• 2012年01月15日 「しずびチビッこプログラム第4回」開催しました!

     

    ご報告が遅くなりましたが、12月3日(土)の午前・午後2回、「しずびチビッこプログラム第4回」を開催しましたので、その様子をご報告したいと思います。

     

     

     
    チビッ~1.JPG 

     

    チビッこプログラムは、2歳以上の未就学児を対象とした、アート体験プログラムです。
    小さな子どもでも安全に楽しめるプログラムを展覧会ごとに用意し、初めての美術館体験・アート体験を応援。また、保護者のみなさまにはゆっくりと展覧会鑑賞をお楽しみ頂くという、親子ともに楽しんでめる内容となっています。

     

    当館のイベントの中でも、特に人気の高いイベントです。
    興味のある方は、ぜひご応募して下さいね。
    (次回のご案内は、こちらをご確認下さい

     

    今までのチビッこプログラムは、開催中の展覧会に合わせた内容で開催してきましたが、今回はクリスマスが近いこともあり、「オーブン陶土」という粘土を使って、クリスマスツリーに飾るオーナメントを制作しました♪

     

    粘土でオーナメント??

     

    と思われる方もいるかもしれません。
    百聞は一見に如かず。
    さっそく、小さなアーティスト達のアトリエをご覧頂きましょう!

     

    まずは簡単に、道具の使い方やどのようなものを作るのかを、当館の職員が説明します。

     

    説明のようす.JPG

     

     

    クッキー型を使うなど、簡単に可愛い形ができてしまうから、この時点で大騒ぎ!
    「お星さまだ!」
    「しましまになったよ!」
    「早くやりたい!」

     

    粘土はベージュ・黒・ピンクの3色。
    好きな色を選んでもらい、制作開始です。

     

    粘土・道具いろいろ.JPG 

     

     

    色々な道具を使って、みんな思い思いに形をつくります。

    制作のようす⑤.JPG 制作のようす①.JPG

    制作のようす②.JPG   制作のようす④.JPG

     

     制作のようす⑥.JPG   道具いろいろ②.JPG

     

    大人では発想できない、芸術的な作品も生まれて、感心させられます。

     

    こんなに可愛らしい作品が完成しました!

    作品①.JPG  
    作品③.JPG 
    作品②.JPGのサムネール画像   
     

    作品④.JPG  作品⑤.JPG  作品⑥.JPG


    この「オーブン陶土」は、自宅にあるオーブンで焼成することで、陶器のような強度になります
    おうちでお父さん、お母さんに最後の仕上げをしてもらって完成です。

     

    おうちに持って帰る前にツリーの台紙に飾り付けて…。

     

     

    飾り付け①.JPG 

     

    じょうずにできました!

     

     

     

    飾り付け完成!.JPG

     

    ひと仕事終わったあとは、終わりのあそび。

     

    終わりのあそび①.JPG 
    おわりのあそび②.JPG  

     

    絵本を読んだり、どっちの手におもちゃが入っているかを当てたり…。
    1時間30分という長時間にも関わらず、みんな最後まで集中して参加してくれました。

    しずびチビッこプログラム第5回は、2月11(土・祝)に開催します。(詳細はこちらをクリックして下さい
    申込締切は1月24日(火)です。興味のある方は、ぜひ応募して下さいね。

    (k.s)

  • 2012年01月04日 《東海道五十三次ひとめ図》お披露目です!

    新年あけましておめでとうございます。
    静岡市美術館が開館して、2回目のお正月です。

    本日、新しい年の幕開けにふさわしい、素晴らしい作品が静岡市美術館に仲間入りしました。

    静岡市美術館開館1周年を記念し、静岡市の伝統工芸技術秀士らが、
    2年にわたり共同制作した漆芸作品《東海道五十三次ひとめ図》です。

    ひとめ図.jpg 

    この《東海道五十三次ひとめ図》は、
    今から410年前に徳川家康が定めた東海道五十三次を一画面に描いた、
    東海道を一目で見渡すことができる作品です。

    静岡市美術館のロゴマークや案内サインをデザインした、
    アートディレクターの柿木原政広氏が図案を描き、

    指物師の方が木地を切り抜き、

    静岡漆器工業協同組合の皆さんが下地を作り、
    駿河漆器独特の”変塗(かわりぬり)”を披露し、

    静岡県蒔絵工業協同組合の皆さんが蒔絵を施す、

    というように皆で知恵を絞り、力をあわせ、出来上がりました。

    静岡の伝統工芸”漆芸”を今に伝えるこの作品の完成を祝して、
    本日、除幕式が行われました。

    年明け早々にもかかわらず、たくさんの方にご出席いただきました!

