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Shizubiシネマアワー vol.15
「印象派の画家-ルノワールとモリゾ」

「Shizubiシネマアワー」は美術館ならではのセレクトで、さまざまな映画を上映するシリーズです。

第15回目は、フランス印象派の画家ルノワール(1841-1919)とモリゾ(1841-1895)の伝記映画2本を紹介します。

 

[日  時]

2015年10月17日(土)、18日(日)

いずれも14:00~(開場 13:30)

 

[会  場]

静岡市美術館 多目的室

<p※簡易の映像設備での上映になります。

 

[参 加 料]

参加料:500円(チケット制)

※9月5日(土)より静岡市美術館受付にて販売(定員になり次第販売終了)

 

[定  員]

70名

 

[企画協力]

㈱サールナートホール

 

 

■10月17日(土) 14:00~

『ルノワール 陽だまりの裸婦

renoir_main.jpg

(ジル・ブルドス監督 2012年 フランス 111分 PG12)

ⓒP2012 FIDELITE FILMS / WILD BUNCH /
MARS FILMS / FRANCE 2 CINEMA

Photo: Jean-Marie Leroy

 
ルノワールの晩年の傑作《浴女たち》に秘められた物語とは
リウマチが悪化し満足に絵筆が握れなくなったルノワール(ミシェル・ブーケ)は、南仏カーニュに拠点を据えた。1915年には最愛の妻を亡くし、さらに息子ジャン(ヴァンサン・ロティエ)が戦地で負傷したという知らせも届き、失意のどん底にいた。しかしある日、彼の前に美しい娘アンドレ(クリスタ・テレ)が現れる。光を纏ったような彼女は溢れんばかりの生命力と輝くような美しさをたたえ、ルノワールに画家としての活力を吹き込む。ルノワールはアンドレを最後のモデルに、晩年の最高傑作と言われることになる《浴女たち》の創作を始めた。

 

 

■10月18日(土) 14:00~

『画家モリゾ マネの描いた美女 名画に隠された秘密

画家モリゾ、マネの描いた美女■サブ1.JPG

(カロリーヌ・シャンプティエ監督 2012年 フランス 105分)

ⓒK'ien Productions - 2012Reserved.

  
没後120周年。印象派随一の女性画家はマネに描かれたモデルでもあった。
パリ16区のサロンに出品していた女性画家ベルト・モリゾ(マリーヌ・デルテリム)は、ルーヴル美術館で姉と摸写をしている時、既に美術界では名をなしていたマネ(マリック・ジディ)と出会う。マネにモデルを依頼されたモリゾは、彼のアトリエに通うことになる。女性は家庭に入るものという時代、画家を目指すモリゾは数々の苦難に悩まされる。戦争も始まり、時代に翻弄されながらも、モリゾは夢を追い続ける。
※静岡シネギャラリーでは9/19(土)~10/2(金)の上映