• 2011年07月09日 “しずび”に”チビッこ”集まる!



    「没後150年 歌川国芳展」、本日無事、オープンいたしました!

    初日より、たくさんのお客様にご来館頂いており、大盛況です!!

    展覧会については、また、展覧会担当よりたっぷりとご紹介させて頂きますね!!!

     

    さて!去る「ハンス・コパー展」の最終日6月26日(日)、”しずび”にたくさんの”チビッこ”たちが集まりました。

    題して『しずびチビッこプログラム』。

    これは、2歳~未就学児を対象とした90分間のアートプログラムです。併せて、保護者の皆さまには、展覧会を鑑賞して頂くというものです。

    当日は午前・午後と2回実施。合計22人の子ども達が参加してくれました。

    会場は当館ワークショップ室。
    すっかりチビッこ仕様で、何だか楽しい雰囲気^^!
    『ニョロ』さんが子ども達をお出迎えします!

     



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    お父さん、お母さんと離れるのがちょっぴり寂しい子ども達も、『ニョロ』さんのお陰ですっかり笑顔。

    ファスナーでつながる『ニョロ』さんをみんなで完成させて、気持ちもほぐれたところで、いよいよアートプログラムに入ります。

     


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    プログラムは開催中のコパー展に関連した「粘土遊び」を行います。
    まずは、かるーい紙粘土をつかって、カタチ遊び!
    いろんな型でくり抜いて、いろんな道具を使って、メダルやブローチ、動物をつくります。

     

     


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    好きな水彩絵の具を選んで、粘土に練り込んで・・・

     

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    色が変わった-!!と大はしゃぎ。

     

     

     

    とっても真剣な表情^^

     

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    元気いっぱい^^

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    紙粘土あそびはいったん終了。次はいよいよ展覧会に踏み込んだ内容に入ります。
    「合接」の手法で数々の陶芸作品を制作したコパー。それを感じてもらうためのパズル遊びです。

    あっという間にパズルを完成させた子ども達に聞きます。
    「何にみえるかな?」
    「おちゃわん!」
    「こうすいのびん!」

     

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    実は、担当はどうなるかな~とドキドキしていたのですが、一見すると何なのか分かりづらいコパーの作品を、”陶芸作品”で、何かを入れる”容器”であることがわかるんですね。
    小さい子ども達も、ちゃんと鑑賞ができる!と実感できたうれしい瞬間でした。

     

    合わせてルーシー・リーのボタンカードを見せ、すきな形をひとつ、えらぶあそびも行いました。
    「ぎょうざみたいなかたち!」なんて意見もありましたよ♪

    そして、いよいよメインのお父さん、お母さんへのプレゼントづくり。
    オーブン粘土をつかって、ブローチやボタンなどをつくります。
     
     
    先ほどの型抜きや道具をつかって、いろいろな形が出来上がりました。

     

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    最後まで、楽しく、集中して充実した90分を過ごした子ども達。
    『ニョロ』さんともすっかり仲良し。みんなの人気者になりました。

     

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    この「しずびチビッこプログラム」は、今後も、展覧会毎に1日、実施する予定です。
    次回は「没後150年 歌川国芳展」会期中、7/17日(日)に実施します!

     

    (s.m)

  • 2011年07月01日 ミュージアム カフェ トークのお知らせ

    暑い日が続きます…みなさま体調はいかがでしょうか?
    静岡市美術館では、「ハンス・コパー展‐20世紀陶芸の革新」が無事に終了し、
    7月9日から始まる「没後150年 歌川国芳展」にむけて作業を行っています。

     

    さて、静岡市美術館の多目的室を会場に開催する「ミュージアム カフェ トーク」のお知らせです。
    JR静岡駅に隣接する静岡音楽館AOI、静岡科学館る・く・る、静岡市美術館の3館が、
    音楽・科学・美術の境界を超え、総合的な文化空間を創造する「ミュージアム カフェ トーク」
    各館のスタッフがコーディネーターとしてゲストスピーカーと市民をつなぎます。

     

    【第1回】「メディアアート:技術を生かして芸術を作り出す」
    ゲスト:的場ひろし(静岡文化芸術大学 教授)
    日時:7月3日(日)15:00~16:30
    定員:30名

     

