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2012年05月24日 すこしだけ組んでみました。[日詰明男 フィボナッチタワーをつくろう!]
今日から「日詰明男 フィボナッチタワーをつくろう!」二週目の作業が始まりました。
今週の主な作業は、先週カットした竹に、杭をとおす穴を開けることです。杭も引き続きつくります。
作業の場所も、美術館のトラックヤード(車庫)に移りました。
そういえば、トラックヤードは、関係者以外は知らない、美術館の秘密の場所です。
場所は葵タワーの1階。
展覧会準備のために運ばれてきた作品の搬入作業場(奥のエレベーターで3階の美術館フロアまで運び入れます)、または、展示室設営業者さんや、関連イベントの講師用駐車場などなど、実はわりと活躍するスペースです。
大きさは、10t車まで入ることができます。
・・・そんなスペースが、いまは・・・・・
床一面、竹で覆われています!
・・・4~5mの竹50本を、約140本にカットしましたからね。かなりの存在感です。
歩くスペースを見つけるのも厳しいため、足場用に、竹の上にコンパネを敷いてます。(画面左)
さて、作業風景です!
まずは採寸。
決まった竹を順序立てて組み上げていくため、開ける穴の位置を間違えると、大変なことになります。
慎重に。慎重に。
日詰さん気合い入ってます。
そのあと、先に細いドリルで下穴を開けます。
両脇の女性スタッフ、何をしてるか分かりますか?
じつは2人で、各方向から垂直を見ているのです!
日詰さんが手にしているドリルにも、水平器が付いています。
竹を置く台座と、空いた穴それぞれに竹ヒゴを通し、横から見て二本が重なっているか、
ここでもチェック。
下穴が全て開いたら(表裏4ヵ所ずつ)、杭を通すために、太いドリルで改めて穴を開けます。
これを繰り返します。今日は30本ほど開けました。
穴を開け終わり、ひと段落だ、と思ったその時。日詰さんからある言葉が。
「ちょっと組んでみましょうか。テストを兼ねて。」
や、やってみましょう!(ちょっとびっくりしつつ、ワクワクしました)
日詰さん、手慣れた様子で組んでいきます。
並べて・・・
杭を差し込みます。
組み合わさるとこんな感じ。
ちょっとかたちが・・・見えてきました!
竹の角度によって、杭が入りにくいところもありました。みんなで調整!
そして・・・
組み上がり!五角形になりました!!
みんなで記念撮影。
休憩がてら座ってみました!(笑)
いま写真では6人が座っていますが、竹はびくともしません。
杭だけで繋がるというシンプルな構造ながら、とても堅牢なんです。
なんだかこのままベンチになってしまいそうな和やかな雰囲気に。
日詰さんの即席数学講座も始まりました。
「黄金比の造形物は、いやってほど非周期的なかたちをしています。でもそれが面白いんです。」
作家と一緒に作業し、作品の魅力を知る。これぞワークショップの醍醐味ですね!
今週いっぱい、こうした作業が続きます。
作業は、ボランティアスタッフの方のおがけで、とても順調です。
引き続きレポートしてゆきます。どうぞお楽しみに!
(R.A)
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2012年05月20日 タワー制作はじまりました! [日詰明男 フィボナッチタワーをつくろう!]
こんにちは。学芸課のAです。
みなさま、この週末はどこかお出かけになりましたか?天候に恵まれた、気持ちの良い日でしたね。
美術館では、この週末に新しいイベント「日詰明男 フィボナッチタワーをつくろう!」がスタートしました。
これは、6/23(土)から8/19(日)まで開催する夏の展覧会「七夕の美術-日本近世・近代の美術工芸にみる」展の関連事業として、川根本町在住の造形作家、日詰明男(ひづめあきお)さんをお呼びし、実施するものです。
日詰明男さんHP
http://www.starcage.org/japaneseindex.html
内容は、28名の一般のボランティアの方とともに、竹を使って、約8mのタワーを、葵タワー1階の国道側ロビーに8日間で作る、というもの。
・・・いまちょっとサラッと言いましたが。
くりかえしますね。8mの竹のタワーです。
気になりませんか・・・?
