• 2023年08月16日 【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(「さくらももこ展」)

    8/5(土)にしずびチビッこプログラム(「さくらももこ展」)を開催しました。
    しずびチビッこプログラムは小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
    お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「さくらももこ展」)をご覧いただきます。

    午前の部と午後の部、計18名の子どもたちが参加してくれました。今回はスクリーントーン(漫画の背景などに使われる、模様が描かれた素材)を貼って作品を制作しました。

    4つのコマに絵を描いたら、背景に自分で選んだスクリーントーンを貼ります。

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  • 2023年05月19日 【ワークショップレポート】「親子でつくる七宝焼の贈り物」

    5/13(土)にプレゼントワークショップ vol.39「親子でつくる七宝焼の贈り物」を開催しました。

    家族や大切な人への想いをかたちにしたり、日々の暮らしを彩る作品を制作する「プレゼントワークショップ」シリーズの第39弾。
    今回は七宝焼*でブローチを制作しました。
    *七宝焼(しっぽうやき)とは、金属の表面に色とりどりのガラス質の釉薬をのせて焼き付けたもの。仏教の経典にある七種類の宝をちりばめたような美しさである、という意味で「七宝」の名がついたという。

    完成見本


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  • 2023年02月24日 【ワークショップレポート】ひな祭りの準備をしよう!

    2/18(土)に「暦とあそぶワークショップvol.24 ひな祭りの準備をしよう!」を開催しました。

    祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする、暦とあそぶワークショップシリーズの第24弾。
    今回はひな人形の最初の形である立雛(たちびな)の例を参考にオリジナル” 立雛” をつくりました。

    はじめにひな祭りの歴史、様々な立雛の例をスライドで鑑賞し、それを参考に着物、襟、袴、顔などのパーツを制作しました。

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  • 2023年01月25日 【ワークショップレポート】節分の準備をしよう!

    1/21(土)に「暦とあそぶワークショップ vol.23 節分の準備をしよう!」を開催しました。

    祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする、暦とあそぶワークショップシリーズの第23弾。
    今回は節分の由来を学びながら、江戸時代より静岡市に伝わる鬼福(おにふく)を参考に、オリジナル鬼福*を制作しました。
    *鬼福…賎機焼の特徴的な造形のひとつで、外側は鬼の形をし、内側にお多福が描かれた器のこと。
    ※材料は賎機焼で使用する粘土とは異なります。

    まずはさまざまな鬼の絵を見くらべ鬼の特徴について考えたあと、2色のオーブン陶土をのばしておわん型にし、それぞれのイメージで鬼の顔を形作りました。

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  • 2022年12月14日 【ワークショップレポート】クリスマスの小さな妖精“トムテ”をつくろう!

    プレゼントワークショップ vol.38「クリスマスの小さな妖精“トムテ”をつくろう!」
    12/10(土)に子ども編、12/11(日)に大人編を開催しました。

    記念日にあわせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくる「プレゼントワークショップ」。
    今回はクリスマスに向け、北欧に伝わる小さな妖精トムテを制作しました。

    参加者はトムテの登場する絵本を鑑賞した後、好きな色の羊毛を選んでフェルト化させ、トムテのトレードマークであるとんがり帽子などを形作りました。


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  • 2020年10月03日 静岡市美術館 開館10周年記念ソング ikire「aoi(あおい)」が完成しました!

    2010年に開館した静岡市美術館は、今年10周年をむかえました。
    開館10周年を記念し、映画監督/マルチクリエーターの岩井俊二氏の率いるアコースティックユニット ikire(イキレ)に記念ソングを制作いただき、10月2日(金)のグランドオープン記念日に、特設サイトにて楽曲を公開しました。

    こちらからご覧いただけます → www.shizubi.jp/10th

     


    タイトルは「aoi」(あおい)。
    静岡市美術館の特徴やこれまでの活動をイメージしながら、当館にぴったりな10周年記念ソングを制作いただきました。
    美術に限らず、様々な表現を紹介しながら、“ちょっと面白い街のなかの広場”を目指して歩んできた当館の想いが、この音楽とともに広がっていくことを願っています。

    公開に先立つ2020年9月23日、当館のエントランスホールにて、ミュージックビデオの撮影を行いました。
    ikireの3人(岩井俊二さん、シンガーソングライターのChimaさん、ギタリストの市川和則さん)に加え、ピアノの中村由利子さん、ヴァイオリンの荒井桃子さん、チェロの林田順平さんとともに撮影スタート。

