2011年06月09日「親子で陶芸!~土を焼くと、ちがうものになーる~」
去る5月5日(木・祝)、現在開催中の「ハンス・コパー展‐20世紀陶芸の革新」の関連イベント「親子で陶芸!~土を焼くと、ちがうものになーる~」を開催しました。
講師は静岡市清水区在住の陶作家、本原玲子さん。
このイベントは小学生とその保護者を対象とした陶芸入門ワークショップで、こどもの日の記念に!と7組15名の親子にご参加頂きました。
冒頭、本原さんが静岡市内の山で土を採取して成型し焼成、器が完成するまでを収めた映像を流しました。子ども達はもちろん、お母さん達も、身近なところにある土を使って器ができることに興味深々の様子でした。
さて、制作するものは、器の基本のカタチ、”植木鉢”です!
まずは土台から。粘土板をめん棒で平らにして、竹ヘラでまるーくカットして…
粘土をヒモの様にながーくのばして、丸く積み上げていきます。
随分高く積み上がりました!
木しゃもじ登場! パンパン叩いて、カタチを変形させます。
出来あがった”鉢”を飾り付けてきます。
粘土板からカタチをくり抜いて、粘土を液状にした”どべ”をつけて、貼り付けて…
休憩もかね、開催中のハンス・コパー展を皆で鑑賞。
リフレッシュした所で、仕上げの下絵具を塗っていきます。
どんな風に仕上がるか、焼き上がるまでのお楽しみです!
ワークショップ中、みんな作業に没頭する姿が印象的でした。
お母さん方も、自分の作品づくりに夢中!子どもが話しかけてもちょっと上の空(笑)?
「親子で作品の雰囲気が似ますね~」と講師の本原さん。
やっぱり親子、作品たちにも見えない絆が…^^
後日、本原さんの工房で焼いて頂いた作品たち。みな無傷で灼熱をくぐり抜けました。
どれも個性豊かな”植木鉢”です。
参加者の皆さんには作品と共に、土と植物の種をお渡ししました。
どんな植物が育つか、楽しみですね!
(s.m)