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2014年11月07日 【国宝・久能山東照宮展】1万人達成!& 洋時計は、11月9日までの公開!
現在開催中の「国宝・久能山東照宮展 家康と静岡ゆかりの名宝」。10月31日に来場1万人を達成しました!1万人目のお客様は、静岡市内からお越しの仁科さん。ご友人と一緒にご来館くださいました。おめでとうございます!※画像は、記念品贈呈後の取材の様子です。また、展示替えを経て、いよいよ重要文化財「歯朶具足」が登場!国宝「久能寺経」も総入れ替えしました!そしてなんと、家康が風よけに使っていたという、今は皇室の名宝のひとつとなった、「南蛮人渡来図屏風」も里帰りしています。今後も、少しずつ展示替えがあります。作品リストはこちら⇒国宝・久能山東照宮展―家康と静岡ゆかりの名宝 作品リストスペイン国王から贈られた家康遺愛の品、重要文化財「洋時計」は、11月9日(日)までの展示です。ゼンマイ式の時打ち付き時計としては、日本最古のもの。みなさま、お見逃しなく!重要文化財「洋時計 (1581 年マドリッド製刻銘)」久能山東照宮博物館蔵(展示:10/4-11/9)(c.o)会期:2014年10月4日(土)~11月24日(月・祝)観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料*( )内は当日に限り20名以上の団体料金*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料静岡市美術館、久能山東照宮を周遊する共通チケットを販売します。観覧料、交通費あわせて4,160円のところ、2,800円の特別割引価格で販売!!バスの臨時便増発も決定!ぜひこの機会にご利用ください。 -
2014年07月26日 この夏、静岡市美術館と静岡科学館る・く・るが相互にイベントを告知します!
いよいよ夏休みがやってきましたね!みなさん、この夏はどのように過ごしますか?きっと、お休みを使って遠方に出かけたり、海やプールに出かけたり、キャンプに行ったりと、楽しい予定を組んでいらっしゃる方も多いかと思います。そんなみなさんに、静岡市美術館と、静岡科学館る・く・るからご案内です。静岡市美術館と静岡科学館る・く・るでは、この夏に実施する様々な親子向け、お子様向けのイベント情報を、互いのtwitterアカウント、facebookアカウントでお知らせします。静岡市美術館では「山本二三展」を、静岡科学館る・く・るでは、日々の催事や「しずおか科学技術月間」で行われるイベントをご案内します。◆静岡市美術館「日本のアニメーション美術の創造者山本二三展 ~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女~」山本二三(1953年-)はアニメーションの美術監督・背景画家として、「天空の城ラピュタ」(1986年)、「火垂るの墓」(1988年)、「もののけ姫」(1997年)、「時をかける少女」(2006年)など、日本を代表する数々の名作に携わり、今日まで作品を特徴づける背景画を描き続けています。本展では、未公開作品を含む、作者自らが選んだ手描きの背景画やイメージボード(準備段階に描かれるスケッチ)など、初期から最新作まで約200点を一堂に紹介し、今なお私たちを魅了してやまない、山本二三の背景画の世界に迫ります。◆静岡科学館る・く・る「科学イベントのスタンプラリー しずおか科学技術月間」「科学」の不思議さ・面白さをもっともっと広めたい!静岡科学館では大学や研究所、公共施設、NPOなどと協力して「科学」をテーマにしたスタンプラリーを行います。子ども向け・親子向け・大人向け、色々なイベントを用意しています。この夏、科学の世界に足を踏み入れてみませんか?静岡市美術館と静岡科学館る・く・る、皆さんは来たことがありますか?学校で教わる「図工」や「理科」とは違う世界が、美術館や科学館にはあります。絵と出会い、好きな絵をじっと見ながら、思いを馳せること。あるいは、工作、実験、観察で科学の不思議を体験すること。そのどちらにも、日常生活とはちょっと違う「発見」があります。美術館と科学館は、それらを分かりやすく、楽しく体験できるよう、皆さんにお届けします。今年の夏はいつもと違う、美術と科学をめぐる夏休みにしてみませんか?どちらも、JR静岡駅から、それぞれ歩いて5分の距離にあります。静岡市内にお住いの方はもちろん、市外、県外の方でも、JRを使えば大変アクセスの良い立地です。この夏、静岡市美術館と静岡科学館る・く・るからお届けする情報を見て、ぜひ興味のあるイベントに来てみてください。皆さんのご来館を心からお待ちしています。(R.A) -
2014年07月18日 法隆寺展、来場2万人突破!