さっそくご報告です!
この方が日詰さん。
植物の葉の付き方や、惑星の運行など、自然界に存在する不思議な比率「黄金比」をテーマに、造形作品や音楽を制作されています。
イベント初日となる19日(土)は、午前中、事前説明会が行われました。
日詰さんから参加者のみなさまに、今回のイベントのことや、日詰さんが研究している「黄金比」のこと、ご自身の作品のことなどなど・・・約2時間に及ぶ、熱の入ったレクチャーでした。
午後は、作業現場となる「石上木材竹材店」さんに移動。
素材である長い竹の切り出しと、タワーを組み立てる際に、竹と竹をつなぐための「杭」の制作にかかりました。
まずは、竹林から切り出したままの、竹の根元を切って、かたちを整えます。
太さごとに仕分け。
みんなで頑張ります!
この竹の量。そしてこの長さ!
これをタワーの部材用に、一本一本カットしていきます。
全部で約140本に切り分け。
ミリ単位で長さを調整するため、慎重に採寸。(黒のキャップの男性が日詰さん)
切るときは思い切ってカット!
みなさん、みるみるうちにノコギリの使い方が上手くなっていました。
制作予定数は300本!ガンガンつくります!
そんななか、石上さんちをブタくんが訪問。
・・・かわいかったです。
仕事を忘れてたわむれるみんな。ブタくんは食欲旺盛でした。
あんなに長かった竹が、作業終了時刻にはこんなかたちに。
(これはほんの一部。20日の午前中に全て切り終えました)
19日、20日と、非常に多くのスタッフの方にご参加いただいたおかげで、とてもスムーズに
作業を行うことができました。
これからは、作業現場を美術館に移動し、切り出した竹に穴を開けていく作業となります。
進捗、随時レポートしていきます!
最後に。
このタワー、どんな姿になると思いますか?
予告の意味も込めて、ちょっとだけ紹介です。
6/3(日)に完成予定です!
みなさま、こうご期待。
(R.A)
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2012年05月17日 母の日ワークショップを開催しました。
5月13日の母の日に
プレゼントワークショップvol.3
「母の日だ!2世代で贈るプレゼントづくり」を開催しました。昨年度よりスタートした”プレゼントワークショップシリーズ”。
記念日に合わせて、家族や大切な人へ贈る、
プレゼントをつくるワークショップです。
プレゼントを「つくって、贈る」ことの大切さや、
そこから生まれるコミュニケーションを見つめ直します。vol.1は父の日に(当日の様子はこちら)
vol.2は敬老の日に(当日の様子はこちら)
そして3回目である今回は、母の日に実施しました。今回は子どもからお母さんへ、お母さんからおばあちゃんへ、
2世代でプレゼントをつくって贈り、
いつもお世話になっているお母さんへ、感謝の気持ちを伝えます。プレゼントは”オーブン陶土”という、自宅のオーブンで焼くことのできる
陶芸用粘土3色(ベージュ・赤・黒)を使用して
土の風鈴…土鈴(どれい)をつくりました。母の日のシンボルと言えば”カーネーション”ですが、
今日は参加者ひとりひとりが、カーネーションに代わるお母さんのシンボルを考え、
それをモチーフに風鈴をつくります。まずは、お母さんワークシートにチャレンジ。
お母さんお名前は? 年齢は? 好きな食べ物は?
