2012年05月17日母の日ワークショップを開催しました。
5月13日の母の日に
プレゼントワークショップvol.3
「母の日だ!2世代で贈るプレゼントづくり」を開催しました。
昨年度よりスタートした”プレゼントワークショップシリーズ”。
記念日に合わせて、家族や大切な人へ贈る、
プレゼントをつくるワークショップです。
プレゼントを「つくって、贈る」ことの大切さや、
そこから生まれるコミュニケーションを見つめ直します。
vol.1は父の日に(当日の様子はこちら)
vol.2は敬老の日に(当日の様子はこちら)
そして3回目である今回は、母の日に実施しました。
今回は子どもからお母さんへ、お母さんからおばあちゃんへ、
2世代でプレゼントをつくって贈り、
いつもお世話になっているお母さんへ、感謝の気持ちを伝えます。
プレゼントは”オーブン陶土”という、自宅のオーブンで焼くことのできる
陶芸用粘土3色(ベージュ・赤・黒)を使用して
土の風鈴…土鈴(どれい)をつくりました。
母の日のシンボルと言えば”カーネーション”ですが、
今日は参加者ひとりひとりが、カーネーションに代わるお母さんのシンボルを考え、
それをモチーフに風鈴をつくります。
まずは、お母さんワークシートにチャレンジ。
お母さんお名前は? 年齢は? 好きな食べ物は?
お母さんのことをどのくらい知っているか、
かんたんな問題に答えてもらいました。
お母さんたちも一緒にチャレンジ。
次に、もう少し深く、お母さんについて考えてもらいます。
お母さんのどこが好き? お母さんとのいちばんの思い出は?
この内容をヒントに、カーネーションに代わる、
自分のお母さんだけのシンボルを考えます。
音楽が好きなお母さんは、音符のかたち。
お料理が得意なお母さんは、エプロンやお鍋のかたち。
ディズニーランドの思い出をもとに、ミッキーマウスの顔のかたち。
などなど。
成形後は、”どべ”という、同じ粘土を水で溶いて泥のようにしたものを、表面に塗ります。
ベースとは色違いの”どべ”を塗り、
その表面を竹串でひっかく”掻き落とし”という技法を用いて絵を描きます。
風鈴の”リンリン”と鳴る玉の部分も、思い思いの形に仕上げます。
作品完成後、お母さんに手紙を書きます。
午後4時。おばあちゃんの到着です。
作品の上にかけていた目隠しを一斉にはずして…
子どもからお母さんへ。お母さんからおばあちゃんへ。
2世代で同時に手作り風鈴をプレゼント。
どんな想いでつくったのか、お母さんとの今までの思い出とともに、お母さんに伝えます。
お母さんからおばあちゃんへプレゼントを渡すとき、
子どもたちは熱心にその話を聞いていました。
お母さんとおばあちゃんにも、ふたりだけの大切な思い出があるんだね。
その後も、お手紙を渡したり、お母さんワークシートの答え合わせをしてもらったり、
しばらく会場は、みんなの笑い声で溢れていました。
風鈴は、3日~1週間程度乾燥させた後、
オーブン等で焼くと素焼きのような風合いになります。
ひもを通して風鈴のかたちにすると、”カラン、コロン”と素朴な音がします。
風鈴のかたちによって、ひとつひとつ音がちがうんですよ。
みんなの風鈴はどんな音がするのかな?
お母さんの風鈴と聞き比べてみてくださいね!
最後に、現在申込み受付中のプレゼントワークショップのお知らせです。
来月は2回も開催します!
vol.4 6月10日(日) 父の日だ!2世代でつくるプレゼントづくり」
(※父の日当日ではありませんのでご注意ください。)
Vol.5 6月17日(日) 「親子の日だ!ブルース・オズボーン 親子写真展 ~未来の私たちへの贈り物~」
どちらも申込締切日は5月31日(木)です。
皆さんからのたくさんのご応募、お待ちしております!
(m.y)