2013年01月13日2/3(日)節分ワークショップ参加者募集中!
皆さん、7日の七草粥、11日の鏡開き、しましたか?
私たちの生活の中から生まれた年中行事や暦には、先人の知恵が詰まっています。
例えば、七草粥は1年の無病息災を祈るために食べますが、
ビタミンが豊富な七草は、実際にお正月休みの
食べ過ぎ、飲み過ぎで疲れた胃を休ませてくれます。
さて、今日は2月3日(日)に開催する
暦とあそぶワークショップ vol.2
「節分だ!鬼のお面をつくろう」のお知らせです。
(対象:小学生20名)
祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする
暦とあそぶワークショップシリーズの第2弾。
今回はタイトルのとおり、鬼のお面をつくります!
節分と言えば…
「鬼はーそと!福はーうち!」
…なんと言っても豆まきですよね。
この豆まきは、季節の変わり目に生じると言われる邪気を追い払うことが目的です。
そして豆まきと言えば…鬼!
…そもそも鬼って何なのでしょう?
地獄の鬼、鬼が島、鬼退治、
身のまわりのものが鬼になる「百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)」、
それに、風神、雷神も広い意味では鬼の一種です。
そして誰もが一度はしたことのある鬼ごっこ。
各地のお祭りで使われる鬼のお面、等々…
鬼にまつわるお話や絵、そしてお面は、古来より日本各地に存在します。
今回は、このさまざまな鬼の絵やお面などを鑑賞した後、
オリジナルの鬼のお面をつくります!
最近ではスーパーなどで、豆と鬼のお面がセットで売られていますが、
今年は鬼のお面、一緒に作ってみませんか?
鬼の顔、実はこんな特徴があるんです。
目は月のようにキラキラ!
口は大きく、耳まで裂けているものも!
座布団のように大きい顔…猿や牛、馬に似ているものも。
動物のきばをつけ、舌は炎のよう。そして牛の角!
これは、いろいろな鳥や獣の体から、とくに強くて怖そうな部分を借りてきて
つなぎ合せているのだとも言われています。
(参考文献:大西廣『鬼が出た』たくさんのふしぎ傑作集 福音館書店)
今年の節分は、手作りのお面で豆まきをしましょう!
※参加者のご家族は16:00に美術館へお越しください。
完成した鬼のお面をつけて、豆まきをします!
ワークショップの詳細、お申し込みはこちら!
ただ今申込受付中です!(1/25(金)締切)
(m.y)