• 2023年12月15日 美術館で創作体験!しずびのワークショップシリーズ紹介【ちょっとしずびへ #4】


    【ちょっとしずびへ】は、静岡市美術館へ行くときに役立つ情報や美術館を楽しむちょっとしたコツをご紹介するブログシリーズです。

    今回は静岡市美術館のワークショップシリーズをご紹介します。

    静岡市美術館では年間を通して様々な展覧会を開催するとともに、子どもから大人までを対象とした多彩なワークショップを開催しています。
    内容は開催中の展覧会に関連するものから、季節を感じられるもの、親子で参加するものなど、すべて当館のオリジナルプログラムです。and more

  • 2023年09月27日 お気に入りのバッグといっしょに。美術館に行くときの持ち物リスト【ちょっとしずびへ #3】


    【ちょっとしずびへ】は、静岡市美術館へ行くときに役立つ情報や美術館を楽しむちょっとしたコツをご紹介するブログシリーズです。

    今回は展覧会鑑賞がもっと快適になる持ち物のコツをご紹介します。展覧会を観るときにおすすめのバッグの中身紹介もありますので、ぜひ参考にしてみてください👜and more

  • 2023年05月09日 Shizubiオリジナルカップの販売がスタートしました!

    しばらく販売をお休みしていた、静岡市美術館オリジナルグッズ「Shizubiオリジナルカップ」がこのたびプチリニューアルして販売スタートしました。

    and more

  • 2022年10月21日 しずびで展覧会デビュー!子どもと一緒に美術館を楽しむコツ【ちょっとしずびへ #2】


    【ちょっとしずびへ】は、静岡市美術館へ行くときに役立つ情報や美術館を楽しむちょっとしたコツをご紹介するブログシリーズです。

    今回はお子さまと一緒にしずびを楽しむコツをご紹介します!and more

  • 2022年10月08日 JR静岡駅から徒歩3分!静岡市美術館へのアクセス方法【ちょっとしずびへ #1】


    静岡市美術館へ行くときに役立つ情報や美術館を楽しむちょっとしたコツをご紹介するブログシリーズ【ちょっとしずびへ】をはじめます。
    今回は静岡市美術館へのアクセス方法についてご紹介します。and more

  • 2022年04月07日 【新商品】Shizubiオリジナルクリアファイルができました!

    静岡市美術館オリジナルグッズに、4月9日から新しい「Shizubiクリアファイル」が仲間入りします!


    デザインは当館ロゴマーク*をモチーフにした総柄と、大きなロゴ1つの2種類。

    *ロゴマークの紹介はこちら

     


    リズミカルな総柄は、ミュージアムショップ紙袋や包装紙としても人気のデザインです。

     


    大きなロゴはシンプルながら、実はロゴの線が透けていて中に入れるものによって色の変化を楽しむことができます。

    どちらも展覧会のチラシを収納するのにもぴったりなA4サイズです。

     


    販売価格:1枚250円、2枚セット400円(税込)《2022年4月9日(土)発売》
    2枚セットはオリジナルシールがついたパッケージに入れてお渡しします。

     

    この他にもミュージアムショップでは当館オリジナル色鉛筆やマスキングテープなどを販売しています。
    春からの新生活に、ちょっと個性的な文房具を揃えてみるのはいかがでしょうか。

    ショップ&カフェは展覧会チケットをお持ちでなくてもご利用いただけますので、
    街中でのお買い物やお仕事帰りにぜひお気軽にお立ち寄りください。

     

    ◆お知らせ◆
    ミュージアムショップ&カフェのInstagramアカウントができました!

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    @shizubi_museumshop_cafe
    おすすめの商品やカフェの情報を発信していきます。

     

    ◇静岡市美術館SNSアカウントはこちら◇

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    (m.o)

  • 2020年05月20日 ART at home ~自宅で楽しむアートな本~ ③

    世界で最も知られるストリートアーティスト、バンクシー。
    今回は謎多き覆面アーティスト、バンクシーを特集した雑誌のご紹介です。


    2018年、彼の代表作品がオークション落札直後、自動的にシュレッダーが起動して裁断されるという出来事は世界中を驚愕させました。「シュレッダー事件」としてメディアで取り上げられたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。小池都知事のツイッターで彼の名を知った人もいるでしょう。

    特集では「シュレッダー事件」の真相から、経歴、彼が設立した認証機関“ペストコントロール”のことまで、様々な情報が満載です。

    中でもバンクシーが手掛けた《世界一眺めの悪いホテル》の全貌は必見! ホテル内の細部まで華麗な写真と共に堪能することができます。また、彼の素顔を知る人物たちからの貴重な証言も見逃せません。

    分かりやすい解説と共に、約100点の作品を紹介しているので、「そういえば作品はあまり知らないな」「ストリートアートの知識がないわ」なんて人でも十分楽しめます!