     

    DSC_0032_.jpg

    除幕の瞬間です!

    除幕.jpg 

    会場からは一斉に「おぉー!」という歓声が!

    DSC_0077_.jpg

    《東海道五十三次ひとめ図》は縦2m、横3.2mもある、
    巨大な “地図のような絵”です。

    遠くから見ても、その美しさに圧倒されますが、
    ぜひ近寄って細部までご覧ください。
    たくさんの発見があるはずです。

    除幕の後、何分も、なかには何十分も作品の前で見入る人の姿が。

     

    DSC_0095_h_.jpg

    最後に、制作者の皆さんと記念撮影!
    皆さん、2年間本当にありがとうございました。

    《東海道五十三次ひとめ図》の横には、
    この作品の制作過程や、技法を紹介するパンフレットを設置しております。
    作品と併せて、ぜひこちらも覧ください。

     

    ハンドアウト.jpg

    さて、もうひとつ、本日よりスタートした「静岡の匠」展をご紹介します。

    「静岡の匠」展は、《東海道五十三次ひとめ図》の制作に携わった方々などの作品展です。
    当館多目的室で本日より開催、観覧無料です。(会期:1月4日~22日)
     

    匠.jpg

    なお、本展に関連したイベントも多数ご用意しております!
    静岡の匠の技を間近でご覧いただくことのできる「匠の技-実演」を開催します。

    今週末8(日)、9(月・祝)は漆の実演、14(土)は蒔絵、21(土)は彫金です。
    詳細はこちらをご覧ください。

    予約不要、どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。

    では、本年も静岡市美術館をよろしくお願いいたします!

    (m.y)

     

  • 2011年10月04日 「Shizubi Project 1 袴田京太朗」 もうご覧いただけましたか?

    当館エントランスホールで開催中の「Shizubi Project 1  人と煙と消えるかたち 袴田京太朗」

    みなさまご覧いただけましたでしょうか。

    展示初日から約3ヶ月が経ちました。早いものです。

    今年は・・・あと2ヶ月で終わるみたいです。早い・・・ものですね。

     

    ・・・あ、すみません。話がそれました。

    今回は、まだ展示を見ていない方のために、エントランスホールの風景をご紹介させていただきます。

     

    ラフ_DSC1253.jpg

     

    写真は、ホール中ほどで撮った一枚です。様々な作品が並んでいます。

    袴田さん近年の作品である、アクリル板を積層した作品が奥に見えますね。

    この壁面、天井高は6m程あります。白で統一された、高い天井と外光が入る気持ちの良い空間(手前味噌ですが)に、作品の鮮やかな色彩が映えます。〈Families〉という作品です。

     

    ラフ_DSC2157.jpg

     

    ご来館されるお客様は、たいていはまずこの壁を見上げて、しばらく佇んでおられます。

    手前に見える四角い作品は、アクリル積層の作品を作る前の、FRP等の樹脂を素材とした作品です。

     

    ラフ_DSC2119.jpg

     

    写真は〈内臓山脈〉という作品。

    変わった名前の由来は、すぐ脇に展示してあるもうひとつの作品と比べることで、明らかに。フフフ・・・。

    袴田さんと言えばアクリル積層の作品、と思う方もおられますが、今回の展示は、それ以前の作と対比してみることができます。

    ポイントです、ココ。

     

    展示のもうひとつのポイント、それは、「新作が見れる!」という点です。

    新作ですので、全体像をここではご紹介しません。野暮ですから。

    でも、ちょっとだけ。

     

    ラフ_DSC2286.jpg

     