本日、「法隆寺展 聖徳太子と平和への祈り」の来場者が2万人を突破しました!2万人目のお客様は、静岡市内からお越しのお母さんと娘さんでした。娘さんは、修学旅行のための事前学習に。お母様は、現地へ仏像を観に行く事はなかなか難しいので、今日は1点1点丁寧に観たい、とお話しくださいました。お二人には、記念品をプレゼントしました。おめでとうございます!法隆寺展は7月27日までの開催。いよいよ、会期も残すところ、あと8日となりました。悪夢を吉夢に変える”夢違観音” 奈良・法隆寺の「国宝 観音菩薩立像(夢違観音)」関東伝来の古代金銅仏の白眉 東京・深大寺の「重要文化財 釈迦如来倚像」盗人に金槌でたたかれアイタタ!と腰を曲げた”アイタタ観音” 兵庫・鶴林寺の「重要文化財 観音菩薩立像」清らかで明るい法隆寺の童形像の典型 奈良・法隆寺の「重要文化財 文殊菩薩立像」全国各地にある白鳳仏を一度に観覧する機会は、滅多にありません。白鳳のほほえみ・・・その魅力を、じっくり味わってくださいね。このほかにも、聖徳太子信仰にまつわる名宝や、徳川家康が法隆寺に奉納した品々もご覧いただけます。どうぞお見逃しのないよう、皆さまのご来場をお待ちしています。(c.o)会期:2014年6月14日(土)~7月27日(日)観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料*( )内は当日に限り20名以上の団体料金*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料 -
2014年07月17日 法隆寺展作品紹介⑤ 「徳川家康と法隆寺」
徳川家康と法隆寺というと、あまり関連がないと思われる方もいらっしゃるかと思います。家康といえば、慶長五(1600)年関ヶ原の戦いで勝利し、征夷大将軍となって江戸幕府を開いた天下人!ですが、わずか2年で秀忠に将軍職を譲り駿府(静岡)に隠居し、「駿府の大御所」として実権を握りました。その大御所時代、亡くなる前年の慶長二十(1615)年には、「大坂夏の陣」で家康最大の脅威であった豊臣家を滅亡させています。記録によれば、家康は前年に行われた大坂の陣の前哨戦、「冬の陣」のさなかの11月16日、戦勝祈願のため奈良・漢國神社に甲冑を奉納、法隆寺に参拝、聖徳太子が物部守屋討伐に用いたとされる弓矢を拝し、法隆寺子院の阿弥陀院に宿泊しています。この剣はその際に家康が奉納した宝物の1つ。剣の表に「卍【まんじ】」、茎裏と白鞘には「源家康」とあり、白鞘・剣袋にも徳川家の家紋「三つ葉葵紋」が配されるなど、徳川家康との関係を示す”証”が随所にみられます。大きな戦を前に仏の加護を求め、太子の勝利にあやかりたいと願った家康の心の表れではないでしょうか。なお、10月4日から11月24日まで開催する「国宝・久能山東照宮展―家康と静岡ゆかりの名宝」には、漢國神社に奉納された甲冑も展示予定です。こちら、なんと関ヶ原に着用したと言われる家康吉祥の具足、「歯朶具足」(久能山東照宮蔵)と同じ歯朶具足。(もちろん久能山の歯朶具足も出ますよ!)法隆寺展と久能山展併せてご覧いただくのもお勧めです。
重要文化財「歯朶具足」久能山東照宮博物館蔵 ※「久能山東照宮展」で展示
「伊予札茶絲威胴丸具足」漢國神社蔵 ※「久能山東照宮展」で展示
(s.o)
会期:2014年6月14日(土)~7月27日(日)観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料*( )内は当日に限り20名以上の団体料金*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料 -
2014年07月12日 法隆寺展作品紹介④ 「聖徳太子の物語」
聖徳太子は一度に大勢の言うことを理解できた、そんな話を聞いたことがあるでしょう。太子がこの世をさってから約100年後の『日本書紀』に、超人的な太子像が記されています。太子信仰の高まりとともに、平安前期に編まれた『聖徳太子伝暦』に基づき、太子に関するエピソードが散りばめられた数幅の掛軸からなる絵伝(伝記絵)が多数描かれ、絵解きされました。中には、太子が二十七歳の時、甲斐の国より献上された黒駒に乗って富士山に登るというものもあります。太子が建立した大阪・四天王寺の遠江法橋筆の絵伝は、ほぼ事績の年代順にエピソードが描かれ配置されています。なかでも物部合戦の場などは臨場感に富み、人物描写が活き活きとした優品です。太子の御廟前の叡福寺の絵伝は、エピソードがほぼ四季の順に描かれています。そして、緑青、群青、金泥が用いられた、色彩の美しい魅力的な作品です。重要文化財 聖徳太子絵伝 第三幅 遠江法橋筆 大阪・四天王寺蔵 画像提供:奈良国立博物館(撮影 佐々木香輔)(e.y)会期:2014年6月14日(土)~7月27日(日)観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料*( )内は当日に限り20名以上の団体料金*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料 -
