2015年06月03日「青磁のいま」展 出品作家によるアーティストトークのお知らせ

「大原美術館 名画への旅」が無事に閉幕しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

次回展「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」に向けて、館内は一気に模様替え!

 

エレベータのドア

エレベータ 青磁バナー.jpg

 

商店街側(戸田書店側)入り口

青磁 出窓バナー.JPG

 

エントランスホール

エントランス 青磁バナー.JPG

 

 

本展では、中国・南宋時代(12~13世紀)の名品から、近代、現代まで、約120点の青磁作品を3章立てで紹介します。

「現代の青磁―表現と可能性―」と題した第Ⅲ章では、第一線で活躍する10名の現代作家による48点を展示します。
人間国宝の中島宏の作品から、オブジェのような青磁まで、多様な表現をご紹介します。

 

 

会期中には、本展出品作家によるアーティストトークを開催します。

 

6月27日(土)は、髙垣篤氏(1946~)。

髙垣篤 《茜青瓷-屹立》 キャプ入り.jpg

 

まっすぐに立ちあがった面は氷壁のよう。

青磁釉の下に茜色に発色する素材が使われており、青色とエッジ部分の茜色の対比が美しい作品です。

6月27日(土)のイベント詳細・申込こちら →https://shizubi.jp/event/_2015627.php

 

 

7月11日(土)は神農巌氏(1957~)。

神農巌 《堆磁線文壺》 キャプ入り.jpg

 

泥漿(でいしょう)にした磁土を含ませた筆で何度も塗り重ねることで、立体感のある柔らかな線をつくりだしています。

「堆」は他よりも盛り上がっている様子を指す言葉。その特徴をとらえた技法「堆磁(ついじ)」は、神農氏が名づけ親なのだそう。

7月11日(土)のイベント詳細・申込はこちら→https://shizubi.jp/event/2015711.php

 

作家本人の言葉で語られる青磁の世界は、どのようなものなのでしょうか。

きっと作品鑑賞のヒントが手に入るはず!

みなさまのご参加をお待ちしております。

 

(c.o)

 

 

 「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」
会期:6月13日(土)~8月16日(日)
観覧料:一般1000(800)円、大高生・70歳以上700(500)円、中学生以下無料
*( )内は前売りおよび当日に限り20名以上の団体料金
*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料

※お得な前売り券は、6月12日(金)までの販売です※
取扱い:静岡市美術館(6月11日(木)まで)、チケットぴあ[Pコード766-738]、ローソンチケット[Lコード46746]、セブンチケット[セブンコード:038-261]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店