2012年05月20日タワー制作はじまりました! [日詰明男 フィボナッチタワーをつくろう!]

こんにちは。学芸課のAです。

みなさま、この週末はどこかお出かけになりましたか?天候に恵まれた、気持ちの良い日でしたね。

美術館では、この週末に新しいイベント「日詰明男 フィボナッチタワーをつくろう!」がスタートしました。

これは、6/23(土)から8/19(日)まで開催する夏の展覧会「七夕の美術-日本近世・近代の美術工芸にみる」展の関連事業として、川根本町在住の造形作家、日詰明男(ひづめあきお)さんをお呼びし、実施するものです。

日詰明男さんHP

http://www.starcage.org/japaneseindex.html

 

内容は、28名の一般のボランティアの方とともに、竹を使って、約8mのタワーを、葵タワー1階の国道側ロビーに8日間で作る、というもの。

・・・いまちょっとサラッと言いましたが。

くりかえしますね。8mの竹のタワーです。

気になりませんか・・・?

さっそくご報告です!

 

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この方が日詰さん。

植物の葉の付き方や、惑星の運行など、自然界に存在する不思議な比率「黄金比」をテーマに、造形作品や音楽を制作されています。

イベント初日となる19日(土)は、午前中、事前説明会が行われました。

日詰さんから参加者のみなさまに、今回のイベントのことや、日詰さんが研究している「黄金比」のこと、ご自身の作品のことなどなど・・・約2時間に及ぶ、熱の入ったレクチャーでした。

午後は、作業現場となる「石上木材竹材店」さんに移動。

素材である長い竹の切り出しと、タワーを組み立てる際に、竹と竹をつなぐための「杭」の制作にかかりました。

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まずは、竹林から切り出したままの、竹の根元を切って、かたちを整えます。

 

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太さごとに仕分け。

 

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みんなで頑張ります!

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この竹の量。そしてこの長さ!

これをタワーの部材用に、一本一本カットしていきます。

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全部で約140本に切り分け。

ミリ単位で長さを調整するため、慎重に採寸。(黒のキャップの男性が日詰さん)

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切るときは思い切ってカット!

みなさん、みるみるうちにノコギリの使い方が上手くなっていました。

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竹の杭もみんなで作りました。

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制作予定数は300本!ガンガンつくります!

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そんななか、石上さんちをブタくんが訪問。

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・・・かわいかったです。

仕事を忘れてたわむれるみんな。ブタくんは食欲旺盛でした。

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あんなに長かった竹が、作業終了時刻にはこんなかたちに。

(これはほんの一部。20日の午前中に全て切り終えました)

 

19日、20日と、非常に多くのスタッフの方にご参加いただいたおかげで、とてもスムーズに

作業を行うことができました。

これからは、作業現場を美術館に移動し、切り出した竹に穴を開けていく作業となります。

進捗、随時レポートしていきます!

 

最後に。

このタワー、どんな姿になると思いますか?

予告の意味も込めて、ちょっとだけ紹介です。

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6/3(日)に完成予定です!

みなさま、こうご期待。

 

(R.A)