    彼の魅力と作品の世界観が存分につまった内容です。ぜひこの機会にストリートアートの世界に触れてみるのはいかがでしょうか。

    □「Casa BRUTUS 2020年3月号」マガジンハウス

     

    (a.s & t.m)

     

  • 2020年05月09日 ART at home ~自宅で楽しむアートな本~ ②

    ミュージアムショップスタッフがお気に入りの書籍を紹介する「ART at home」。
    今回、紹介するのは「水の生きもの」です。

    日本語版は国内の出版社から刊行されていますが、実際につくっているのは南インド・チェンナイにある小さな出版社、タラブックスです。
    さまざまな取り組みが本の持つ新たな可能性を教えてくれる出版社で、とりわけタラブックスの代名詞とも言える「ハンドメイド本」は世界中の本好きたちを虜にしています。


    この絵本もそんな「ハンドメイド本」のひとつ。
    手漉きの紙にシルクスクリーンで印刷され、一冊ずつすべて手製本されています。
    インクのにおいや、厚みのあるざらざらとした紙の質感に導かれ、ページをめくるのがとても楽しい!
    五感で楽しめる本なのです。


    目に飛び込んでくるのは、カラフルでとってもおしゃれな水の生きものたち。
    ユニークなフォルムの魚、ワニ、カエル、タコ・・・
    作者ランバロス・ジャーが生まれ育ったガンジス川のほとりの生きものから、見たことのないような生きものまで、インドの民族絵画の一種である「ミティラー画」の手法を取り入れた繊細なタッチで描かれ、どれものびのびとしていて実に楽しげです。
    じーっと眺めていると、だんだん絵の中に吸い込まれていくような感覚になります。

    絵の上にはタイトルと作者のちょっとした解説が書かれています。
    その絵を描いた背景はもちろん、作者自身の思い出など微笑ましいエピソードもちらほら。
    これも見どころのひとつです。

    時間をかけて丁寧に作られたこの本を眺めていると、そこに人の体温が感じられてなんだかほっとします。

    目まぐるしい日々から少し離れて、ゆったりとした水の生きものの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。

    □ランバロス・ジャー「水の生きもの」河出書房新社、2013年

     

    (a.y & t.m)

     

  • 2020年05月01日 しずびは開館10周年を迎えました

    5月1日は静岡市美術館の開館記念日です。
    2010年に開館した当館ですが、今年で開館10周年を迎えました。
    これまでの歩みをふりかえり、開館から現在までの展覧会ポスターを集めました。

    開館記念展の「ポーラ美術館コレクション展 印象派とエコール・ド・パリ」(2010)
    地元・静岡ならではの企画「没後100年 徳川慶喜」(2013)、「駿河の白隠さん」(2018)
    開館5周年記念の「大原美術館展」、「ちひろ美術館 世界の絵本原画コレクション展 絵本をひらくと」(2015)
    来場者数最高記録となった「スタジオジブリ・レイアウト展」(2016)
    当館の収蔵品を紹介した「竹久夢二と静岡ゆかりの美術」(2011)、「夢二と京都の日本画」(2017)
    西洋美術、日本美術、現代美術、デザイン、工芸、絵本原画など、様々なジャンルの展覧会を開催しましたが、どの企画も思い入れのあるものばかりです。

     

    また当館では、エントランスホールや多目的室、ワークショップを「交流ゾーン」と位置づけています。
    同時代のアートシーンを紹介する「Shizubi Project」を紹介する
    美術館ならではのセレクトで上映する「Shizubiシネマアワー」
    学生ボランティアスタッフのサポートも好評の「しずびオープンアトリエ」
    2歳以上の未就学児を対象にした「しずびチビッこプログラム」
    といった交流事業にも、開館以来、たくさんの方にご参加いただきました。

     

    今年は臨時休館中のお誕生日となりましたが、また皆さまにご来館いただける日に向けて準備を進めています。
    初めて美術館に訪れる方から熱心な美術ファンまで、また美術館の将来を担う子ども達からお年寄りまで、誰もが気軽に立ち寄れる “まちの中の広場” のような美術館として次の10年に向け歩みを続けます。

     

    (c.o)

     

  • 2020年04月30日 ART at home ~自宅で楽しむアートな本~

    本日はみなさんにご自宅でもアートを楽しんでいただきたく、ミュージアムショップスタッフがおすすめする書籍を紹介したいと思います。

    「空を見てよかった」
    現代美術家・内藤礼さんの言葉による作品集です。
    三十年にわたる創作活動の中でうまれた言葉たちが記されています。


    まずお伝えしたいのは、装幀の美しさ!
    白いカバーに最小限の文字があるだけで、帯の無いとてもミニマムなデザインです。
    …ん? 本当にそれだけ…?
    よくよく見ると、カバーの所々に色がついているようにも見えます。
    白地になにかの柄が印刷されているのです。
    あとでわかりましたが、これも作品です。

    書籍の印刷で、これほど大胆で繊細な表現には、めったにお目にかかることはできないのではないでしょうか。
    そう感じるほどにとても微妙な印刷が施してあります。

    思わずさわってみたくなり、そして目を凝らす。
    何が映し出されているのか。すごい仕上がりだと思います。
    「さわりたくなる本」はだいたい良い本なのですよね。
    シンプルへの強いこだわりが感じられるブックデザインは、下田理恵さんによるものです。
    いわゆる展覧会図録を数多く手がけられていて、どれも素晴らしいデザインばかりですよ。

    本文を一読してみると多くは詩と短文ですが、「詩集」とも「エッセイ集」とも呼びにくいような気がします。
    作品づくりに並行してうまれた言葉が編まれていくうちに、この本をあまり見たことのない、不思議で特別なものにしているようです。

    本文中にも視覚的な作品が一つ収録されています。


    いかがですか? 写真だけではうまく伝わりませんよね…。

    「見ているとき、わたしはそこに何かを確かめようとしている。受け取る準備はできている。
    でもその前に、それはむこうがわで霧散する。」

    この本からなにが見えるか、それは見る人によって異なるのかもしれません。
    ぜひ一度、手にとって頂けると嬉しいです。

    □内藤礼「空を見てよかった」新潮社、2020年

     

    (m.i & t.m)