     


    広々としたエントランスホールの空間に6人が円形になって、カメラを360度回したり、メンバーひとりずつ撮影したり。
    岩井さん自らカメラを持ってカット割りの提案をするなど、およそ4時間かけて、じっくりと撮影に臨んでいただきました。
    ikireの透明感のある楽曲と、当館の開放感のある空間が重なり合うような、そんな素敵なミュージックビデオになりました。
    ぜひ、多くの方にご覧いただければと思います。

    この日は、当館のロゴマークを手掛けたアートディレクターの柿木原政広さんにも撮影に同席いただきました。
    実はこの10周年の特別企画は、「10周年の節目の機会に、しずびの想いを改めて伝えていきたい」と、昨年、当館から柿木原さんに相談をしたことをきっかけに始まりました。
    今回も全体のアートディレクションを担当してくださっています。
    視点と奥行きの変化によって見え方が変わる当館のロゴマークには、美術館が様々な視点を与えられる場所でありたいという想いが込められています。
    「ikireの楽曲を通して、また違う視点で、静岡市美術館を視ることができるのでは」と、長年しずびを見守ってきてくれた柿木原さんならではのコメントをいただきました。

    撮影後に、6人そろって記念撮影。

     


    みなさん、ありがとうございました!
    (この日、展示室内ではショパン展の撤収をしていましたが、「aoi」が心地よいBGMのように聴こえていたそうです)

    この後、岩井俊二氏監修による10周年記念映像も公開予定です。
    どうぞお楽しみに!

    (c.o)

  • 2019年08月08日 オリジナルビール開発裏話:「くるり」編

    もう一つのオリジナルビールは、静岡市文化振興財団をイメージした「くるり」です。
    こちらは、醸造長の斯波克幸さんが醸造してくださいました。
    斯波さんによると、こちらは濁った外見が特徴のHazy Pale Aleという今人気の高いスタイルで、
    通常の数倍ものホップを使って大胆に香り付けした、柔らかでふくよかな口当たりのビールとのこと!
    「くるりくるり」と軽やかに入れ替わる華やかな香り・・・ごくり。

     

    6.「くるり」.jpg

    (写真は昨年のもの)

     

    「くるり」は、多様な文化を振興し新たな文化の醸成に貢献する「静岡市文化振興財団」と、
    ワクワクドキドキが溢れる街づくりを目指す「静岡市」を象徴するような、
    “華やかで軽やか、ポップで楽しい”、そんなイメージのもと醸造してくださったとのこと!

     

    「あわい」と「くるり」、あなたはどちらのオリジナルビールが気になりますか?
    昨年度とはまたひと味違った2つのビール。
    既に心が決まっている方も、両方のビールが気になる方も、
    ぜひ今年の夜店市にて、2つのビールの飲み比べをお楽しみください♪

     

    夜店市は、8月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)(※各日15:00~21:00)の開催です。
    場所は、パルコの向かい側、小梳神社の目の前!皆様のご来場をお待ちしております。

     

    (a.y)

     

  • 2019年08月06日 オリジナルビール開発裏話:「あわい」編

    夜店市で販売するオリジナルビールは、「あわい」と「くるり」の2種類です。

     

    静岡市美術館をイメージした「あわい」は、
    華やかな香りのエール酵母と、スッキリとした味わいのラガー酵母の両方の特徴・・・
    ちょうど”あわい(間)”の特徴を持ったケルシュ酵母を使用したビールです。
    今回は、醸造士の福山康大さんが醸造してくださいました。

     

    5.あわい.JPG

    (写真は昨年のもの)

     

    ビールの名前の「あわい」は「間」を意味し、
    市民の皆さまと美術作品の「間」に立つ当館の役割をビールで表現してくださったとのこと。
    AOI BREWINGさんの熱い思いが伝わり、当館としては大変嬉しい限りです。
    どんな味がするのか、ますます気になります!

     

    「あわい」が楽しめる夜店市は、8月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)(※各日15:00~21:00)の開催です。
    パルコの向かい側、小梳神社の目の前のブースにて、皆様のご来場をお待ちしております!

