2017年07月08日龍馬展、「血染屏風」の展示は、7月13日(木)まで!

7月1日(土)に開幕した、展覧会「没後150年 坂本龍馬」。

あっという間に、開幕から1週間が経ちました。連日、多くの方にご来場いただいています。

さて本展では、少しずつ展示替えをしながら、会期中に約140件の作品・資料を展示します。

本展の目玉となる作品がいくつかありますが、今回は、そのうちの一つ、

7月13日まで公開の重要文化財《書画貼交屏風(血染屏風)》をご紹介します。

D 重文 血染め屏風.jpg

重要文化財《書画貼交屏風(血染屏風)》京都国立博物館 (7/1-7/13展示)

 

慶応3(1867)年11月15日夜、坂本龍馬は近江屋母屋の2階で中岡慎太郎(1838-1867)と談論中に暗殺されました。

現在、展示室内では、暗殺の現場にあった「血染屏風」を展示しています。

左下に描かれた猫の近くをよくみると、多数の血がついていることがわかり、生々しい現場の様子が伝わってきます。

ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。7月13日(木)までの展示です。

龍馬 展示室2.JPG

龍馬が最後まで所持していた《刀 銘吉行 坂本龍馬佩用》と隣同士で展示

屏風と同様に、近江屋二階の暗殺現場にあった《梅椿図(血染掛軸)》は、8月15日(火)~8月27日(日)に展示します。

※7月1日~8月14日は、「血染掛軸」の複製を出品

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重要文化財 板倉槐堂筆《梅椿図(血染掛軸)》 京都国立博物館 (8/15-8/27展示)

 

みどころとなる主な出品作品と展示期間は、ホームページ掲載の各作品画像の下に、展示期間を記していますので、ぜひご覧ください。

また、出品リストも公開しています。

展覧会「没後150年 坂本龍馬」詳細ページはこちら

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