2025年01月21日【ワークショップレポート】新年を彩る和綴じ本をつくろう

1/13(月・祝)に、暦とあそぶワークショップ vol.27「新年を彩る和綴じ本をつくろう」(午前の部・午後の部)を開催しました。

祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする暦とあそぶワークショップシリーズの第27弾。
今回は新年にあわせ、和綴じ本(仕上がりA5サイズ・1人2冊)を手づくりしました。

和綴じ本(和装本)は、中国から伝来し、日本で古くから行われている装幀方法による本。
今回は和紙、でんぷんのり、麻糸、こよりといった素材を用い、「四つ目綴じ」という基本的な綴じ方で制作しました。

表紙と裏表紙のほか、見返し、角布(本の背の角を包む布。今回は和紙を使用)も自分の好きな色を選びます。


表紙には、一枚一枚丁寧に染められた友禅和紙を使いました。


目打ちで穴をあけ、こよりを使って本文用の紙と見返しを束ね、角布を貼り付けます。


表紙と見返しの端を糊付けし、麻糸で綴じていきます。


今回は小学生から大人の方までご参加いただきました。

裁縫の経験が少ない子どもたちも、手順書を見ながら、針と糸での綴じ作業に挑戦しました。


完成!


静岡市美術館では年間を通して様々なワークショップを開催しています。

今後のイベントの最新情報は当館HP内「これからのイベント」をご覧ください。

 

(m.o)