     

    (次回は、もう一つのオリジナルビール「くるり」をご紹介します♪)

     

    (a.y)

     

  • 2019年08月03日 夜店市にてオリジナルビールを販売します!

    毎年恒例の「夜店市」にて、今年もAOI BREWINGさんとコラボしたオリジナルビールを販売します♪
    その名も静岡市美術館を表現した「あわい」と静岡市文化振興財団をイメージした「くるり」。
    昨年度からの継続性を大切に、今回も同じ2種類のビールをお願いしました。

     

    昨年と違うのは、それぞれのビールのご担当。
    AOI BREWINGさんの2人の醸造士(斯波さんと福山さん)が、昨年度とは担当するビールを交替して醸造。
    お二人の個性がどのようにビールに反映されるか…そのあたりも気になるところです。

     

    去る7月17日、「くるり」の仕込みにお邪魔してきました!

     

    1.タンク.JPG

    こちらは醸造長の斯波さんが、大袋から麦芽をお湯の入ったタンクの中に投入しているところです。↓

     

    2.麦芽投入.JPG

    ドババ~~~~~!重そう!
    1袋なんと25kgです。一気にあたりに香ばしくてやさしい香りが広がります。
    この容器1つでビール1,600杯分にもなるそうですよ。

     

    そして、パドルと呼ばれる金属の長い棒でタンクの中をかき混ぜます!
    酵素の働きをよくするため、しっかり攪拌(かくはん)します。
    (麦芽が容器にこびりつかないように…!)

     

    3.攪拌に挑戦.JPG

    実際やってみるとけっこう大変!
    ちょこっと混ぜただけでも、麦汁の熱気で体がぽかぽかしてきました。

     

    麦汁を隣のタンクに移送中、さきほどまで煮込まれていたタンクの中の液体の色を初めてチェックできました。

     

    4.ビールの色.JPG

    早くもビールの色ですね。
    どんな風味になるのか、楽しみです!

     

    「飲んで味わう静岡の文化」。
    気になる方は、8月10(土)、11(日)、12(月・祝)(※15:00~21:00)に開催する夜店市にぜひお越しくださいね♪
    場所は、パルコの向かい側、小梳神社の目の前です!

     

    また、その頃当館では「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」を開催中(8月7日(水)~10月20日(日))。
    外の暑さに疲れたら、ぜひ当館まで涼みにいらしてください!

     

    (a.y)

     

  • 2018年08月31日 Shizubiシネマアワー「ベル・エポックのパイオニアたち」(2)『リュミエール!』

    「Shizubiシネマアワー」は美術館ならではのセレクトで、さまざまな映画を上映するシリーズです。
    第22回は「ヴラマンク展」にあわせて開催。ヴラマンクの生きた19世紀末~第一次世界大戦勃発前までの、様々な芸術が花開いた「ベル・エポック」といわれる時代に焦点を当てます。

     

    ■9月9日(日)14:00~

    『リュミエール!』

    (ティエリー・フレモー監督/2016年/フランス/90分)*日本語字幕版

    Lumiere メイン.jpg
    ©2017 – Sorties d’usine productions – Institut Lumiere, Lyon

     

    1895年12月28日パリ。
    フランスのリュミエール兄弟が発明した”シネマトグラフ”で撮影された『工場の出口』が、世界で初めて有料上映されました。
    1895年から1905年の10年間にリュミエール兄弟により製作されたフィルムはなんと1422本!
    本作品は、その中から選んだ108本で構成されています。

    当時、撮影されたフィルムは、1本約50秒でした。
    近代化する街並みや、人々の暮らし、コミカルな演出、実験的な表現、世界各地の映像・・・
    新しい映像表現が次々に生まれていく過程を見ると、なんだかわくわくしてきます。
    たった50秒に、今の映画につながる様々な表現がたくさんつまっているのです。

    フィルムの映像はモノクロで、セリフや音楽はありませんが、
    108本すべてに、本映画の監督であり、リュミエール作品の保存・復元に長年携わっているフランスのリュミエール研究所の所長フレモー氏の解説が入ります。
    この解説がとっても贅沢!ギャラリートークを聞きながら、映像を見ているようです。

    “映画のはじまり”を、みんなで、観ませんか?

    ☆静岡市美術館受付にてチケット販売中☆
    詳細はこちら→ Shizubiシネマアワーvol.22「ベル・エポックのパイオニアたち」

    (c.o)