2025年03月25日【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(「北欧の神秘」展)

3/20(木・祝)にしずびチビッこプログラム(「北欧の神秘」展)を開催しました。
しずびチビッこプログラムは小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「北欧の神秘」展)をご覧いただきます。

今回は2歳から6歳の子どもたちが、出品作品を立体的に表した紙のジオラマ、「立版古(たてばんこ)」づくりに挑戦しました。

はじめに展覧会出品作品をモニターで鑑賞。
絵を観てなにか発見したことはあるかな?の問いかけに、次々と元気な手が挙がります。


「プリンセスみたいな人がいる」「波があるよ」「お月さまがある!」
などなど、子どもたちの知っているものを連想しながら、たくさん答えてくれました。

鑑賞した作品のなかから、今回はエドヴァルド・ムンク《フィヨルドの冬》を立版古にしていきます。


立版古とは、江戸時代後期に生まれた「おもちゃ絵」の一種です。
「版古」とは錦絵(多色摺りの浮世絵)のこと。
名前のとおり”立てる錦絵”として、錦絵を切って組み立ててつくられました。

絵をよく見て、前景・中景・後景に分けて作品をカットしていきます。

まずはどこで切るか、下書きしてイメージ。


はさみで切っていきます。


箱の中に各パーツを配置して両面テープで貼りつけ、額ぶちを取りつけて仕上げます。


完成!


 

「しずびチビッこプログラム」は今後も各展覧会にあわせ開催予定です。

そのほか、今後のイベントの最新情報は当館HP内「これからのイベント」をご覧ください。

(m.o)