お母さんのことをどのくらい知っているか、
かんたんな問題に答えてもらいました。お母さんたちも一緒にチャレンジ。
次に、もう少し深く、お母さんについて考えてもらいます。
お母さんのどこが好き? お母さんとのいちばんの思い出は?この内容をヒントに、カーネーションに代わる、
自分のお母さんだけのシンボルを考えます。音楽が好きなお母さんは、音符のかたち。
お料理が得意なお母さんは、エプロンやお鍋のかたち。
ディズニーランドの思い出をもとに、ミッキーマウスの顔のかたち。
などなど。成形後は、”どべ”という、同じ粘土を水で溶いて泥のようにしたものを、表面に塗ります。
ベースとは色違いの”どべ”を塗り、
その表面を竹串でひっかく”掻き落とし”という技法を用いて絵を描きます。
風鈴の”リンリン”と鳴る玉の部分も、思い思いの形に仕上げます。
作品完成後、お母さんに手紙を書きます。
午後4時。おばあちゃんの到着です。
作品の上にかけていた目隠しを一斉にはずして…
子どもからお母さんへ。お母さんからおばあちゃんへ。
2世代で同時に手作り風鈴をプレゼント。どんな想いでつくったのか、お母さんとの今までの思い出とともに、お母さんに伝えます。
お母さんからおばあちゃんへプレゼントを渡すとき、
子どもたちは熱心にその話を聞いていました。お母さんとおばあちゃんにも、ふたりだけの大切な思い出があるんだね。
その後も、お手紙を渡したり、お母さんワークシートの答え合わせをしてもらったり、
しばらく会場は、みんなの笑い声で溢れていました。風鈴は、3日~1週間程度乾燥させた後、
オーブン等で焼くと素焼きのような風合いになります。
ひもを通して風鈴のかたちにすると、”カラン、コロン”と素朴な音がします。風鈴のかたちによって、ひとつひとつ音がちがうんですよ。
みんなの風鈴はどんな音がするのかな?
お母さんの風鈴と聞き比べてみてくださいね!最後に、現在申込み受付中のプレゼントワークショップのお知らせです。
来月は2回も開催します!vol.4 6月10日(日) 父の日だ!2世代でつくるプレゼントづくり」
(※父の日当日ではありませんのでご注意ください。)Vol.5 6月17日(日) 「親子の日だ!ブルース・オズボーン 親子写真展 ~未来の私たちへの贈り物~」
どちらも申込締切日は5月31日(木)です。
皆さんからのたくさんのご応募、お待ちしております!(m.y)
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2012年04月07日 3/20「春分の日だ!春もようのパンをつくろう」を開催しました。
3月20日春分の日に、ドミニック・ジュラン静岡駅前店の協力のもと、
暦とあそぶワークショップvol.1
「春分の日だ!春もようのパンをつくろう」を開催しました。今回作るのは、食べられるパンではなく、飾ることを目的とした”飾りパン”です。
フランスやドイツには伝統的な飾りパンの文化がありますが、
日本では飾りパン自体、あまり知られていません。今回の講師、ドンクのグランシェフ・江﨑さんは、
日本における飾りパンの第一人者です。今回は、江﨑さんから直接飾りパンづくりを教えていただける貴重な機会。
また、江﨑さんのほか、5名のパン職人さんが丁寧に作り方を指導してくださいました。まず、当日は”春分の日”ということで、
みなさんに”春”について考えていただきました。春といえば? 春に食べるものは? 春に咲く花は?
「入学式! 桜! いちご! つくし!」
思い浮かんだものを、みんなでワークシートに書きこんでいきます。次に、開催中の展覧会「竹久夢二と静岡ゆかりの美術」展(3/25終了)をみんなで鑑賞。
今日は、夢二の作品の中から春のもようを見つけ、それを飾りパンのテーマにします。椿に桜、ふきのとう、いちご、よもぎの葉…
作品をよーく見てみると、春をイメージさせるモチーフがいっぱい。ワークショップ室へ戻り、展示室で見つけた春のもようと、
ワークシートに書きだしたみなさんの春のイメージを合わせ、
飾りパンのイメージを絵にします。下書きが完成したら、早速飾りパンづくりに入ります。
まずは伝統的な飾りパンのモチーフ、チューリップ作りに挑戦です。
あらかじめご用意いただいた土台と、カラフルな色の生地。
江﨑先生の作り方をよーく見て…
みんなもさっそくチューリップ作りに挑戦です。
約1時間で、みなさん素敵なチューリッププレートが完成。
次に、チューリップ作りで学んだ飾りパンの技術を活かし、
本番の”春もよう”の飾りパンづくりに入ります。
そして…完成した飾りパンがこちら!