    【第2回】「国芳の魅力に迫る!」
    ゲスト:岩切友里子(浮世絵研究家、没後150年歌川国芳展監修者)
    日時:7月31日(日)15:00~16:30
    定員:70名

     

    【第3回】「新しい音楽の創造とエレクトロニクス」
    ゲスト:野平一郎(作曲家、ピアニスト、静岡音楽館AOI芸術監督)
    日時:8月28日(日)15:00~16:30
    定員:30名

     

    各回とも、直接会場へどうぞ(14:30から受付・先着順)
    参加費無料です(ドリンクはミュージアムカフェで購入できます)
    詳しくは、チラシをご覧ください。

     

    ミュージアムカフェトーク.pdf

     

    (c.o)

     

  • 2011年03月06日 ツギラマ・フォトモ作品、展示中です!


    花粉症の方にはつらい季節がやってきましたね。
    今年は、場所によってはその飛散量が昨年の10倍とも言われています。

     

    実は私…今年花粉症デビューしました。

     

    先日、伊勢神宮に行った際、大量の花粉を浴びたせいでしょうか。
    帰ってきてから、鼻はムズムズ、目はかゆいし、くしゃみも…。
    花粉症って、こんなにつらいんですね…。

    さてさて、先日のブログでもご紹介しましたが、只今静岡市美術館の多目的室では、
    糸崎公朗(いとざき・きみお)さんのワークショップ
    「フォトモで作ろう!静岡の街」の参加者の皆さんの作品を展示中です。

      

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    毎日たくさんのお客さまが多目的室に足を運んでくださいます。

     

     

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    机の上に並べてあるものが「フォトモ」。壁面に展示してあるものが「ツギラマ」です。

     

    どの作品もとても完成度が高く、観に来てくださった方が
    よく「プロが作ったみたい!」と、おっしゃっているのを耳にします。

     

    じっくり、ひとつひとつの作品をご覧いただきたいのですが、その際にぜひ、視線を下げて見てみてください。

     

     

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    ほら…フォトモの世界に引き込まれます! お店の中まで細かく再現されているんです。

     

    そして、作品と一緒にご覧いただきたいのが、キャプションに書かれている糸崎さんのコメントです。
    今回、全ての作品にコメントをいただきました!

     

     

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    この展示は、4月中旬まで開催しております。
    ですが、会場の多目的室で講演会等のイベントを行う際は、申し訳ありませんがご覧いただくことができません。

     

    ご覧いただけない日程は、3/11(金)、3/19(土)、3/20(日)、4/7(水)となります。
    そのほか、休館日である月曜日(ただし3/21は開館、翌22日は休館)と、臨時休館日の4/8(木)です。

     

    その他の日程でしたら、開館時間中(10:00~19:00)いつでもご覧いただくことができますので、
    みなさんぜひぜひ、観に来てくださいね。

    (m.y.)

  • 2011年02月19日 ツギラマ・フォトモ作品、展示します!

    以前にもご紹介した、土日セットで全5回のワークショップ
    糸崎公朗(いとざき・きみお)「フォトモで作ろう!静岡の街」が、
    明日(2/20)、いよいよ最終日を迎えます。

    写真家・美術家の糸崎公朗さんを講師に招き、
    糸崎さんの、写真を素材とした独自の手法である
    「ツギラマ」や「フォトモ」で作品を作るワークショップです。

    前回は「ツギラマ」制作の様子をご紹介したので、
    今日は「フォトモ」をご紹介します。

     


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    「フォトモ」とは…
    フォトグラフ(写真)+モデル(模型)の造語で、
    写真を立体的に組み立て、3次元化する手法のことです。

    糸崎さんは、路上を歩きながら街並みを観察するのが大好きで、
    カメラを片手に、よく街歩きをされるそうです。

    糸崎さんにとっては、そこにあるすべてのものが面白く感じられ、
    シャッターを切ろうと思ってもきりがない…。

    1枚の写真では、路上の面白さを撮りきれないと感じた糸崎さんは、
    その面白さを丸ごと表現するために、
    この「フォトモ」という表現にたどり着いたのだそう。

     

    糸崎さんのフォトモ作品を目にした参加者の皆さんは、
    ツギラマとはまた違った、その独特の世界観、インパクトに
    目が釘付けです。もちろん私も…!

