• 2016年10月14日 ランス美術館展、来場1万人達成

    本日、「ランス美術館展 美しきフランス バロックからフジタへ」の来場が1万人を達成しました!

    1万人目のお客様は、静岡県内からお越しの川崎さん、篠崎さんご姉妹。

     

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    美術鑑賞がお好きで、当館にもよく足を運んでくださっているとの事。

    西洋美術史を彩る巨匠たちの名品が展示される「ランス美術館展」。

    作品を観るのが楽しみ、とお話しいただきました。

    お二人には、当館館長から記念品を贈呈しました!おめでとうございます。

     

    「ランス美術館展」は、いよいよ10月30日(日)まで。

    みなさまのご来場をお待ちしています。

     

     

    (c.o)

     

     

  • 2016年09月30日 「ランス美術館展」コンサートのご報告とお知らせ

    「ランス美術館展」が開幕して、3週間が経とうとしています。

    今回のブログは、先日開催したコンサートのご報告と、来月10月に開催するピアノコンサートのお知らせです。

     

    まず、9月22日(木・祝)に開催した、コンサート「 バロックから近代へ~音楽でめぐるヨーロッパ~」のご報告から。

    チェンバロと静岡児童合唱団・青葉会スペリオルによる合唱で、
    展覧会にあわせ、バロックから近代のヨーロッパを中心とした様々な音楽を演奏いただきました。

     

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    合唱団は、エントランスホールから入場。美しい歌声が館内に響き渡りました。
    「喜びの都の女王」、「白銀の白鳥」など、人数も18人・6人・3人と様々な編成で演奏。

     

     

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    戸﨑廣乃さんによるチェンバロ演奏。
    フランス革命歌で、後にフランス国家となった「ラ・マルセイエーズ」。
    チェンバロを叩くような奏法で、大砲の音も表現されていました。
    展覧会では、フランス革命の指導者マラーの最期を劇的に描いた、
    ダヴィッドの《マラーの死》をご覧いただけます。

     

    コンサートの最後は、熊本民謡の「五木の子もり歌」。
    レオナール・フジタ(藤田嗣治)が、幼少期に熊本で暮らしていたことにちなみ、選曲いただきました。
    フジタも、幼い頃にこの子もり歌を聴いていたのでしょうか・・・。

     

     

    「ランス美術館展」の出品作品はフランス絵画が中心ですが、
    コンサートではフランスだけでなく、
    スペイン、スロベニア、ドイツ、イギリス、イタリア、ブルガリア・・・
    様々な土地の音楽を演奏いただきました。
    音楽史とともに、ヨーロッパ中を旅するようなコンサートでした。

     

     

    さて、本展の関連イベントとして、コンサートをもう1本予定しています。

     

    コンサート「音楽と美術の幸せな出会い」

     

    フランス生まれのピアニスト、パトリシア・パニーさん。
    2012年に開催した「ストラスブール展」コンサートでも出演いただきました。
    4年ぶりに、静岡市美術館で演奏いただきます!
    「ランス美術館展」の代表作品をスライドで投影しながらの演奏も。
    美術と音楽の巨匠たちのアンサンブルを、この機会にぜひお楽しみください。

     

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    2012年11月9日 コンサートの様子

     

    [日 時]10月23日(日)14:00~(開場13:30)※途中休憩あり
    [出 演]パトリシア・パニー(ピアニスト)
    [曲 目]ベートーベン《ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」》、モーツァルト《ピアノ・ソナタ K.332 ヘ長調》 ほか
    [会 場]当館多目的室
    [参加料]2,500円(チケット制)
    [定 員]100名(全席自由)

     

    チケット好評販売中です。ご参加をお待ちしております。

     

    (c.o)

     

     

  • 2016年09月28日 「美術と美酒の街 ランス」

    ランスは、フランス北東部・シャンパーニュ地方の中心都市です。
    美術ファンにとっては、中世の「微笑みの天使」の彫刻や、シャガールによるステンドグラスのあるノートルダム大聖堂、レオナール・フジタ(藤田嗣治)晩年の代表作と言われる「平和の聖母礼拝堂」のある街としておなじみかもしれません。
    他にもルネ・ラリックによるステンドグラスと、モーリス・ドニの壁画のあるサン=ニケーズ教会など数多くの名所旧跡があり、パリに劣らず世界中の人々を惹きつけています。