    あとはお楽しみです。

    展示は今月23日(日)まで。気鋭の彫刻家の作品を実際に見れる、またとないチャンスです。

    ご来館、お待ちしております。

     

    さて、ふたつお知らせです。今回の展示に合わせ、カタログが発売されます。

    発売は今月下旬!ただ今鋭意制作中です!袴田さんのこれまでの全作品、二百数十点を網羅した、非常に見応えのある内容です。価格は、2,700円(税込)。

    いまミュージアムショップで予約すると、特典アリですヨ。

     

    もうひとつ。最終日である23日(日)15:00から、「トークイベント「人と煙と消えるかたち」を語る」を実施します。

    袴田さんと、カタログに寄稿していただいた沢山遼さん(美術評論家)、当館学芸課長の以倉による、鼎談です。

    参加無料。予約も不要です。

    コレ、個人的にいまイチオシのイベントですので、ぜひぜひふるってご参加ください!お待ちしてます!

     

    秋の足音が聞こえてくるような季節になりました。

    袴田さんの展示で、「芸術の秋」の扉を開けてみること、おススメします。

     

    (R.A)

  • 2011年09月23日 9/19「敬老の日だ!家紋でつながるプレゼントづくり」を開催しました。

    今年度よりスタートした「プレゼントワークショップシリーズ」の第二弾。
    記念日に合わせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくるワークショップです。

    第一回目は父の日にお父さんの面をつくりました。その時の様子はこちら

    今回は「家紋」をテーマに、子どもたちが
    大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントをつくりました。

    敬老チラシ.jpg

     

    家族のつながりを示す日本独自のマークである「家紋」は、
    1,000年以上の歴史があるんですよ。
    しかも、その数はなんと約2万!

    時代と共にデザインは少しずつ変化し、洗練されたデザインのみが、
    今もなお家紋として使われ続けています。

    最近は、自分の家の家紋、ご存知ない方も多いと思います。

    子どもたちに、この素晴らしい日本の文化を知ってほしい。
    そして、代々家に伝わる家紋を通して、家族の絆を深めてほしい。
    そんな思いから、今回は家紋の入ったプレゼントを制作することにしました。

    この日の持ち物は「自分の家の家紋がわかるもの」です。

    みんな忘れずに持ってきてくれました!

     

     

    DSC_0035_.jpg

     

    まずは家紋を描いてみます。

    みんなのおうちの家紋には、何が描かれているかな?

     

    制作に入る前に、ちょとだけ家紋のお勉強。

    同じ模様の家紋でも、丸で囲まれていたり、二つ並んでいたり、重なっていたり…
    たくさんのパターンがあって、ひとつひとつ名前が違います。

    丸で囲まれていたら「丸に」。

    二つ並んでいたら「抱き」、二つ重なったいたら「違い」。

    〇×クイズで、みんなにも自分の家の家紋の名前を覚えてもらいました!

    DSC_0049_.jpg

     

    家紋の名前がわかったところで、いよいよ制作に入ります!

    今日は「オーブン陶土」という粘土を使って、家紋の入ったコースターをつくります。

     

    DSCN6049_.jpg

     

    まずは「たたら」(粘土を板状にしたものです)をつくって、丸く型抜きします。

     

    DSC_0075_.jpg

     

    DSC_0079_.jpg

     

    DSC_0088_.jpg

     

    次に、違う色の粘土でうすーい「たたら」をつくって、
    次はそれを家紋のかたちに切り抜いていきます。

    DSC_0090_.jpg

     
    細かい作業に、みんな真剣!

    土台の上に切り抜いた粘土をのせ、のし棒でころころして、 

     

    DSC_0101_.jpg

     

    家紋の細かい模様を丁寧に描いていきます。

     

    DSC_0124_.jpg

     

    DSC_0115_.jpg

     

    裏には、大好きなおじいちゃん、おばあちゃんへのメッセージを入れて…完成!

    DSC_0146.JPG

     

    似顔絵とお手紙も書きました。

     

    DSC_0147_.jpg

     完成したコースターはきれいにラッピングして、
    似顔絵を添えて一列に並べます。

    DSC_0153_.jpg

     16時、参加者のおじちゃんおばあちゃんが美術館へ到着!

