2014年01月29日スライドトーク「シャガールでめぐる聖書の世界」第1回を開催しました。

静岡市美術館で開催中のシャガール展では、画家の後半生にスポットをあてています。
本展第2章『精神の光―祈りの造形』では、聖書などの晩年のシャガールを支えたテーマを、ステンドグラスの最終試作品、また宗教的主題の油彩画や聖書シリーズにより紹介しています。

 

とはいえ、聖書の世界は、なかなか馴染みがないかもしれません。

 

そこで関連イベントとして、学芸員によるスライドトーク「シャガールでめぐる聖書の世界」(全3回)を企画しました。
シャガール作品に表された聖書の物語を、毎回テーマをかえて学芸員が解説します。
イベント情報はこちら→学芸員によるスライドトーク「シャガールでめぐる聖書の世界」

 

 

1月25日(土)に開催したスライドトークの第1回目では、
「創世記(天地創造、エデンの園、楽園追放、ノアの方舟・・・)」のいくつかの場面を、シャガールの作品とともにご紹介しました。

 

参加者のみなさんからは、
「作品を見るポイントがわかった」、「聖書の歴史、作品との関係が面白かった」
「絵に込められたシャガールの思いを知ることができた」
というご感想をいただきました。
また、展覧会をみる前に予習がてら参加したという方も多くいらっしゃいました。

 

次回以降の予定も、ちょっとお知らせしますね。

 

第2回:2月15日(土)
「創世記」(ヤコブの息子たち)
「出エジプト記」(モーセ)

 

第3回:3月15日(土)
「サムエル記」(ダヴィデ)
「雅歌」
イスラエルの預言者たち

(※内容は変更になる可能性があります)

 

各回参加無料、申込不要です。お気軽にご参加ください。

 

シャガール展_スライドトーク①.JPG


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