2014年07月05日 法隆寺展作品紹介③ 「孝行と仏教」
―16歳の太子聖徳太子の父君は、太子が15歳の時に即位し用明天皇となりました。しかしほどなく病に伏してしまいます。太子は帯もとかず、日夜、父の看病をし、香炉を捧げて祈りましたが、翌年、用明天皇はお亡くなりになりました。法隆寺は、この用明天皇の遺志を継ぎ、推古天皇と太子が建立したといいます。父・用明天皇の病気平癒を祈る16歳の太子の姿は、「孝養像」と呼ばれ、太子信仰の高まりとともに、孝行と仏教崇拝の象徴として造形化されました。“播磨の法隆寺””刀田の太子さん”と呼ばれる兵庫・鶴林寺には、香炉を持つ太子の左右に童子、剣と弓矢を持つ天部形を従えるという珍しい図像の孝養像があります。大らかで堂々としたこの作品の魅力は、太子や童子の大きな目、ふくよかな頬や唇の表現のゆったりした筆使いによるものでしょう。まさに中世の太子像の優品です。重要文化財 聖徳太子孝養像及び二王子・二天像 兵庫・鶴林寺蔵 画像提供:奈良国立博物(撮影 佐々木香輔)(e.y)会期:2014年6月14日(土)~7月27日(日)観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料*( )内は当日に限り20名以上の団体料金*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料 -
2014年07月04日 法隆寺展 来場1万人突破!
本日、静岡市美術館「法隆寺展 聖徳太子と平和への祈り」の来場者が1万人を達成しました!1万人目のお客様は、掛川市からお越しのご夫婦。静岡市美術館には何度も足を運んでくださっているとの事!展覧会サブタイトルの”聖徳太子と平和への祈り”とは、どういうものなのか、これまで観てきたものとは違う発見があるのではないか…そんな事を考えながらご来館くださいました。お二人には記念品を贈呈しました。おめでとうございます!「法隆寺展 聖徳太子と平和への祈り」の前期展示は7月13日(日)まで。一部作品を入れ替え、7月15日(火)から後期展示が始まります。※出品リストは展覧会詳細ページからダウンロードください皆さまのご来場をお待ちしております!(c.o) -
2014年06月29日 山本二三展前売券 7月1日(火)より販売開始!
7/1(火)より、「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 ~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女~」(会期:8/4~9/23)の前売券が発売されます。今日は、前売券を含めた展覧会のチケットのご紹介です。今回の展覧会では、券種によって絵柄がすべて替わります。山本二三さんは、名作アニメーションの背景画をいくつも手掛けています。このため、チケットでも、その幅広い画業をご紹介すべく、絵を替えて制作しました。それでは早速行きましょう。まずは「前売券/一般」です。これには「天空の城ラピュタ」の画像が使われています。前売券は、展覧会に関心の高いお客様がご購入されることを考え、人気の高い絵柄にしてみました。朽ちたラピュタ城と、その後ろに見える冴え冴えとした青空が印象的ですね。特に、大きくて輝きをもった雲は、ファンの間では「二三雲(にぞうぐも)」と呼ばれ、山本二三さんの画風を特徴づける表現のひとつとされています。続いて、「前売券/大高生・70歳以上」です。何のアニメの背景画か、お分かりになりますか?苔が生した岩や土手。そこに差す柔らかい木漏れ日と、黒く映る水面・・・。「もののけ姫」の「シシ神の森」の一場面です。「前売券/一般」のチケットとは雰囲気を変え、少し落ち着いた印象を受けますね。「もののけ姫」の背景画は、山本二三さんの迫真性の高い描写力を堪能できる、展覧会の目玉のひとつです。ここからは、当日券(8/4~9/23の展覧会会期中に販売するチケット)のご紹介です。「当日券/一般」はコチラです。先ほどの「前売券/一般」のご紹介で、「二三雲」についてご紹介しましたが、「当日券/一般」は、それをじっくり味わうことの出来る絵柄です。展覧会を開催するのは8月、夏の盛りです。空には夏の入道雲が、もくもくと浮かんでいることでしょう。二三さんの描く雲と実際の雲、展覧会から帰るとき、空を見ながら比べてみるのも面白いかもしれません。続いて、「当日券/大高生・70歳以上」です。「時をかける少女」の「洗い場」を使っています。夏の暑いグラウンド、その匂い、湿度、木陰の涼やかな空気。私はこの絵を見ると、夏の学校の思い出が、フラッシュバックのように脳裏によみがえってきます。山本二三さんの作品は、その迫真性から、描かれた場の音、匂い、空気感を、見る者に想起させる(あるいは個人の記憶と結びつけて思い出させる)力があると思います。「時をかける少女」の舞台は夏です。