    お孫さんが作った作品を、家紋と似顔絵を手掛かりに探していただきました!

     

    日頃の感謝の気持ちと共に、子どもたちはプレゼントを渡しました。

    おじいちゃん、おばあちゃん、喜んでくれてうれしかったね!

     

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    DSC_0155_.jpg

     

    (m.y)

  • 2011年09月21日 静岡市美術館 秋のイベント情報!

    秋と言えば…読書の秋、スポーツの秋、そして、芸術の秋!
    静岡市美術館では、沢山のイベントを企画しています。
    今回は当館のイベントを、まとめてご紹介いたします!
    皆さま、この秋は、ぜひ静岡市美術館へお越しください。

     

    まずは、好評開催中の「アルプスの画家 セガンティーニ ―光と山―」展、関連イベントのご案内です。


    ワークショップ「ちぎって、はって、セガンティーニ!」【大人編】
    セガンティーニの用いた色彩分割技法について学び、カラフルなマスキングテープを使って、
    セガンティーニの絵を再現します。
    先日実施した同ワークショップ【子ども編】
    大人編では2日間かけて、じっくりと制作。大作に挑戦します!

    日時:10月9日(日)、16日(日) 10:00~16:00
    参加料:2,000円
    対象:高校生以上 20名 (※両日とも参加可能な方)
    申込:HP申込フォームまたは往復はがきにて。【9月27日(火)必着】

     

    セガンティーニWSチラシ大.jpg

    講演会「セガンティーニの『良き母』と『悪しき母』」
    2011年3月にセガンティーニの研究書を翻訳出版された、慶應義塾大学名誉教授の末吉雄二氏を講師に迎えます。
    作品における母性について、同時代の美術と比較しながら、セガンティーニの魅力を紹介します。


    日時:10月10日(月・祝) 14:00~15:30 (開場は13:30)
    参加料:無料
    申込:HP申込フォームまたは往復はがきにて。【9月27日(火)必着】

     

    当館学芸員によるギャラリートーク
    日時:9月25日(日) 、10月2日(日) 、16日(日) いずれも14:00~
    参加料:無料 ※要観覧券
    申込:不要。当日インフォメーション前にお集まり下さい。

     

     

     

    また、エントランスホールでは、
    「Shizubi Project1人と煙と消えるかたち 袴田京太朗」を開催中しています。
    会期最終日には、袴田京太朗氏と美術批評家の沢山遼氏をお招きしてトークイベントを開催します。

     

    トークイベント「人と煙と消えるかたち」を語る
    日時:10月23日(日) 15:00~17:00 (開場14:30)
    対談者:袴田京太朗(彫刻家)
    沢山遼(美術評論家)
    以倉新(静岡市美術館学芸課長)
    参加料:無料
    対象:どなたでも70名
    申込:事前申込不要、当日先着順。

    さらに、10月には「Shizubi Project1人と煙と消えるかたち 袴田京太朗」カタログを刊行予定!
    「彫刻とは何か」を問い続けてきた作家の全貌を紹介します。

     

    袴田京太朗 トーク.jpg

     

    その他にも、シンポジウムを開催します!!

     

    日独国際シンポジウム
    「都市とアートと美術館”ブレーメン的・シズオカ的”」

    「日本とドイツ」「静岡とブレーメン」のアートや美術館の状況、街のなかでのアートプロジェクトの可能性をふまえ、
    アートの国際交流のあり方、次世代へ向けたメッセージなど多様な話題を提供します。

    日時:10月15日(土) 13:30~16:00 (開場13:00)
    パネリスト:
    Peter Rautmann(美術史家、ブレーメン州立芸術大学インスティテュート’SYN’ 所長、ブレーメン州立芸術大学前学長)
    Yuji Takeoka(アーティスト、ブレーメン州立芸術大教授)
    長橋秀樹(アーティスト、常葉学園短期大学准教授)
    堀切正人(静岡県立美術館上席学芸員)
    以倉新(静岡市美術館学芸課長)
    コーディネータ:蜂谷充志(常葉学園大学准教授)
    参加料:無料
    対象:どなたでも70名
    申込:事前申込不要。当日先着順。

     

    詳細は各イベント情報をご覧ください。
    皆さまのご来館を、お待ちしております!