     

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    このフォトモ、作り方やコツを理解するまでに少々時間がかかります。
    ですが、今回は5日間連続のワークショップということもあり、
    まずはみんなで街歩きをし、同じ場所を撮影し、練習。
    その後オリジナルフォトモを制作・・・といった具合に、
    時間をかけてフォトモの面白さ、魅力を理解していただけたと思います。

     

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     回を重ねる毎にパワーアップしていく皆さんの作品に、
    糸崎さんも私たちも圧倒されてしまいました!

     

     

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    1枚の写真では到底表現しきれない、現実以上にリアリティを感じさせる「フォトモ」。
    そこからは、被写体となった場所の空気感や時間の流れ、そして、
    制作者ひとりひとりの世界観をも感じることができ、
    いつまでも見入ってしまいます。

    このワークショップで制作した「ツギラマ」「フォトモ」作品は、
    明日(2/20)、ワークショップ終了後から
    静岡市美術館多目的室にて展示します。

    皆さん、ぜひぜひ「ツギラマ」「フォトモ」の世界を見に来てください!

    (m.y.)

     

  • 2011年01月16日 ワークショップシリーズVol.4 糸崎公朗「フォトモで作ろう!静岡の街」

    昨日今日と、温暖な静岡とは思えない程の寒さです。
    今日も時折、静岡では風花が舞いました。

    さて、静岡市美術館では、昨日から5日間連続のワークショップを行っています。
    長丁場のワークショップにもかかわらず、たくさんの方にご参加いただきました。

    写真家・美術家の糸崎公朗(いとざき・きみお)さんを講師に招き、
    糸崎さんの、写真を素材とした独自の手法である「ツギラマ」や「フォトモ」で作品を作ります。

    今週は、先ず「ツギラマ」制作です。

    「ツギラマ」がどんなものかと言うと…「ツギハギ」+「パノラマ」の造語で、
    視点を動かしながら撮影した写真をつなぎ合わせ、眼を動かして見たイメージを表現する手法です。

    …と言っても、なかなかピンとこない方も多いのでは。

    こちらが、糸崎さんの「ツギラマ」作品です!



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    1枚の写真では表現することのできないそのインパクトに、思わず目を見張ります。

    15日は、先ずみんなで美術館のエントランスを撮影し、印刷したものをつなぎ合わせて、

    ツギラマの練習をしました。

    みんなで同じ場所を撮影したのに、出来上がった作品は千差万別!
     

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    午後はいよいよ外に出て撮影です!
    街歩きをし、撮影スポットを決め撮影し、現像した写真を使って「ツギラマ」を制作。

    「写真が足りない!」「うまくつながらない!」
    皆さん悪戦苦闘しながらも、素敵な作品が完成しました。

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    16日は再度ツギラマ制作です。
    昨日の練習を踏まえ、皆さん撮影ポイントや撮影の仕方を工夫されたようです。

    「これ、どこを撮影したんですか!?」
    中には、見たこともない静岡の街並みを撮影された方も。
    私たちの知らない静岡が、まだいっぱいあるんですね~。

    どの方の作品も、昨日よりさらにパワーアップ!
    迫力のある作品が完成したところで、この2日間の講評会を行いました。

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    「(ツギラマやフォトモ等の)フォトコラージュの面白いところは、
    視点がいっぱいあるので、長い時間見て楽しむことができるんです。」と糸崎さん。

    確かに、1枚の写真では表現することのできない、ひとりひとり独特の世界観が広がっています。


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    次回22,23日は、いよいよ「フォトモ」を制作します。

    「フォトモ」とは…
    「フォトグラフ(写真)」+「モデル(模型)」の造語で、
    写真を立体的に組み立てる手法です。
    来週はこのフォトモで、ひとりひとりが独自の視点で、静岡の街並みを再現します。

    ワークショップは自由にご見学いただけますので、
    興味がある方はぜひぜひ、美術館ワークショップ室に足を運んでみてください。

    講師の糸崎さんの作品もご覧いただけます!

    (m.y)

  • 2010年12月22日 つながるクッションを作ろう!ふわふわクリスマスオーナメント

    4日に引き続き、18日(土)・19日(日)に、ワークショップシリーズVol.3 関野宏子
    「つながるクッションを作ろう!ふわふわクリスマスオーナメント」を実施しました。

    先日、関野さんが制作した「巨大クリスマスツリークッション」。
    今回はこのツリーに飾り付ける、オーナメントを作るワークショップです。
    4日の様子はこちら

    ツリー同様、オーナメントもフリースで作ります。

    先ずは、約15色のフリースの中から、表に使う2色を選びます。
    みんな真剣な眼差し!