みなさん、はじめてとは思えないほど素晴らしい作品が出来上がりました。
最後に…江﨑さんからみなさんにバラの飾りパンのプレゼントが!
参加者の皆さんのために、丸3日かけて作ってくださったそうです。ワークショップ終了後、みなさんの飾りパンは
地下1階のドミニック・ジュラン静岡駅前店へ運び、焼き上げた後、
再びワークショップ室へ移動し、ニスを塗ります。ニスを塗って完成した作品がこちら。
作品には夢二作品の中から見つけた春や、
皆さんの春のイメージのモチーフがいっぱい。皆さん、ぜひお家に飾ってくださいね!
暦とあそぶワークショップは今年度も継続して実施していきます。
次回をどうぞお楽しみに!さて、昨年度は計114回のワークショップを実施し、
なんと1,193名の方にご参加いただきました!今年度もさまざまなワークショップを開催していきますので、
皆さんHPをこまめにチェックしてくださいね。只今参加者募集中のワークショップはこちらです。
「母の日だ!2世代で贈るプレゼントづくり」
(m.y)
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2012年02月08日 しずびオープンアトリエ、はじまりました!
2/4(土)からスタートした
しずびオープンアトリエ「はんこでつくろ!夢二デザイン」。
初回からたくさんの方にご参加いただきました!ありがとうございます。今日はオープンアトリエの内容や、当日の様子をご紹介します。
これから3/25(日)まで、毎週土日に1日2回開催しますので、
皆さんぜひご参加ください!(2/11(土)はおやすみです。)今回のオープンアトリエでは、
只今開催中の展覧会「竹久夢二と静岡ゆかりの美術」展に合わせ、
夢二作品をもとにした「消しごむハンコ」を利用して、
ぽち袋やカレンダー、レターセットなど、全5種類の中から
好きなプログラムを選んで制作します。竹久夢二と言えば、叙情的な”夢二式”美人画を思い浮かべる方が多いと思います。
それらの作品の細部を、注意深く見ていただくと、
さまざまな「もよう」が使われていることにお気づき頂けるのではないでしょうか。例えば、今回の展覧会の調査中に新たに市内で発見された《茶屋の娘》をご覧ください。
《茶屋の娘》
拡大して見てみると…
着物の柄には、鹿の子、網代、波に千鳥、そして暖簾は蕨…。
1枚の作品の中に、これほどたくさんの「もよう」が登場します。また、夢二は現代で言うグラフィック・デザイナーとしても優れた才能を発揮し、
本や楽譜の装幀、一筆箋、祝儀袋、ポストカード 等々…
生活美術のあらゆるデザインを手がけました。これらの作品に使われている「もよう」を消しゴムハンコにしたものがこちら!
大別すると、「夢二のつくったもよう」と「日本に古くからあるもよう」の2種類があります。
今回は、これらのハンコを組み合わせてパターンをつくり、
それを使ってぽち袋やカレンダー、レターセットなどをつくります。まず、5つのプログラムの中から好きなものを選びます。
すべて作り方ガイドがあるので、初めての方でも楽しく作れます。次に、ハンコとスタンプ台の色を選んで…
自分だけのパターンをつくります。
パターンが完成したら、切ったり折ったりして形にしていきます。
すると…夢二もようの小物が完成!
4、5日と続けてご来館いただいたお客様も!