     

    (c.o)

  • 2011年08月27日 「ぱっかぐらの森」ダンス公演 明日です!

    pakkagura-omote.jpg

     

    美術館でも子どもチームのワークショップを開催した、静岡コミュニティダンスプロジェクト
    「ぱっかぐらの森」が、いよいよ明日、静岡市民文化会館で上演されます!

     
    子どもたちから、大人まで、総勢51人の参加者が、気鋭の振付家・ダンサー山田珠美さんとともに作り上げる
    “ダンス&アートセレブレイション”。美術家の井上信太さんが子どもたちとつくった美術作品も必見です。
    ホールだけでなく、広い市民文化会館の各所で繰り広げられるダンスパフォーマンスを移動しながら見るというユニークなスタイル。
    当日参加も可能ですので、是非、ご覧ください。

    演出・振付:山田珠実  
    美術:井上信太
    出演:「ぱっかぐらの森で踊る!!」ワークショップ参加者51名

    ■日時:8月28日(日) 14:00/17:30 *2回公演
    ■場所:静岡市民文化会館内 ぱっかぐらの森
     <受付は、1F大ホール入口になります。
     チラシには3階会議室と記載されていますが、変更しました。>
    ■入場料:300円
     ※スペースの関係上、なるべくご予約ください。
    ■予約申込:静岡市民文化会館 TEL:054-251-3751

     

    【関連企画】 野外ダンス&南アルプスダンスお披露目
    8月28日(日) 16:00 start 静岡市民文化会館前にて
    静岡で育ったダンスチームの作品と、静岡の特産を盛り込んだ
    南アルプスダンスを披露します。公演の前後にぜひお立ち寄りください!

     

    詳細情報はこちらに

    http://jcdn.blog52.fc2.com/blog-entry-97.html

     

    (A.Ik)

  • 2011年08月06日 プレゼントワークショップシリーズ Vol.1 「父の日だ!お父さんのお面をつくろう!」を開催しました。

    プレゼントワークショップシリーズ Vol.2
    「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり」
    の申し込みがスタートしました。
    詳細はこちらをご覧ください。

    さて、ご報告が遅くなってしまいましたが…
    本シリーズの第一弾を、父の日に開催しました。
    今日はその時の様子をご紹介します。

    6月19日の父の日に、プレゼントワークショップシリーズ Vol.1
    「父の日だ!お父さんのお面をつくろう!」を開催しました。

    父の日WS.jpg

    今年度よりスタートした「プレゼントワークショップシリーズ」は、
    記念日に合わせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくるワークショップです。

    このワークショップ、お父さんのお面をつくるだけではありません。
    お面づくりの前に、参加者の皆さんに、自分のお父さんについて考える
    「お父さんワークシート」に取り組んでもらいました。

    1枚目は「お父さんチェックシート」。
    お父さんの名前、年齢、誕生日、好きな食べ物、休日の過ごし方、等々…
    みんな大好きなお父さんのこと、どれくらい知っているかな?

    1.jpg

    次に、鏡を見ながら、自分の顔のパーツをひとつずつ描いてみます。
    家族のだれと似てるかな?


    1-2.jpg
     

    その次は、各参加者が持参したお父さんの顔写真を見ながら、
    お父さんの顔のパーツをひとつずつ描きます。
    そして、その横に気が付いたことも書いていきます。


    2.jpg

     

    「ひげが濃い」「眼が眠そう」「鼻が高い」等々…
    絵と文字で書きながら、お父さんの顔のパーツをひとつひとつを観察します。

    そしていよいよ、お面づくりに入ります。

    今回は、紙粘土に絵具で色をつけ、色粘土を作るところから行いました。


    4.jpg

     

    「お父さんの肌の色はどんな色?」
    「日に焼けて真っ黒だから、まだ薄い~!」

    みんな、肌色づくりに悪戦苦闘!