     

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    フリースに好きな模様を描き、その上をミシンで縫っていきます。

    ミシンを使うのが初めての子には、
    関野さんやサポーターの皆さんが、親切に使い方を教えてくれました。
     

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    ミシンで縫えたら、周りの布を切り落とします。
    縫ったところを切らないように、ゆっくり、ゆっくり…。

     

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    外側の形を決めて、ミシンで縫ったら、中に綿を詰めます。

    ワークショップを開始して約2時間後…
    みんな、すてきなオーナメントが完成しました!

    両脇に縫い付けたファスナーで
    ひとつひとつのオーナメントがつながっていきます。

    18・19日、それぞれ2回ずつ行い、計60個のオーナメントが完成しました!

    最後にツリークッションに飾り付け…

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    みんなの想いがつながった、世界でたったひとつのクリスマスツリーが完成!

     

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    手前にあるミニツリーは、3日間ワークショップに参加してくれた5人が作りました。

     

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    中学生の2人は、関野さんのオリジナルキャラクター『ニョロ』でツリーを飾ります。

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    小学生の2人は、小さなオーナメントと、星のついた帽子を作りました。

    みんなで作ったクリスマスツリーは、
    26日まで美術館多目的室に展示しています。
    みなさん、ぜひぜひ観に来てくださいね。

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    そう言えば、ワークショップの合間に、
    関野さんにかわいいお客さんが。

     

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    なんと、「ニョロ」のクッキーを焼いてきてくれました!
    ニョロとニョロクッキー。よく似ているね!

     




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    ちなみに、関野さん手作りの、かわいい『ちびニョロストラップ』、
    ミュージアムショップにて販売中です!

    このちびニョロくんたち、1匹 1匹、色合いが違うんです!! 
    早い者勝ちですよ。数量限定です!

    早いもので、クリスマスまであと3日。
    皆さま、たのしいクリスマスをお過ごしください♪

    (m.y)

     

  • 2010年12月15日 ワークショップシリーズVol.3 関野宏子 「つながるクッションを作ろう!ふわふわクリスマスオーナメント」

    先日12月4日(土)に当館多目的室にて、ワークショップシリーズVol.3 関野宏子
    「つながるクッションを作ろう!ふわふわクリスマスオーナメント」を実施しました。

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    造形作家の関野宏子さんは、この時期になるとよく見かける素材、
    ふわふわ、もこもこの『フリース』を使って作品を作ります。

    「暮らしの中から生まれる、たのしい、おもしろい、わくわくするような気持ちを、
    やわらかなフリースと、ふわふわの綿で縫って包んでかたちにしています。」
    と、関野さん。

    見るだけでなく、触れたり、身につけたり、
    自由に組み合わせて遊ぶことのできる関野さんの作品は、
    どれもオリジナリティ溢れるものばかり。

    さてさて、今回のワークショップでは、フリース地をミシンで縫って、
    ふわふわのクリスマスツリーを作りました。

     

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    まずは関野さんがお手本を作ってくれました。(↑綿を入れる前の段階です。)

    関野さんから作り方を教わり、早速、参加者の皆さんも制作開始!

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    今回のワークショップではミシンを使いますが、
    「ミシンを使うのは初めて」「手芸は苦手」という方でも大丈夫。
    サポーターの皆さんが制作のお手伝いをしてくださいました。
     

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    フリースを切って、ミシンで縫って、中に綿をたくさん詰めて・・・。
    最後はていねいに手で縫いとじます。

     

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    みなさん無事に、すてきなミニツリークッションが完成!

    ツリーに掛っているのは、午前中に制作した名札入れです。

    手前に写っている、大きな物体・・・。

    実は、これ・・・

     

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    みんながミニツリーを作っている最中に
    関野さんが作った巨大クリスマスツリークッションなんです!

