2014年11月08日【国宝・久能山東照宮展】フォトモワークショップのご報告&作品展のお知らせ
「国宝・久能山東照宮展 家康と静岡ゆかりの名宝」では、様々な関連イベントを実施しています。
今回のブログは、美術家・写真家の糸崎公朗さんを講師に迎えた、フォトモワークショップのご報告です。
糸崎さんを講師としてお招きするのは、実は2回目です。
前回は静岡市美術館が開館したばかりの年。ワークショップ「フォトモで作ろう!静岡の街」を行いました。
■過去のワークショップの様子■
今回は、展覧会「国宝・久能山東照宮展」にあわせて開催しました。
久能山350年祭当時の絵葉書や古写真などを題材に、フォトモ(フォト+モデルの造語)と呼ばれる、写真を切り貼りして、懐かしい静岡の町並みを立体的に再現した作品を作りました。
静岡市美術館では、子ども編(小・中学生対象)として、ワークショップ「フォトモで作ろう 静岡の街「いま」「むかし」」を開催。
10月5日(日)、10月13日(月・祝)の2日間にかけて行いました。
1日目は、『むかし』編。
「国宝・久能山東照宮展」を鑑賞したあと、静岡の古い写真や絵はがきなどを使って、復元フォトモ(古写真をもとに街並みを再現するフォトモ)をつくりました。
糸崎さんの自己紹介と、フォトモのお話。
展示室で、学芸員の解説を聞きながら国宝・久能山東照宮展を鑑賞。
糸崎さんのフォトモ作品も展示されています。「どうやって作ったの?」と、質問も。
ワークショップ室に戻って、フォトモ制作へ。
各自、気に入った古写真や絵葉書を選び、モチーフを決めます。
糸崎さんに教えてもらいながら・・・
切って、貼って・・・
立体的に・・・なってきた!
完成!
2日目は、『いま』編。
静岡市美術館周辺を散策し、自分で撮影した写真を素材にフォトモを作成しました。
この日はなんと台風が接近していて…。雨が弱まっているうちに、美術館周辺を撮影!
美術館のお隣にある浮月楼さんや、紺屋町商店街、美術館館内でも撮影しました。
ワークショップ室に戻り、撮影した写真を選び、プリントアウトします。
1日目と同じ要領で、切って、貼って…。自分自身の写真も取り入れて・・・。
糸崎さんに教えてもらったり、参加者どうしで助言しあったり!
完成!
最後は、糸崎さんに一作品ずつ講評いただきました。
自分の写真などさまざまなパーツを自由にレイアウトし、自分だけの箱庭のような世界ができあがりました!
また、静岡市南部生涯学習センターでは、10月2日(木)、10月9日(木)に、大人編として「フォトモで復元!むかしの静岡」を開催しました。
1日目は南部生涯学習センターでフォトモを制作、2日目は静岡市美術館で展覧会を鑑賞しました。
現在、葵タワー1階エントランスで、南部生涯学習センターで制作した受講者のフォトモ作品を展示しています。
11月16日(日)までの展示です。
静岡市美術館へお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
静岡市南部生涯学習センター×静岡市美術館 連携事業
「フォトモで復元!むかしの静岡」作品展
平成26年10月2日(木)~11月16日(日)
講師:糸崎 公朗 氏(美術家・写真家)
場所:葵タワー1階エントランス (静岡市葵区紺屋町17-1)
主催:静岡市南部生涯学習センター・静岡市美術館
協賛:葵タワー管理組合法人
(c.o)