みなさん、一度と言わず、ぜひ5つのプログラムすべてチャレンジしてみてくださいね。オープンアトリエは小学生以上の方でしたらどなたでも参加できます。
低学年向けの簡単なものから、大人向けの凝ったプログラムもご用意しておりますので、
ご家族やお友達と、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。オープンアトリエで夢二のデザインに触れ、作品を鑑賞すれば、
きっと夢二の作品が身近に感じられるはずです。今週の土曜日2/11はお休みですので、次回は12(日)となります。
①13:30~ ②15:00~ 各回約1時間のプログラムです。詳細はこちらをご覧ください。
では、ワークショップ室でお待ちしております!
(m.y)
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2012年01月15日 「しずびチビッこプログラム第4回」開催しました!
ご報告が遅くなりましたが、12月3日(土)の午前・午後2回、「しずびチビッこプログラム第4回」を開催しましたので、その様子をご報告したいと思います。
チビッこプログラムは、2歳以上の未就学児を対象とした、アート体験プログラムです。
小さな子どもでも安全に楽しめるプログラムを展覧会ごとに用意し、初めての美術館体験・アート体験を応援。また、保護者のみなさまにはゆっくりと展覧会鑑賞をお楽しみ頂くという、親子ともに楽しんでめる内容となっています。当館のイベントの中でも、特に人気の高いイベントです。
興味のある方は、ぜひご応募して下さいね。
(次回のご案内は、こちらをご確認下さい )今までのチビッこプログラムは、開催中の展覧会に合わせた内容で開催してきましたが、今回はクリスマスが近いこともあり、「オーブン陶土」という粘土を使って、クリスマスツリーに飾るオーナメントを制作しました♪
粘土でオーナメント??
と思われる方もいるかもしれません。
百聞は一見に如かず。
さっそく、小さなアーティスト達のアトリエをご覧頂きましょう!まずは簡単に、道具の使い方やどのようなものを作るのかを、当館の職員が説明します。
クッキー型を使うなど、簡単に可愛い形ができてしまうから、この時点で大騒ぎ!
「お星さまだ!」
「しましまになったよ!」
「早くやりたい!」粘土はベージュ・黒・ピンクの3色。
好きな色を選んでもらい、制作開始です。色々な道具を使って、みんな思い思いに形をつくります。
大人では発想できない、芸術的な作品も生まれて、感心させられます。
こんなに可愛らしい作品が完成しました!
この「オーブン陶土」は、自宅にあるオーブンで焼成することで、陶器のような強度になります
おうちでお父さん、お母さんに最後の仕上げをしてもらって完成です。おうちに持って帰る前にツリーの台紙に飾り付けて…。
じょうずにできました!
ひと仕事終わったあとは、終わりのあそび。
絵本を読んだり、どっちの手におもちゃが入っているかを当てたり…。
1時間30分という長時間にも関わらず、みんな最後まで集中して参加してくれました。しずびチビッこプログラム第5回は、2月11(土・祝)に開催します。(詳細はこちらをクリックして下さい)
申込締切は1月24日(火)です。興味のある方は、ぜひ応募して下さいね。(k.s)
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2011年09月23日 9/19「敬老の日だ!家紋でつながるプレゼントづくり」を開催しました。
今年度よりスタートした「プレゼントワークショップシリーズ」の第二弾。
記念日に合わせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくるワークショップです。第一回目は父の日にお父さんの面をつくりました。その時の様子はこちら。
今回は「家紋」をテーマに、子どもたちが
大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントをつくりました。家族のつながりを示す日本独自のマークである「家紋」は、
1,000年以上の歴史があるんですよ。
しかも、その数はなんと約2万!時代と共にデザインは少しずつ変化し、洗練されたデザインのみが、
今もなお家紋として使われ続けています。最近は、自分の家の家紋、ご存知ない方も多いと思います。
子どもたちに、この素晴らしい日本の文化を知ってほしい。
そして、代々家に伝わる家紋を通して、家族の絆を深めてほしい。
そんな思いから、今回は家紋の入ったプレゼントを制作することにしました。この日の持ち物は「自分の家の家紋がわかるもの」です。
みんな忘れずに持ってきてくれました!