    高さ120cm!!
    ぽってりとしたフォルムがなんとも愛らしい。。。

    今月18日(土)、19日(日)に開催するワークショップでは、
    この巨大クリスマスツリークッションに飾るオーナメントを作ります。

    オーナメントにはファスナーを縫い付けます。
    みんなの作ったひとつひとつのオーナメントは
    このファスナーでつながっていき、巨大ツリーに飾り付けます。

    ツリーは26日まで美術館にてお披露目をしますので、どうぞお楽しみに!

     

    こちらのワークショップ、まだ若干名空きがあります。
    お申込みはお電話にて受け付けておりますので、
    参加ご希望の方はぜひぜひ美術館までお問い合わせください。
    詳細はこちら

     

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    まだオーナメントがないので、
    関野さんのオリジナルキャラクター「ニョロ」くんがツリーを彩ります。

     

    ちなみに、会場となった多目的室では、
    26日まで巨大ニョロクッションであそぶことができます!

    この巨大ニョロクッションも、6つの大きなクッションがファスナーでつながっています。

    関連イベント「巨大ニョロクッションとあそぼう!」
    詳細はこちら

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    みなさん、ぜひ気軽に遊びに来てくださいね。

    (m.y)

     

  • 2010年11月18日 ピーター・バラカンの「音を見る。アートを聴く。」 第2回目「脳が感動するとき」

    14日、静岡市美術館多目的室にて、
    連続トークイベント ピーター・バラカンの「音を見る。アートを聴く。」
    の第2回目「脳が感動するとき」を開催しました。

    本イベントは、ブロードキャスターとして活躍中のピーター・バラカンさんを案内役に迎え、
    毎回さまざまなジャンルを交叉させながら、人が「アートする」という行為について考える、
    連続トークイベントです。

    ちなみに、第1回目は8月8日に開催しました。
    最初に、そのときのお話を少し…。

    第1回目のテーマは「音楽が生まれるとき」。
    コンゴ出身のミュージシャン「スタッフ・ベンダ・ビリリ」の資料映像を交えながら、
    全ての音楽のルーツとも言うべき、アフリカ音楽の力強さやその魅力を
    ピーターさんにご紹介いただきました。

     


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    スタッフベンダビリリは、小児麻痺で下半身不随となったミュージシャンにより
    結成されたバンドです。
    しかも、本物のストリートミュージシャン…つまり、路上で生活しているんです。
    楽器(※)や、自分たちの乗っている車いすは手作り。
    ※メンバー・ロジェの使う「サトゥンゲ」と言う一弦楽器。
    拾った空き缶とギターの弦で作られいるんです!

    しかし、そんな逆境にもめげることなく、前向きに、ひた向きに、
    ただ音楽の力の信じて演奏しつづけてきた彼ら。
    彼らの生き様はドキュメンタリー映画となり、
    今年のカンヌ映画祭に出品、監督週間のオープニングでも大絶賛されました。

    只今、静岡サールナートにて上映中です。(~26日まで)

     

    力強い、心を躍らせるリズムや音に、
    いつの間にかピーターさんも参加者の皆さんも、
    身体でリズムを刻んでいました。…もちろん、私も!

     

    さてさて、そんな第1回目に続き、
    静岡県藤枝市出身の脳研究者・池谷裕二(いけがや ゆうじ)さんをゲストにお招きし、
    「脳が感動するとき」をテーマに第2回目を開催しました。

     

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    私たちは日々、音楽を聴いたり、絵や映画を観たり、
    美しい景色を前にして感動します。
    衣食住のように直接、生命の維持に繋がるわけ訳ではないにも関わらず、
    有史以来ずっと続けられてきたこの行為。
    きっと私たち人間が生き延びるために、必要な行為なのでは。。。

     

    そんな思いから、アートと脳科学、その双方の関わりについて、
    ピーターさんと池谷さんにお話いただきました。

     

    全く分野の違うお二人の対談でしたが、
    ピーターさんの音楽に対するこだわりと、池谷さんの分析的な見方や考え方が重なり、
    会場からは終始「ほぉ~!」「えぇ~!」と、驚きの声が挙がっていました。

     

    ピーターさんには、「人間の好ましい思う音の要素を全て集めた曲」と、
    逆に「不快に思う音の要素を全て集めた曲」や、
    ピアノのアタック音をとった音(大半の方は、ピアノの音には聴こえないのです!)など、
    興味深い資料をご紹介いただきました。

