故・大橋敏成氏の指導のもとにヴィオラ・ダ・ガンバを始める。同大学卒業後、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。ヴィオラ・ダ・ガンバをジョルディ・サヴァール、パオロ・パンドルフォ、平尾雅子、フィーデルをランダル・クック、アンサンブルをクリストフ・コワン、ホプキンソン・スミス、コンラート・シュタイマンの各氏に師事。通奏低音奏者及びソリストとして活躍中。2009年7月、アントネッロ・モード・レーベルよりCD「ユーモラス・トビー~ヒューム大尉のガンバ曲集」をリリース。

 

 

 

 

 

 

 

西山まりえ Marie Nishiyama(チェンバロ、ヒストリカル・ハープ)


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東京音楽大学ピアノ科卒業。同大学研究科チェンバロ科修了。イタリア、ミラノの市立音楽院、スイス、バーゼルのスコラ・カントールムに留学。チェンバロとハープの両方を操るソリストとして、またアンサンブル奏者として日本各地の音楽祭のみならずヨーロッパの古楽祭にも招聘されるなど、国際的に活躍中。古楽器を奏でる上では、バッハやそれ以前の作曲家たちがそうであったように、即興演奏を音楽の重要な要素としてとらえ、ジャズピアニストなどとの共演を通じて、内面から溢れ出るさまざまな感情の一期一会の表現を追求している。現在、敬愛するバッハのチェンバロ作品の全曲録音プロジェクトが進行中。また、邦人としては類のないヒストリカル・ハープ奏者としても、演奏や録音活動、後進の指導にもあたっている。