    途中、印象派の画家たちの肖像画を鑑賞。

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    「どの画家も、いろんな色を使って描いてるね~。」

    みんなもいろんな色の粘土を使って、お父さんの顔を作りました。


    5.jpg

     

    髪の毛も丁寧に作ったね!

    そして、すてきなお父さんのお面が20個完成!!

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    このワークショップ、お面を作って終わりではありません!!

    完成したお面を、机の上に一列に並べて、
    「ぼくのおとうさんはこんなお父さん」シートを添えて…
    みんなのお父さんに「自分の顔」を探していただきました!  

     
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    当日は、テレビ局の取材も入り、ワークショップ室は大賑わい!

    お面はもちろんですが、「お父さんワークシート」もすてきな記念になったようです。

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    みんなのお父さんへの感謝の気持ち、十分伝わりましたね!

    母の日も、父の日も、敬老の日も、年に1度です。
    いつも近くにいるからこそなかなか伝えられない「ありがとう」の気持ち。

    相手へのプレゼントを考え、作る、という行為は、とても創造力を働かせます。
    大人になると、プレゼントは買うことが当たり前になりがちですが、
    手間暇かけて、相手の喜ぶ顔を想像しながら、プレゼントを作る…というのも、いいものですね。

    (m.y)

  • 2011年08月06日 「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり」申込み受付中!!

    7/26よりスタートした「しずびキッズアトリエ」。
    毎日たくさんの方にご参加いただいております。
    8/14まで毎日開催しておりますので、
    まだという方は是非一度、足を運んでみてくださいね。

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    国芳の作品を楽しい工作で体験できますよ!

    さて、キッズアトリエの真っ最中ではありますが、
    今後のワークショップの準備も、着々と進んでおります!

    今日は、只今参加者募集中のワークショップをひとつ、ご紹介します。

    プレゼントワークショップシリーズ Vol.2
    「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり」

    敬老のチラシ_表.jpg

    今年度よりスタートした「プレゼントワークショップシリーズ」は、
    記念日に合わせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくるワークショップです。

    その第二弾として、9月19日(月・祝)の敬老の日に、
    「家紋」をテーマにしたワークショップを開催します。

    ところで皆さん、自分の家の「家紋」、ご存知ですか?

    現代の生活の中では、目にする機会の少なくなった家紋ですが、
    瓦、墓石、家具、着物、等々…探してみると、きっと身の回りにあるはずです。

    苗字が文字によるシンボルであるのに対し、家紋は図形による家のシンボルです。
    約2万種類もあると言われる家紋は、身近な植物や生き物、自然、幾何学模様、等々…
    日本人独自の感性が感じられる、とても素敵な文化です。

    今年の敬老の日は、家族のつながりを示す「家紋」の入ったすてきなプレゼントをつくって、
    大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしませんか?

    対象は小学生、定員は20名です。
    当日は直接おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントを渡したいと思いますので、
    参加者の祖父母は16時に美術館多目的室へお越しください。

    ワークショップ詳細はこちらをご覧ください。
    こちらからお申し込みも受付中です!
    https://shizubi.jp/event/post_42.php

    静岡市美術館では、今後もさまざまなワークショップを開催します。
    みなさん、美術館HPのTOPページにある『NEW』欄、こまめにチェックしてくださいね!

    (m.y)

  • 2011年08月06日 9月19日(月・祝)「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり]

    7/26よりスタートした「しずびキッズアトリエ」。
    毎日たくさんの方にご参加いただいております。
    8/14まで毎日開催しておりますので、
    まだという方は是非一度、足を運んでみてくださいね。
    国芳の作品を楽しい工作で体験できますよ!

    さて、キッズアトリエの真っ最中ではありますが、
    今後のワークショップの準備も、着々と進んでおります!

