2010年11月20日ポーラ展 イベント報告
本日11月20日をもって、ポーラ美術館コレクション展の
会期中関連イベントがすべて終了しました!
今日は前回のブログでもお伝えした
「親子で楽しむギャラリートーク」の2回目でした。
今日も60名ほどの親子の方にご参加いただきました。
(鑑賞マスター認定証は今日も人気でした♪)
遅くなってしまいましたが、その他のイベントの様子も少しですがご報告を。
11月6日(土)には「清水銀行プレゼンツ 特別講演会 コレクター鈴木常司とポーラ美術館」
が行われました。
ポーラ美術館の荒屋鋪館長にご講演いただいたのですが、
こちらの講演会、事前申込殺到の人気のイベントでした!
(抽選に外れてしまった方、申し訳ありません…。)
静岡会場の特別出品作品であるレオナール・フジタの《誕生日》。
実はこの作品、ポーラ美術館のコレクションを築いた2代目オーナー鈴木常司さんが
最初に購入した、記念すべき作品なのです。
しかもその購入場所が、静岡市内の田中屋デパート(現伊勢丹、葵タワーからもすぐです)。
静岡市ともとってもゆかり深い作品なのです。
この藤田の作品からはじまったポーラ美術館の作品群に共通するものや、
鈴木常司さんのコレクターとしての人生をわかりやすく丁寧にご講演いただきました。
こちらの講演会の内容は11月21日の静岡新聞朝刊に掲載予定です。
10月9日、11月13日には「美術館で夕暮れトーク&カフェ」 が行われました。
こちらはいわゆるギャラリートークなのですが、
ご参加の方に美術館のカフェで使用できる割引券をお配りしました。
実は印象派の画家たちにとっても「カフェ」というのは重要なキーワード。
画家たちは連日カフェに集まって、お互いの芸術観を語りあっていたそうです。
そんな話をしながら展示室をまわったのですが、
2回とも好評で、予想以上の方にご参加いただきました!
静岡市美術館の最初の展覧会ということで不安もあったのですが、
どのイベントも沢山の方にお集まりいただき、本当にうれしかったです。
ありがとうございました!
(番外編)
実はその他にも…。
“イベント”ではないのですが、展覧会会期中には色々な教育普及活動をしていました。
その代表的なものが「ミュージアム教室」。
開館前の朝の時間にご来館頂いた学校さん向けの
自由鑑賞を含めて一時間ほどのギャラリートークです。
開館時間中にお越し頂いた学校向けには、
簡単な美術館でのルールや展覧会を楽しむポイントを最初にお話しています。
どの生徒さんも作品とじっくり向き合っていたのが印象的でした。
この学校むけの解説は、幼・保・小・中学校だけでなく、
高校の部活動や大学生も利用していただいてます。
大学生むけにはもう少し踏み込んだ内容もお話したりしました。
毎回、多くの子どもたちに出会え、作品に対する色々な感想が聞けて
私自身とても楽しかったです!
この教育普及活動は、今後の展覧会も継続していきますので、
もしご興味ある先生方いらっしゃいましたら、ぜひ美術館までお問い合わせください!
(a.i)