細密な描写、豊かな色彩による背景画は、我々が持つひと夏の記憶を呼び覚まし、個々人の思い出や経験とつながり、感情を動かします。細部にまで描きこまれた背景画は、アニメーション作品に強さを与え、物語に深みを持たせています。「時をかける少女」は、そうした背景画がアニメーションで担う役割を、雄弁に物語っていると言えるでしょう。アニメが好きで、どの作品も見た経験のある私にとっては、もし美術館職員でなければ、全部集めて並べて眺めたい・・・!と、言ってしまうような気がします笑。前売券販売は7/1(火)からです。チケットを見て、展覧会を楽しみにしていただければと思います。◆前売券情報7月1日(火)から8月3 日(日)まで販売静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード766-162]、ローソンチケット[Lコード47559]、セブンチケット[セブンコード030-540]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN &ジュンク堂書店新静岡店※各種プレイガイド、コンビニエンスストアでのチケットは、絵柄のない機械発券となりますのでご注意ください。(R.A) -
2014年06月29日 法隆寺展作品紹介② 「日本のお釈迦様 聖徳太子」
小さな手を合わせてお祈りする聖徳太子の作品を紹介します。赤い袴を身に着け、上半身は裸ですが、その肩や二の腕などはふくふくとした幼児そのものの愛らしい姿をしています。きっと身近に小さなお子様がいる方はよくわかるのではないでしょうか?ですが、顔をよく見てみると姿に似合わぬ(?)きりりとした表情!凛とした立ち姿!!とても2歳児とは思えません。。。なぜこのような子どもの姿をした聖徳太子像が作られたのか。平安時代中期に作られた、太子のさまざまな奇跡を年代順に記した伝記『聖徳太子伝暦』によれば、聖徳太子はわずか2歳(満1歳)にして、釈迦がお亡くなりになった2月15日に東方を向いて「南無仏」と唱えたと言われています。まるで誕生後7歩あるき、「天上天下唯我独尊」と唱えたお釈迦様に似た逸話ですね。聖徳太子は日本に仏教を広めた「祖」として、お釈迦様の再来と信じられ尊敬され、信仰されたのです。鎌倉時代以降、このような「聖徳太子二歳像」いわゆる「南無仏太子像」が多く作られました。今回紹介した「聖徳太子二歳像」も、その一つ。調査によって像内に「徳治二年」(1307)と書かれた墨書が発見され、鎌倉時代の古いお像だと分かりました。聖徳太子立像(二歳像)奈良・法隆寺蔵 画像提供:奈良国立博物館(撮影 森村欣司)(s.o)会期:2014年6月14日(土)~7月27日(日)観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料*( )内は当日に限り20名以上の団体料金*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料 -
2014年06月21日 法隆寺展作品紹介① 「夢違観音のほほえみ」
法隆寺といえば、修学旅行で、観光で、多くの人が一度は尋ねたことのある、奈良を代表するお寺ですね。法隆寺金堂には、有名な釈迦三尊像があります。中国・初唐の文化を反映したアルカイックスマイルのこのお像の迫力たるや、まさに圧倒されてしまいます。このお像を拝んだ後、大宝蔵院の観音菩薩立像(夢違観音)をみてみると、その優しく清々しい表情、しなやかな曲線美に、えもいわれぬ安らかな気分になったことを思い出す方も多いでしょう。この夢違観音は、東院夢殿の後方に建つ絵殿の本尊として伝来しました。夢違観音と呼ばれるのは、このお像を拝めば、悪い夢を良い夢に変えてくださる、という信仰からだといいます。因みに少なくとも江戸時代にはこのような信仰があったことが知られています。聖徳太子が活躍した一四〇〇年前、日本独自の明朗な白鳳文化が開花しました。その申し子というべき夢違観音の、少年のような表情や優しいほほえみをみるにつけ、人々がこのお像から感じる気持ちは、今も昔もかわらないのではないか、そんなことを思います。本展では関東白鳳仏の白眉、調布・深大寺の釈迦如来倚像、播磨の法隆寺・鶴林寺の観音菩薩立像(通称アイタタ観音)など、白鳳仏の名品が、360度、どの方向からも見られるまたとない機会です。ぜひおでかけください!国宝 観音菩薩立像(夢違観音) 奈良・法隆寺蔵 画像提供:奈良国立博物館(撮影 佐々木香輔)重要文化財 釈迦如来倚像 東京・深大寺蔵 Image: TNM Image Archives重要文化財 観音菩薩立像 兵庫・鶴林寺蔵 画像提供:奈良国立博物館(撮影 佐々木香輔)(e.y)会期:2014年6月14日(土)~7月27日(日)観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料*( )内は当日に限り20名以上の団体料金*障害者手帳等をお持ちの方及び必要な介助者は無料
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