• 2013年04月12日 フジタ展 猫グッズのご提示で…!?

    「藤田嗣治 渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ1913-1931」の開幕まで、あと1週間ほどとなりました。

     

    美術館近くの商店街の様子です。フジタ展の広報物デザインのトリコロールが映えています。

     
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    さて、4月20日(土)から始まる本展覧会では、特典企画をご用意しています。

     

    フジタ展 特典その① 「猫カード」で粗品プレゼント!

     

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    前回のブログでご紹介した、この猫カード。

    本展覧会をご観覧の方に限り、このカードをご持参いただくと、ちょっとしたプレゼントがもらえます。

    プレゼントの内容は当日までのお楽しみ~♪

     

     

    フジタ展 特典その② 「猫グッズ」で粗品プレゼント!

    猫を愛した画家・藤田にちなみ、本展覧会をご観覧の方に限り、猫グッズ(猫の写真でもOK!)のご提示により、美術館のオリジナルグッズがもらえます。

    さらに、「猫グッズ」をご提示いただいた方、先着500名様はスペシャル版!
    オリジナル缶バッヂをプレゼントします!

     

    これです!

     

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    缶バッヂの使い方は様々。ちょっとだけ、試してみました。

     

     

    洋服に…
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    帽子に…
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    職場でも…!!

     

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    この缶バッヂをもらえるのは、猫グッズをご提示いただいた方、先着500名様限定です。

    手にされた方は、缶バッヂの使い方を教えてくださいね♪

     

     

    「藤田嗣治 渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ1913-1931」
    会期:2013年4月20日(土)~6月23日(日)
    休館日:月曜日 ※ただし 4月 29 日(月・祝)、5月 6日(月・祝)は開館、5月7日(火)は休館
    観覧料:一般1200(1000)円、大高生・70歳以上800(600)円、中学生以下無料
    *()内は前売りおよび20名以上の団体料金

    ※お得な前売り券は4月19日(金)までの販売です!

     

    (c.o)

  • 2013年04月04日 フジタ展 素敵なカードができました

    新見南吉展も好評のうちに閉幕しました。ご観覧くださった皆様、展覧会にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

    さて美術館では、4月20日から始まる次の展覧会
    「藤田嗣治 渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ1913-1931」
    の準備が進んでいます。

    前売券やチラシに続いて告知用カードも出来てきました。

     

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    裸婦と猫の画家と呼ばれた藤田嗣治にちなみ、藤田が描いた猫がレイアウトされています。とてもかわいいものになりました。静岡市内と近隣を中心に店舗や美術館に置いてもらう予定ですので、見かけたらぜひ手に取ってご覧ください。

     

    藤田が猫を本格的に描くようになったのは1920年代に入ってからです。パリの路上で拾った猫を飼い始め、モデルのいない時に眺めては描いたのがきっかけだったとか。

     

    本展出品予定作のうち、猫が描かれたものは多くはありませんが、静かにくつろぐ姿、眠っているところ、首を伸ばして何かを見つめるしぐさ…とそれぞれ違った表情が捉えられています。彼(女)らの自然な姿は、身近に猫を飼っていた画家ならではの観察眼を感じさせます。また、猫の毛並やひげなどを描写する細い線もまた、藤田だからこそ描けたものといえましょう。

     

    ぜひ、展示室で実物の作品を見て、藤田の手わざのすごさを確認してください。
    展覧会の開幕まであと2週間あまり、もう少しだけお待ちください。

     

    なお、会期中に行われるShizubiシネマアワーvol.8でも「猫」を特集いたします。チケットは4月10日(水)から当館インフォメーションにて発売されますので、こちらもあわせてお楽しみください。

     

    詳細はこちら
    https://shizubi.jp/event/shizubivol8.php

    (k.y.)

  • 2013年04月01日 3/3、ひな祭りワークショップを開催しました

    今日から新年度!…ですが、桃の節句のワークショップの報告です。

    3月3日(日)の暦とあそぶワークショップ vol.3 
    「ひな祭りだ!オリジナル”つるし飾り”をつくろう」を開催しました。

    祭事や年中行事をとおして季節を感じ、
    それをかたちにする「暦とあそぶワークショップ」シリーズの第3弾。
    今回はひな祭りに合わせ、 オリジナル”つるし飾り”をつくりました。

    つるし飾りは日本中にある訳ではありません。

    私たちには馴染みのある、静岡県稲取の「雛のつるし飾り」と、
    福岡県の「さげもん」、そして山形県の「傘福」が
    「全国三大吊るし飾り」と呼ばれ、有名です。

