これからの展覧会
わたしたちのルノワール
日本が愛した、幸せの画家
1. 日本国内のルノワール作品39点がしずびに大集合!
本展では、ポーラ美術館所蔵の《レースの帽子の少女》(1891年)をはじめ、日本各地の美術館や企業、個人が所蔵するルノワールの作品が一堂に会します。西洋絵画への関心が高まる明治・大正期から現代までにもたらされた数々の作品を通して、日本人にとってルノワールが誰もが知る画家になるまでのあゆみを通覧します。各美術館の至宝として守り伝えられている貴重なルノワール作品が静岡市美術館でまとめて観られるこの機会を、ぜひお見逃しなく!
日本で初めて展示された
ルノワールの絵画
ルノワールの絵画
1907年頃 油彩・カンヴァス 石橋財団アーティゾン美術館
1873年 油彩・カンヴァス 上原美術館
1904年 油彩・カンヴァス 公益財団法人諸橋近代美術館
1917-19年 油彩・カンヴァス 埼玉県立近代美術館
1900年頃 油彩・カンヴァス 熊本県立美術館
1891年 油彩・カンヴァス ポーラ美術館
2. 日本近代洋画の名品と辿る、日仏美術交流の軌跡
ルノワールと日本人の関係を語る上で欠かせないのが、梅原龍三郎や山下新太郎といった日本近代の洋画家たちの存在です。彼らは様々な形でルノワールの作品と出会い、時には模写によってその絵画表現を学び、柔らかな光とあたたかな色彩を自らの作品に取り入れました。本展では、約30点におよぶ日本近代洋画の名品を39点のルノワール作品とあわせて展示し、「日本人洋画家から見たルノワール」という視点を探ります。
明るく、あたたかな絵を求めて
黒田清輝《ルノワール作「水浴の女」の模写》
1910年 油彩・カンヴァス 福岡県立美術館
1910年 油彩・カンヴァス 福岡県立美術館
1914年 油彩・カンヴァス 公益財団法人大原芸術財団 大原美術館
1916年 油彩・カンヴァス 茨城県近代美術館
3. モネ、セザンヌなど、同時代の仲間たちの作品も紹介
今日の日本では、ルノワールだけでなく数々の印象派・ポスト印象派の画家たちが親しまれています。本展第3章では、日本が誇る充実したフランス近代絵画のコレクションから、印象派、ポスト印象派の画家による風景画13点を展示します。モネ、シスレー、セザンヌなど、ルノワールとともに新たな絵画表現を追い求めた画家たちの魅力をご堪能ください。
1881年 油彩・カンヴァス 鹿児島市立美術館
1888-90年頃 油彩・カンヴァス 愛媛県美術館
クロード・モネ《海辺の船》
1881年 油彩・カンヴァス 東京富士美術館/©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
1881年 油彩・カンヴァス 東京富士美術館/©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
【章構成】
1章:ルノワールとの出会い
2章:ルノワールと日本の洋画家たち
3章:印象派の時代
4章:そして、わたしたちのルノワールへ
※作家名が省略されたものはすべてルノワールによる作品