    池谷さんには、 人が好ましいと思うフォルム
    …大抵それがデフォルメされているというお話や、
    ネズミの長方形性…長方形の積み木を選ぶとえさを与えるように教えると、
    その長方形より、もっと細長い長方形を好むようになる!
    などなど。

    他にも面白い資料をたくさんご紹介いただきました。

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    興味深かった話題は
    ・西洋音階だと12音しかないのに、いまだに誰も聴いたことのないメロディが生まれ続けている。

    ・(アートはなぜ存在するの?)人間にとって身体を動かすことは快感だけれど、
    もともとは何か別の理由があったのではないか。そこから快感のみを抽出したものが、
    音楽であり、スポーツであり、芸術である。

    ・どんな文化でも、宗教と芸術を生み出している。それには必ず何か理由があるはず。
    人は極限の環境でも、クリエイティブな活動をしたがる。

     

    また、音痴の約7割が遺伝であり、且つ、音痴の人は空間認識能力が低いという話。
    音も脳の中で立体処理しているのだそう!

     

    お二人のお話の後には、会場の方からの質問タイム。
    こちらも大変盛り上がりました!

    その後はサイン会。
    当日、当館ミュージアムショップには、お二人の著書コーナーが登場しました。
    (現在もショップにて、お二人の著書をお買い求めいただけます!)

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    ピーター・バラカンの「音を見る。アートを聴く。」
    第3回目は、詳細が決まり次第、当館HPなどで告知いたします。

    次回もどうぞお楽しみに!

     

    (m.y)

  • 2010年09月04日 夜店市に参加しました。

    みなさまこんにちは。

    9月に入りましたが、暑い日が続きますね~!

    館内は涼しくて快適なのですが、こんな日はやっぱりアイスやかき氷など食べたくなります…。

    (ちなみに私はかき氷は甘露派です。シンプルイズザベスト!最近あまり売っているのを見かけませんが…)

     

    ちょっと古い話ですが、8月13(金)~15日(日)の3日間で「第48回静岡夏祭り 夜店市」に、静岡市美術館も出店させて頂いたので、その様子をご報告します。

     

    まだまだ、静岡市美術館の存在を知らない方、知っていてもどこにあるのか知らない方が多い現状。

    少しでもみなさんの身近に感じて貰いたい…。

    そう考えて、夜店市に参加させて頂きました。

     

     

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    職員一同、オリジナルTシャツを着こんで、気合いは十分!

     

    販売商品は、当館の最初の展覧会である、静岡市美術館開館記念展<Ⅰ>「ポーラ美術館コレクション展-印象派とエコール・ド・パリ」の前売り券です。

    なんとお得なことに、「夜店市限定!空くじなしのくじ引き」がついてきます。

     

    くじの一等は『展覧会招待券プレゼント』など、出血大サービスの企画だったんですよ!

    (貴重なこの機会を逃した方でも大丈夫。くじは付いてきませんが、お得な前売り券は10月1日(金)まで販売中です!詳細はこのブログの下部で紹介します。ぜひご確認下さい。)

     

     

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    こちらは開催前の準備風景です。

     

    実はこのテント内では、他にも美術館内のミュージアムショップで扱うグッズの販売や、科学館る・く・る職員による分光シートの無料配布、清水文化センターで開催されるコンサートチケットの販売も行っていて、とても賑やかでした。

    (ご一緒して頂いたみなさん、本当にありがとうございました!)

     

    ショップの商品.jpg
     

    上の画像はミュージアムショップのグッズです。

    左下のマグカップは、静岡市美術館のオリジナルマグです♪

    ロゴマークを模していて、とっても可愛いんですよ~。

     

     

    お店のようす.jpg

    準備ができたので、販売開始です!

    声を思い切り張り上げて「いらっしゃいませ~!」

    …こんな大声出したの何年ぶりだろうと思いました(笑)

     

     

    お買い上げありがとうございます!.jpg

     

     

    その甲斐あってか、お客さんがどんどん来てくれて、本当に嬉しい限りです。

    お買い上げ誠にありがとうございます!

    ご来館、心よりお待ちしています。

     

    さて、この夜店市に参加したのも、みなさまに美術館の存在を知って頂くため。

     

    告知のために、こんなものも用意していました。

     

    うちわ.jpg

     

    上の画像は当館オリジナルの、睡蓮のうちわです!