    最近では、ひな祭りの季節になると目にする機会が増えましたね。

    そして、今回つくる”つるし雛”が…こちらです。

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    このつるし雛、針を使わないでつくっています!
    今回のワークショップに合わせて考案した、しずびオリジナルプログラムです。

    まずは、金魚、とうがらし、にんじんなどの基本形をみんなでつくります。

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    次に親と子に分かれ、ひとつずつ、つくり方を確認しながら形にしていきます。

    子どもたちは落花生を使い、おひな様、這い這い赤ちゃん、だるまなどをつくります。

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    お父さん、お母さんには、ちょっと難しい作業に挑戦していただきました。

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    鼓、扇、草履、柿、桃…など。
    こまかい作業が続きますが、手先を器用に使い、小さな小さな飾りが、次々と生まれていきます。

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    途中、親子でそれぞれつくったものをお披露目。
    気づけば一家族で10個以上の飾りが完成!
    ひとつひとつの飾りの意味をお互いに教え合います。

    その後も制作をつづけ、飾りが19~21個程度完成したところで…
    いよいよ紐につるしていきます!

    次に、親子で一緒に、オリジナル飾りをつくってもらいました。

    今までのつくり方を応用し、考えたものをかたちにしていきます。

    皆さん、とっても楽しそう!

    一体どんな飾りが出来上がったのでしょう?

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    つるし雛は、紐にさまざまな形をした飾りをつるしますが、
    そのいちばんの特徴は…ひとつひとつの飾りに意味があることです。

    江戸時代後期に、高価な雛人形を買うことのできない庶民が、
    ハギレを利用してつくりはじめたそうです。

    草履は健脚、そして働き者になりますように
    鼓は悪を払い、福を呼ぶ
    とうがらしは可愛い娘に悪い虫がつきませんように
    柿は福や幸せを”かき”とる
    桃は長寿

    …種類や意味は、地域によっても異なりますが、
    娘の健やかな成長と幸せを願って、ひとつひとつに想いをこめる点は一緒です。

    みなさんにも、オリジナルの形に意味をこめてもらいました。
    完成したら、もちろん飾り付けます。

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    こうして見ると、圧巻です!

    最後に、オリジナルの飾りを、その形に込めた想いとともに発表してもらいました。

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    こちらは、大きな扇を背負ったおひな様。
    この扇、なんと花粉を吹き飛ばすためのものだとか!

    願いは…

    もちろん花粉症に悩む家族が救われますように!

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    その後も、みんなすてきな想いがこめられた飾りを発表してくれました。

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    そして20組の、世界にたったひとつの、オリジナル”つるし飾り”が完成!

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    後日…ワークショップ参加者のご家族が、そのつるし飾りを持って、
    3/31まで開催していた「しずびオープンアトリエ」へ来てくれました。

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    伊豆・稲取の”つるし雛”特有の輪っかがついて、飾りの数も、本数も増えています!
    ワークショップ終了後、家族みんなで数を増やしていったのだそう。
    ぜひ、これからも数を増やして、さらに立派な”つるし雛”にしていってくださいね!

    雛人形に五月人形、鯉のぼり、七夕飾り…

    ただ飾るだけではなく、それを手作りすることで
    節句本来の意味やその形にこめられた想いを、
    感じとることができるかもしれませんね。

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    (m.y)

  • 2013年03月29日 2/3「節分だ!鬼のお面をつくろう」を開催しました。

    遅くなってしまいましたが…

    2月3日(日)、暦とあそぶワークショップ vol.2
    「節分だ!鬼のお面をつくろう」を開催しました。

     

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    祭事や年中行事をとおして季節を感じ、
    それをかたちにする暦とあそぶワークショップシリーズの第2弾。
    節分に合わせて鬼のお面をつくりました。

    今回のワークショップのテーマは節分…鬼、ということで、
    まずは鬼について考えることからスタート。

    鬼といえば…?

    「節分!」  「絵本によく出てくる!」

    鬼が登場する絵本はたくさんありますが、絵本だけではありません。
    浮世絵、屏風、掛け軸、絵巻…昔からさまざまな絵にも描かれてきました。

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    その鬼たちをピックアップして、印刷したものの中から
    「自分がいちばん鬼らしい」と思う鬼を見つけます。

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    いちばん人気があったのは…やっぱり赤鬼でした。

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    鬼ってなんだろう?