     

    ランスはまた、「シャンパン」の一大生産地としても有名で、街には大小あわせて5000ものメゾン(フランス語で生産メーカーのこと)があるといわれています。
    発泡性ワインは日本をはじめ、世界中で生産されていますが、「シャンパン」と名乗れるのは、このシャンパーニュ地方で厳格な製法を守って造られたもののみです。

     

    19世紀以降、「シャンパン」は世界各地で飲まれるようになり、ランスに富をもたらしました。
    ランス美術館が所蔵する名品の数々は、19世紀末から20世紀にかけて成功した、メゾンの経営者たちからの寄贈によるものです。
    また、先述したフジタの「平和の聖母礼拝堂」も、シャンパンメゾンの経営者の協力により建てられているのです。
    シャンパンなくしてランスの美術を語ることはできないでしょう。
    現在開催中の「ランス美術館展 美しきフランス バロックからフジタへ」では、シャンパンが育んだ珠玉の作品の数々をご紹介しています。

     

     

    また、本展の開催にあわせて、シャンパンを楽しむイベントもご用意しました。

     

    「シャンパーニュの夕べ(展覧会レクチャー&シャンパン試飲会)」
    当館学芸員のスライドトーク、講師によるシャンパン(シャンパーニュ)についてのレクチャーと試飲を行います。
    [日 時]10月8日(土) 18:30~20:30(開場 18:00)
    [会 場]多目的室
    [参加料]3,500円(チケット制・展覧会観覧券付き)
    [定 員]60名

     

    チケットは残りわずかです。お早めにどうぞ。
    ご参加をお待ちしております。

     

     

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    「ランス美術館展」出品作品より

    エドゥアール・デュビュッフ《ルイ・ポメリー夫人》 1875年 ランス美術館蔵
    Reims, Musée des Beaux-Arts
    ©MBA Reims 2015/Christian Devleeschauwer.

     

     

    (k.o)

     

     

  • 2016年09月08日 ランス美術館展、いよいよ9月10日(土)から!

    8月末に「エッシャーの世界展」が無事に閉幕しました。

    夏休みという事もあり、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。

    ただ今、静岡市美術館は次回「ランス美術館展 美しきフランス バロックからフジタへ」に向け、準備を進めています。

    美術館内も模様替え・・・

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    さて、ランス美術館展お楽しみ企画のお知らせです。

    名酒「シャンパン」で有名なシャンパーニュ地方の古都ランスにあるランス美術館。

    そのコレクションを紹介する「ランス美術館展」にあわせて、展覧会オリジナルコースターを作りました。

    静岡市内の文化施設、美術館近隣書店、図書館などで配布中です。

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    ピサロの《オペラ座通り、テアトル・フランセ広場》がモチーフ。

    水が浸み込みにくい紙でできています。

    お手に取って、使ってみてくださいね。

    そして、この配布中のコースターを美術館に持参すると、

    別の絵柄のコースター3枚をセットでプレゼント!

    ※先着500名様、本展をご観覧の方、お一人様1回に限ります。

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    プレゼントの3枚のコースターは、ゴーギャン《バラと彫像》、

    シスレー《カーディフの停泊地》、デュビュッフ《ルイ・ポメリー婦人》がモチーフです。

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    コースター4枚!

    どの絵柄がお好みでしょうか??

    開幕まであと少し・・・。

    実物を目にすると、印象も大きく変わるかもしれません。

    展覧会会場で、ぜひ本物の作品をご堪能ください。

    (c.o)

    「ランス美術館展 美しきフランス バロックからフジタへ」

    会期:9月10日(土)~10月30日(日)

    観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(500)円、中学生以下無料

    *( )内は前売りおよび当日に限り20名以上の団体料金

    *障害者手帳等をお持ちの方及び介助者原則1名は無料

    ※お得な前売り券は、9月9日(金)までの販売です※

    静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード:767-707]、ローソンチケット[Lコード:41610]、セブンチケット[セブンコード:047-543]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店、中日新聞販売店(一部店舗除く)