2012年07月25日天の川の写真が届きました☆
「七夕の美術」展に合わせ、美術館のエントランスホールに出現した「羽衣天の川」。
これを見学した静岡市立安東中学校芸術部の皆さんが、学校に天の川を作ってくれたそうです!
中学校の美術室前の廊下だとのこと。
細長い廊下の形を生かした天の川、とてもきれいです。
天の川の星となっているのは、造形作家・日詰明男さんの考案した幾何学模型、トルネード。
黄金比を応用して作られた図形を、カッターで丁寧に切り抜いて立体を作ります。
↓これが切り抜く前の姿。
↓切り抜いて折り目をつけるとこうなります。
作ってくださった皆さんの感想は…
「切るところと切らないところの幅が小さくて、めげそうになったことは
何度もあり、大変でした。でも完成したときは充実感でいっぱいでした。
一度でいいから自分が作った天の川を織り姫になって渡ってみたいです。」
「みんなの思いが集まってできた天の川みたいな天井は、
とってもステキで、ずっと見ていたくなります。」
とのこと。
本当に素敵ですね!安東中芸術部の皆さん、ありがとうございました!!
さて、「七夕の美術」も後期展示となり一部の作品が入れ替わりました。
伊東深水の《銀河祭り》(東京藝術大学蔵)をはじめ見逃せない作品が新たに加わっています。
展覧会は8月19日(日)まで。ぜひお見逃しなく!
(k.y.)