    「大きい!」「怖い!」「角がある!」「牙も!」「あと…ヒョウ柄のパンツ!」
    「人を食べる!」「いたずら好き!」…「でも、やさしい鬼もいる?」
    みんなで鬼の共通点を見つけていきます。

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    次に、ほんものの作品をとおして、鬼にふれます。

    今回、静岡市所蔵の平野富山コレクションの中から、鬼を題材とした作品4点を、
    このワークショップのために、ワークショップ室内に展示しました!

    大津絵の鬼を見たこどもたちは
    「漫画みたい!」「かわいい!」「昔の鬼もいたずら好きだったんだ!」と、興味津々。

    次に、池野哲仙作のお面を鑑賞。
    どちらも私たちのイメージする「鬼」とはかけ離れています。
    「これ、本当に鬼なの?」「人間のおじさんみたい」「髭の描き方がすごく細かい~」

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    さまざまな鬼を鑑賞した後、いよいよ今日つくる鬼のお面の下絵を考えます。
    今回は、ちょっとかわった方法で…

    鬼は、さまざまな獣の体の中から、
    それぞれいちばん強い部分を寄せ集めてできている、とも言われています。
    その「寄せ集め」である鬼の顔を、目、鼻、口、牙、角…などパーツごとに切り分け、
    「鬼福笑い」をつくってみました。

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    この「鬼福笑い」で、今日制作する鬼の顔を考えます。

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    きばだったものが角になったり、
    まゆ毛や目の向き、左右で種類を変えてみたり…

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    何度も置き替えたり、向きを変えたりしながら、自分だけの鬼を考えます。

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    貼る位置も慎重に決めていきます。

    下絵ができたところで、お面のベースづくりに入ります。

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    ベースができたら、さっそく絵具を塗っていきます。
    今回はお面が大きいので、刷毛を使って、大胆に!

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    迫力を出すために、目や口など細部の描写は、
    ダルマや青森のねぶたを参考にしました。

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    刷毛を筆に持ち替え、慎重に…

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    下絵を横に置いて、ひとつひとつの形を意識しながら…

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    そして…ついに完成!

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    優しそうな鬼、怖そうな鬼、人間みたいな鬼…十人十色ならぬ、十鬼十色、ですね。

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    絵具が乾くまでの間に、「鬼プロフィール」を作成します。

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    せっかくつくった鬼なので、全身像を考えてみてもらいました。
    描けたら、名前や性格、好きな食べ物、趣味なども考えます。

    さて、お面が乾いたら顔につけてみます!

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    この後何をしたかと言うと…

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    もちろん、豆まき です!

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    16時、参加者のご家族に完成したお面をお披露目。
    自分の子だと思う鬼に向かって、豆を投げてもらいました!

    鬼に扮した我が子に豆が当たったら、鬼、交替です。
    子どもたちの豆まきは手加減なしです!

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    参加者のご家族にも、鬼の作品を鑑賞していただきました。

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    最後に鬼の集合写真!

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    節分には豆まきをする、というご家庭は多いと思います。
    来年は鬼のお面、皆さんも手作りしてみてはいかがでしょう?

    今の豆まきの原型は、中国の鬼追い「追儺(ついな)」という行事と、
    日本古来の風習である鬼や邪気を払う「豆打ち」が合わさったものだと言われています。

    また、鬼のお面の歴史も古く、
    鬼が登場する儀礼が多く執り行われるようになった平安時代後期には
    すでにつくられ、使われていたと言われています。

    言うまでもなく、鬼の歴史はもっともっと古く、
    そしてびっくりするほどさまざまな種類の鬼がいます。

    年に一度、豆まきをするだけではなく、「鬼」になって、そして、鬼について考えてみてください。
    鬼はただ恐い存在なのではなく、きっと今も昔も変わらず、
    私たちの生活と密接にかかわっている、大切な存在なんだと思います。

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    (参考文献:大西廣『鬼が出た』たくさんのふしぎ傑作集 福音館書店)


    さて、ただ今参加者募集中の「暦とあそぶワークショップ」は
    こちら
    たくさんのお申込み、お待ちしております!

    (m.y)

     

  • 2013年03月26日 入館者数1万人達成!「ごんぎつねの世界」展、残すところあと一週間です!