    告知を兼ねて、頑張って配布を…と気合を入れていましたが。

     

    うちわ差し上げまーす.jpg
     

     

    これが大人気!

    当日は3日間ともとっても暑く、少しでもと、涼を求めてわざわざうちわを貰いに着て下さる方も。

    デザインを気に入って下さったり、仰ぎやすいと好評で、あっという間に無くなってしまいました。

     

    販売に熱が入ります.jpg

    気合いを入れてラストスパート!

    夏の暑さに負けないくらいのエネルギーで頑張りました。

     

    にぎわいの様子.jpg
     

     

    たくさんのご来店、誠にありがとうございました。

    当館としても、夏のいい思い出ができたと思います。

    みなさまのご来館、心よりお待ちしております。

     

    (k.s)

     

    *なお、展覧会情報ならびに前売り券情報は以下の通り。

     

    静岡市美術館開館記念展<Ⅰ>「ポーラ美術館コレクション展-印象派とエコール・ド・パリ」

    開催期間:2010年10月2日(土)~11月28日(日)

    (詳細はコチラ⇒https://shizubi.jp/exhibition/future_101002.php

     

    ■前売り券料金■

    一般 1,200円 ⇒ 1,000円

    大高生/市内70歳以上 800円 ⇒ 600円

    ※中学生以下無料 ※障害者手帳をご持参の方および介助者1名は無料

     

    ■前売り券販売場所■

    ・静岡市美術館

    ・静岡新聞社・静岡放送 企画事務局

    ・谷島屋本店(呉服町)

    ・戸田書店静岡本店(葵タワー内)

    ・戸田書店清水本店(銀座)

    ・チケットぴあ【Pコード:764-309】

     (詳細は静岡市美術館【054-273-1515】へお問い合わせください)

  • 2010年07月29日 これはっ?!

    蒸し暑い毎日が続きますね。。皆様、体調のほうはいかがでしょうか。

    私は毎夏いつもそうなのですが、食欲がめっきり落ちて、体が。といって、食べないわけにもいかず、無理やり食べているのですが、気づいたら毎日麺、麺、麺。これじゃ、力が出なくても仕方ないですね。

     

    さて、美術館は今こんな感じになっています。↓

     
    dance_hitsuji.jpg多目的室、エントランスホールに突然動物が。。。

    一体これは何?!

     

    実はこれ、8月1日に美術館で行われる開館応援ダンスイベント「葵タワーで踊る!!」にて美術を担当されている平面作家・井上信太さんの作品です。ゲリラ的に出没するこの「羊飼いプロジェクト」、美術館の朝の光景になりつつあります。日中は羊さんたちはお休みしていることが多いですが、お天気がよければ、街中に出没するかもしれません。見つけたら可愛がってあげてくださいね♪

    また、7月30日までは井上信太さんによるワークショップを多目的室にて実施中です↓

    dance_kids.jpg

    「静岡の旗」やダンスのテーマの一つ「心臓」のバッチを作ることができます。

    ちょっと入り口からは奥まっているので見えずらいかも知れませんが、参加料不要、予約不要でどなたでもご参加いただけますので、美術館で休憩の際にはぜひ遊びにいらしてください☆

    ということで、今美術館は8月1日にむけて館内各所で講師の山田珠実さんを中心に熱~いリハーサルが日々実施されております。参加される市民のみなさんの熱気に担当者も圧倒されております。麺ばかり食べてないで、力をつけてこちらもがんばらなければ!と思っております。

    なお、8月1日当日のダンス公演観覧希望の方は、事前に静岡市民文化会館(電話:054-251-3751)で御予約されることをお勧めします。予約がなくても観覧可能ですが、「いい位置で見たい!」というかたは是非文化会館にご連絡ください。

    ダンス公演スケジュール

    ①13時00分

    ②14時30分

    ③17時00分

    ④18時30分

    それぞれの回の演目は同じです。各回30分程度の公演になります。

     

    さらに。

    公演当日、美術館内だけでなく、葵タワー周辺道路、神社等でもイベントを実施予定です!

    どんなイベントになるか、8月1日をお楽しみに!

    この夏は静岡市美術館が熱い!!!!!!!!!!

    是非皆様8月1日は静岡市美術館へ!

     

    (K.O.)