まずは家紋を描いてみます。
みんなのおうちの家紋には、何が描かれているかな?
制作に入る前に、ちょとだけ家紋のお勉強。
同じ模様の家紋でも、丸で囲まれていたり、二つ並んでいたり、重なっていたり…
たくさんのパターンがあって、ひとつひとつ名前が違います。丸で囲まれていたら「丸に」。
二つ並んでいたら「抱き」、二つ重なったいたら「違い」。
〇×クイズで、みんなにも自分の家の家紋の名前を覚えてもらいました!
家紋の名前がわかったところで、いよいよ制作に入ります!
今日は「オーブン陶土」という粘土を使って、家紋の入ったコースターをつくります。
まずは「たたら」(粘土を板状にしたものです)をつくって、丸く型抜きします。
次に、違う色の粘土でうすーい「たたら」をつくって、
次はそれを家紋のかたちに切り抜いていきます。
細かい作業に、みんな真剣!土台の上に切り抜いた粘土をのせ、のし棒でころころして、
家紋の細かい模様を丁寧に描いていきます。
裏には、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんへのメッセージを入れて…完成!
似顔絵とお手紙も書きました。
完成したコースターはきれいにラッピングして、
似顔絵を添えて一列に並べます。16時、参加者のおじちゃんおばあちゃんが美術館へ到着!
お孫さんが作った作品を、家紋と似顔絵を手掛かりに探していただきました!
日頃の感謝の気持ちと共に、子どもたちはプレゼントを渡しました。
おじいちゃん、おばあちゃん、喜んでくれてうれしかったね!
(m.y)
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2011年08月06日 「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり」申込み受付中!!
7/26よりスタートした「しずびキッズアトリエ」。
毎日たくさんの方にご参加いただいております。
8/14まで毎日開催しておりますので、
まだという方は是非一度、足を運んでみてくださいね。国芳の作品を楽しい工作で体験できますよ!
さて、キッズアトリエの真っ最中ではありますが、
今後のワークショップの準備も、着々と進んでおります!今日は、只今参加者募集中のワークショップをひとつ、ご紹介します。
プレゼントワークショップシリーズ Vol.2
「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり」今年度よりスタートした「プレゼントワークショップシリーズ」は、
記念日に合わせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくるワークショップです。その第二弾として、9月19日(月・祝)の敬老の日に、
「家紋」をテーマにしたワークショップを開催します。ところで皆さん、自分の家の「家紋」、ご存知ですか?
現代の生活の中では、目にする機会の少なくなった家紋ですが、
瓦、墓石、家具、着物、等々…探してみると、きっと身の回りにあるはずです。苗字が文字によるシンボルであるのに対し、家紋は図形による家のシンボルです。
約2万種類もあると言われる家紋は、身近な植物や生き物、自然、幾何学模様、等々…
日本人独自の感性が感じられる、とても素敵な文化です。今年の敬老の日は、家族のつながりを示す「家紋」の入ったすてきなプレゼントをつくって、
大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしませんか?対象は小学生、定員は20名です。
当日は直接おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントを渡したいと思いますので、
参加者の祖父母は16時に美術館多目的室へお越しください。ワークショップ詳細はこちらをご覧ください。
こちらからお申し込みも受付中です!
https://shizubi.jp/event/post_42.php静岡市美術館では、今後もさまざまなワークショップを開催します。
みなさん、美術館HPのTOPページにある『NEW』欄、こまめにチェックしてくださいね!(m.y)
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2011年08月06日 9月19日(月・祝)「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり]
7/26よりスタートした「しずびキッズアトリエ」。
毎日たくさんの方にご参加いただいております。
8/14まで毎日開催しておりますので、
まだという方は是非一度、足を運んでみてくださいね。
国芳の作品を楽しい工作で体験できますよ!さて、キッズアトリエの真っ最中ではありますが、
今後のワークショップの準備も、着々と進んでおります!今日は、只今参加者募集中のワークショップをひとつ、ご紹介します。
プレゼントワークショップシリーズ Vol.2
「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり」今年度よりスタートした「プレゼントワークショップシリーズ」は、
記念日に合わせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくるワークショップです。その第二弾として、9月19日(月・祝)の敬老の日に、
「家紋」をテーマにしたワークショップを開催します。ところで皆さん、自分の家の「家紋」、ご存知ですか?
