2011年04月26日ハンス・コパー展 はじまりました!
「ハンス・コパー展-20世紀陶芸の革新」が始まり、
早2週間が経ちました。
更新が遅くなってすみません…。
この展覧会は、イギリスを代表する陶芸家ハンス・コパー(1920-1981)
の生涯と芸術を紹介する、日本で初めての回顧展です。
→展覧会の詳しい内容はHPをご覧ください。
今日は会場の様子を少しだけご紹介します。
「陶芸作品って鑑賞するのが難しい…目利きのある人にしかわからない世界かも…?」
と思っていた私ですが、
コパーの作品を初めて観たとき、一つ一つの完成度の高さや
その彫刻的な佇まいに震えるほど感動してしまいました。
そして、何度観ても飽き足りない、そのフォルムの美しさも必見です。
揺らぎのない形は、陶芸の美を追い求めたコパーの美意識の結晶ともいえますが、
決して無機質なわけではありません。
今回は、さまざまな角度から作品をご覧頂けるように展示してますので、
是非会場で本物をご覧いただければと思います。
この展覧会で初めて、コパーの作品と出会うお客様も多いかと思います。
ゆっくりと、コパーの作品を堪能してください
↑こちら、展示室のなかで一番のオススメの場所です。
真ん中の椅子に座ってコパーの作品に包まれてみてください。
この展覧会、日本国内を巡回し、当館が最後の会場になります。
コパーの作品をこれだけまとめて見られるのは、めったにない貴重な機会です。
コパーが陶芸をはじめるきっかけとなった
ルーシー・リーの作品も約20点展示されています。
6月26日(日)まで開催しております。是非ご来館ください!
(a.i)