2011年07月09日“しずび”に”チビッこ”集まる!
「没後150年 歌川国芳展」、本日無事、オープンいたしました!
初日より、たくさんのお客様にご来館頂いており、大盛況です!!
展覧会については、また、展覧会担当よりたっぷりとご紹介させて頂きますね!!!
さて!去る「ハンス・コパー展」の最終日6月26日(日)、”しずび”にたくさんの”チビッこ”たちが集まりました。
題して『しずびチビッこプログラム』。
これは、2歳~未就学児を対象とした90分間のアートプログラムです。併せて、保護者の皆さまには、展覧会を鑑賞して頂くというものです。
当日は午前・午後と2回実施。合計22人の子ども達が参加してくれました。
会場は当館ワークショップ室。
すっかりチビッこ仕様で、何だか楽しい雰囲気^^!
『ニョロ』さんが子ども達をお出迎えします!
お父さん、お母さんと離れるのがちょっぴり寂しい子ども達も、『ニョロ』さんのお陰ですっかり笑顔。
ファスナーでつながる『ニョロ』さんをみんなで完成させて、気持ちもほぐれたところで、いよいよアートプログラムに入ります。
プログラムは開催中のコパー展に関連した「粘土遊び」を行います。
まずは、かるーい紙粘土をつかって、カタチ遊び!
いろんな型でくり抜いて、いろんな道具を使って、メダルやブローチ、動物をつくります。
好きな水彩絵の具を選んで、粘土に練り込んで・・・
色が変わった-!!と大はしゃぎ。
とっても真剣な表情^^
元気いっぱい^^
紙粘土あそびはいったん終了。次はいよいよ展覧会に踏み込んだ内容に入ります。
「合接」の手法で数々の陶芸作品を制作したコパー。それを感じてもらうためのパズル遊びです。
あっという間にパズルを完成させた子ども達に聞きます。
「何にみえるかな?」
「おちゃわん!」
「こうすいのびん!」
実は、担当はどうなるかな~とドキドキしていたのですが、一見すると何なのか分かりづらいコパーの作品を、”陶芸作品”で、何かを入れる”容器”であることがわかるんですね。
小さい子ども達も、ちゃんと鑑賞ができる!と実感できたうれしい瞬間でした。
合わせてルーシー・リーのボタンカードを見せ、すきな形をひとつ、えらぶあそびも行いました。
「ぎょうざみたいなかたち!」なんて意見もありましたよ♪
そして、いよいよメインのお父さん、お母さんへのプレゼントづくり。
オーブン粘土をつかって、ブローチやボタンなどをつくります。
先ほどの型抜きや道具をつかって、いろいろな形が出来上がりました。
最後まで、楽しく、集中して充実した90分を過ごした子ども達。
『ニョロ』さんともすっかり仲良し。みんなの人気者になりました。
この「しずびチビッこプログラム」は、今後も、展覧会毎に1日、実施する予定です。
次回は「没後150年 歌川国芳展」会期中、7/17日(日)に実施します!
(s.m)