• 2022年01月07日 「風景画のはじまり」来場1万人達成!

    1月7日、「風景画のはじまり コローから印象派へ」の来場者が1万人を達成しました。

    1万人目は浜松市からお越しのお客様。当館館長より記念品を贈呈しました。
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  • 2021年12月26日 風景画のはじまり―【5】印象主義の展開

    1874年、パリ。新進気鋭の画家たちが政府主催の官展に不満を覚え、グループ展を開催します。モネ、ルノワール、ピサロ、シスレーらがこれに参加しました。後に印象派と呼ばれるこの一派は、メンバーの入れ替わりを繰り返しながら、1886年まで全8回にわたり展覧会を開催。戸外制作も盛んに行いました。and more

  • 2021年12月25日 風景画のはじまり―【4】ウジェーヌ・ブーダン

    近代風景画史に大きな足跡を残したブーダン。その生涯は北西部のノルマンディー地方で幕を開けました。1824年、オンフルールの水夫の家に誕生。隣接するル・アーヴルに転居し、画材屋を開業しました。ジャン=フランソワ・ミレー、クチュール、トロワイヨン、イザベイらが常連客でした。彼らに感化され、画業に専念することを決心。その後故郷のノルマンディー地方やブルターニュ地方、オランダを拠点として、海景画家として名声を得ました。and more

  • 2021年12月24日 風景画のはじまり―【3】画家=版画家の誕生

    19世紀のフランスでは、印刷文化の浸透とともに版画芸術が広く伝播します。雑誌や絵画販売カタログに様々な版画が添えられ、人々の手に渡りました。風景はブルジョワに人気の絵画主題で、版画の題材となることも多かったといいます。and more

  • 2021年12月23日 風景画のはじまり―【2】バルビゾン派

    フランス国内で戸外制作が流行するのは、1830年代頃からです。鉄道網の発達と携帯可能なチューブ式絵の具の開発が大きな要因となりました。and more

  • 2021年12月22日 風景画のはじまり―【1】コローと19世紀風景画の先駆者たち

    19世紀初頭、風景画制作は大きく変化しました。アカデミーの教授であったヴァランシエンヌは1800年の著作の中で、アトリエで制作を始める前に戸外で自然研究を行うことの重要性を説きました。室内での制作が絶対視されていた当時にあって画期的なことでした。and more

  • 2021年11月10日 フランス近代風景画の展開

    19世紀のフランスで風景画は大きな進展をとげます。官立の芸術機関であったアカデミーでは、古くから絵画ジャンルに序列が設けられ、神話や聖書の物語に取材した歴史画と比べて、風景画や風俗画は劣るものと考えられていました。19世紀初頭になると、こうした状況を打開すべく、アカデミーで風景画の地位向上を目的とした制度改革が実施されます。特別な知識や教養を必要としないこの絵画主題は、フランス革命を機に台頭したブルジョワジーの間で高い人気を博すようになりました。and more