    今日は、只今参加者募集中のワークショップをひとつ、ご紹介します。

    プレゼントワークショップシリーズ Vol.2
    「敬老の日だ! 家紋でつながるプレゼントづくり」

    今年度よりスタートした「プレゼントワークショップシリーズ」は、
    記念日に合わせて、家族や大切な人へのプレゼントをつくるワークショップです。

    その第二弾として、9月19日(月・祝)の敬老の日に、
    「家紋」をテーマにしたワークショップを開催します。

    ところで皆さん、自分の家の「家紋」、ご存知ですか?
    現代の生活の中では、目にする機会の少なくなった家紋ですが、
    瓦、墓石、家具、着物、等々…探してみると、きっと身の回りにあるはずです。

    苗字が文字によるシンボルであるのに対し、家紋は図形による家のシンボルです。
    約2万種類もあると言われる家紋は、身近な植物や生き物、自然、幾何学模様、等々…
    日本人独自の感性が感じられる、とても素敵な文化です。

    今年の敬老の日は、家族のつながりを示す「家紋」の入ったすてきなプレゼントをつくって、
    大好きなおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしませんか?

    対象は小学生、定員は20名です。
    当日は直接おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントを渡したいと思いますので、
    参加者の祖父母は16時に美術館多目的室へお越しください。

    ワークショップ詳細はこちらをご覧ください。
    こちらからお申し込みも受付中です!
    https://shizubi.jp/event/post_42.php

    静岡市美術館では、今後もさまざまなワークショップを開催します。
    みなさん、美術館HPのTOPページにある『NEW』欄、こまめにチェックしてくださいね!

    (m.y)

  • 2011年07月26日 「夏休み!しずびキッズアトリエ」本日よりスタート!!

    本日より、「夏休み!しずびキッズアトリエ 国芳とあそぼう」がスタートしました。

    夏休み、しずびのワークショップ室が子ども達のアトリエに大変身!
    美術館ならではのおもしろい”ものづくり”を体験することができるのです。

    なんと、このワークショップ、
    今日から3週間、毎日!しかも1日3回!! 実施します!!!
    (休館日である月曜日を除きます)

    初日、ぐずついた天気であったにもかかわらず、たくさんの方にご参加いただきました!
    ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

     

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    今日は、初日の様子と併せて、しずびキッズアトリエの内容をご紹介します。

     

    現在開催中の「没後150年 歌川国芳展」の出品作品の中から、
    国芳のダイナミックで迫力満点の作品を数点ピックアップし、
    それぞれの作品の魅力をより実感していただけるような、
    当館オリジナル工作キットを作成しました!

    キットは大きく分けて3種類あります。

    1.飛び出す浮世絵カードをつくろう!
      国芳の迫力満点の大判三枚続の作品をもとに、飛び出すカードをつくろう!
      ※さらに4種類の中からお選びいただけます。

     

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    平家.jpg

     

     

    2.影絵のしかけカードをつくろう!
      国芳の影絵作品をもとに、ふすまを開くと動物や人が、

      閉じるとその影が浮かびあがるしかけカードをつくろう!

     

     

     

    影絵2.jpg

     

     

    3.猫語呂(ゴロ)合わせカードをつくろう!
      猫好きの国芳が描いた「其まヽ地口猫飼好五十三疋」に登場する猫たちを切り貼りして、

       猫語呂(ゴロ)合わせカードをつくろう!
      ※さらに2種類の中からお選びいただけます。

     

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    大磯2.jpg

     

     

    …と言う訳で、キットは全7種類ご用意しております。
    ぜひぜひ、全種類挑戦してみてくださいね。

     

    お時間は

    ①10:30~11:30
    ②13:00~14:00
    ③14:30~15:30

    となります。

    毎朝10時より、全ての回のチケットを同時に当館インフォメーションにて販売開始いたします。

    各回先着20名となっておりますので、ご注意ください。

    このキットを作るに当たり、久しぶりに工作をしましたが…
    「工作ってこんなに楽しかったんだ!!」と、改めて実感しました。

    お子さんは夏休みの宿題に、
    プラモデル好きのお父さんにも。
    ちょっと変わったグリーティングカードを作りたい学生さんも。

    キッズアトリエ…という名前ではありますが、

    小学生以上であればどなたでも参加可能ですので、
    大人もぜひご参加ください。

     

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    皆さんどうぞお誘いあわせの上、「しずびキッズアトリエ」にお越しください!
    ワークショップ室でお待ちしております!

     

    (m.y)