2015年05月28日次回展「青磁のいま」 チラシもキラキラしています!

現在開催中の「大原美術館展 名画への旅」会期も、いよいよ残り数日となりました。

静岡市美術館開館5周年記念展の第一弾…みなさま、ご覧いただけましたでしょうか。

大原美術館展に続く、開館5周年記念の第二弾は

「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」(会期:6月13日(土)~8月16日(日))

中国に起源を持つ、青緑色を基調とする美しい釉色のやきもの”青磁”。

展覧会では、日本に伝わった中国・南宋時代(12~13世紀)の官窯や龍泉窯の名品から、

古陶磁の再現に心を砕き、次第に独自の青磁を作り出した板谷波山や岡部嶺男など近代の作家、

人間国宝の中島宏をはじめとする現代作家の最新作まで、約120点を一堂に展示します。

南宋時代の古陶磁を起点に、近代、現代までの青磁を通史的に3章立てで紹介する、これまでにない切り口の展覧会です。

こちらが展覧会のチラシです。

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画像ではわかりませんが、印刷されたチラシには光沢があり、青磁の釉薬のようなツヤツヤとした質感をしています。

出品作品をかたどったオリジナルフライヤー(ミニちらし)もあります!

ツイッター.JPG

左:《青磁鳳凰耳瓶(せいじほうおうみみへい)》 龍泉窯 中国・南宋時代 13世紀

読んで字の如く…鳳凰を象った耳付きの花器。

形がとってもユニークです。このフライヤーが一番人気!


中央:岡部嶺男《翠青瓷大盌(すいせいじおおわん)》1968年

「貫入(かんにゅう)」という表面のひびも、青磁の見どころのひとつ。

また、展覧会ポスターやチラシの四辺の枠線は、この作品の縁の色からとりました。


右:板谷波山《霙青磁牡丹彫文花瓶(みぞれせいじぼたんちょうもんかびん)》

大きな牡丹の花が彫られています。

東京美術学校で彫刻を学んだ波山ならではの技術と表現!

フライヤーの裏面には、各作品の解説文が載っています。

隅々まで、じっくりご覧ください。

チラシ・フライヤーは、静岡市美術館ほか、市内の文化施設・飲食店等で配布しています。

ぜひ、手に取ってみてくださいね。

(c.o)

「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」

会期:6月13日(土)~8月16日(日)

観覧料:一般1000(800)円、大高生・70歳以上700(500)円、中学生以下無料

*( )内は前売りおよび当日に限り20名以上の団体料金

*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料

※お得な前売り券は、6月12日(金)までの販売です※

取扱い:静岡市美術館(6月11日(木)まで)、チケットぴあ[Pコード766-738]、ローソンチケット[Lコード46746]、セブンチケット[セブンコード:038-261]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店