現代の生活の中では、目にする機会の少なくなった家紋ですが、
瓦、墓石、家具、着物、等々…探してみると、きっと身の回りにあるはずです。苗字が文字によるシンボルであるのに対し、家紋は図形による家のシンボルです。
約2万種類もあると言われる家紋は、身近な植物や生き物、自然、幾何学模様、等々…
日本人独自の感性が感じられる、とても素敵な文化です。今年の敬老の日は、家族のつながりを示す「家紋」の入ったすてきなプレゼントをつくって、
大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしませんか?対象は小学生、定員は20名です。
当日は直接おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントを渡したいと思いますので、
参加者の祖父母は16時に美術館多目的室へお越しください。ワークショップ詳細はこちらをご覧ください。
こちらからお申し込みも受付中です!
https://shizubi.jp/event/post_42.php静岡市美術館では、今後もさまざまなワークショップを開催します。
みなさん、美術館HPのTOPページにある『NEW』欄、こまめにチェックしてくださいね!(m.y)
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2011年07月26日 「夏休み!しずびキッズアトリエ」本日よりスタート!!
本日より、「夏休み!しずびキッズアトリエ 国芳とあそぼう」がスタートしました。
夏休み、しずびのワークショップ室が子ども達のアトリエに大変身!
美術館ならではのおもしろい”ものづくり”を体験することができるのです。なんと、このワークショップ、
今日から3週間、毎日!しかも1日3回!! 実施します!!!
(休館日である月曜日を除きます)初日、ぐずついた天気であったにもかかわらず、たくさんの方にご参加いただきました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今日は、初日の様子と併せて、しずびキッズアトリエの内容をご紹介します。
現在開催中の「没後150年 歌川国芳展」の出品作品の中から、
国芳のダイナミックで迫力満点の作品を数点ピックアップし、
それぞれの作品の魅力をより実感していただけるような、
当館オリジナル工作キットを作成しました!キットは大きく分けて3種類あります。
1.飛び出す浮世絵カードをつくろう!
国芳の迫力満点の大判三枚続の作品をもとに、飛び出すカードをつくろう!
※さらに4種類の中からお選びいただけます。2.影絵のしかけカードをつくろう!
国芳の影絵作品をもとに、ふすまを開くと動物や人が、閉じるとその影が浮かびあがるしかけカードをつくろう!
3.猫語呂(ゴロ)合わせカードをつくろう!
猫好きの国芳が描いた「其まヽ地口猫飼好五十三疋」に登場する猫たちを切り貼りして、猫語呂(ゴロ)合わせカードをつくろう!
※さらに2種類の中からお選びいただけます。…と言う訳で、キットは全7種類ご用意しております。
ぜひぜひ、全種類挑戦してみてくださいね。お時間は
①10:30~11:30
②13:00~14:00
③14:30~15:30となります。
毎朝10時より、全ての回のチケットを同時に当館インフォメーションにて販売開始いたします。
各回先着20名となっておりますので、ご注意ください。
このキットを作るに当たり、久しぶりに工作をしましたが…
「工作ってこんなに楽しかったんだ!!」と、改めて実感しました。お子さんは夏休みの宿題に、
プラモデル好きのお父さんにも。
ちょっと変わったグリーティングカードを作りたい学生さんも。キッズアトリエ…という名前ではありますが、
小学生以上であればどなたでも参加可能ですので、
大人もぜひご参加ください。皆さんどうぞお誘いあわせの上、「しずびキッズアトリエ」にお越しください!
ワークショップ室でお待ちしております!(m.y)
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