    随分暖かくなって参りました。桜も満開です!
    春休みにも入り、新学期に向けての準備やお出かけにと忙しくなりますね。

     

    さて、現在当館では、そんな行楽シーズンにもおすすめな展覧会「新美南吉生誕100年 ごんぎつねの世界」展を開催しています。

     

    先週末も多くの家族連れでにぎわっていた本展も、残すところあと1週間となりました。
    まだ展覧会を見ていない、見に行くか迷うところ…とお考えの方のために、ちょっと展覧会をご紹介いたします!

     

    今年、平成25年は童話「ごんぎつね」の作者、新美南吉が生まれて100年目の記念の年。

    「ごんぎつね」は知っていても、新美南吉については知らない…という方、意外と多いのではないでしょうか。
    結核のため29歳という若さで夭折しますが、遺した童話や詩の数は300編以上に上ります。

     

     

    まず、第1章ではそんな南吉の生涯を丁寧に紹介していきます。

     

     

    肉筆原稿、資料など116点。なかなかのボリュームです。

     

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    「やはり、ストーリーには、悲哀がなくてはならない、悲哀は愛に変る。」

     

     

    弱冠15歳の時に綴った日記帳からの抜粋です。
    「ごんぎつね」の物語を知っている方ならピン、とくるのではないでしょうか。

    ひとりぼっちの子ぎつねごんが、同じく自分のいたずらのせいでひとりぼっちになってしまった兵十へのつぐないのため、くりやまつたけを運ぶ日々。

    しかし兵十は気が付きません。そんなある日、またいたずらをしにきたと思った兵十は、ごんを火縄銃で撃ってしまいます。

    衝撃的な結末を迎えた哀しみと共に、ごんへの愛おしさが、兵十のやりきれない感情が一気に押し寄せてきます。

    ごんの兵十への届かなかった「愛」がせつなすぎます。まさに「悲哀」が「愛」に変った瞬間です。
     

     

    南吉は、晩年にもこんな日記を遺しています。

     

     

    「よのつねの喜びかなしみのかなたに、ひとしれぬ美しいもののあるを知っているかなしみ。そのかなしみを生涯うたいつづけた。」

     

     

    この言葉通り、南吉の童話は哀しいものが多いかもしれません。

    誰もが感じたことのある、この世の不条理、孤独、心の弱さ。それらを見事に書き表しているのが南吉の童話です。

    南吉自身、自らの内面と向き合いながら、生にしがみつき「愛」を求め、もがき続けた作家です。

    だからこそ、私たち読者の共感を呼び続けるのかもしれませんね。
     
     

     

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    南吉が唯一生前に出版した童話集「おぢいさんのランプ」。版画家の棟方志功が装丁を担当しています。この童話集出版後の5か月後に南吉はこの世を去ります。

     

     

     
    第2章では、南吉の童話に寄せた絵本原画の数々をご紹介します!

     

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    みなさん、この絵本に覚えはありませんか?そう、南吉童話の中でも「ごんぎつね」と並んで有名なものが「手袋を買いに」。

     

    この絵本を読んで育った方も多いのではないでしょうか。絵は黒井健さんが担当しています。

     

     

    展示室では、この絵本の表紙の原画も見れますよ。たいへん貴重です!

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    このほかにも、「ごんぎつね」「手袋を買いに」をはじめとする30の童話、90点の原画を展示しています。

     

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    展示室の途中には、くつをぬいでゆっくり絵本を読める「絵本のへや」もご用意しています。山村浩二さん原画の「手袋を買いに」DVDも観賞できますよ。

     

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    そして、展示室最後には、市内小学校から寄せられた「ごんぎつね」の感想文を展示しています。

    その数、27校約2000枚!

     

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     ちょっと立ち止まって目に入ったものから読んでみてください。

     

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    「私もごんの気持ちがわかります。さみしい時や、悲しい時、だれかにきづいてもらいたくて、人にいたずらをしたときもあります。ごんは、兵十と会ってやさしい心を育てたと思います。兵十にうたれてしまったけど、ごんはこうかいはないと思います。」

     

     

    「ごんと兵十は心が通じ合ったと思います。そして、兵十はごんを助けて、いっしょにくらしたと思います。ごんと兵十は一人ぼっちでさびしかったから、いっしょに魚をとったり、くりをひろったりしながらくらしたと思います。」

     

     

    子ども達の純粋な言葉に心を動かされます。

     

     

    こんな撮影スポットも用意していますよ!
    ごんはどこにいるでしょう?

     

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    「新美南吉生誕100年 ごんぎつねの世界」展は今週末、31日(日)までの開催です!
    ぜひ、お見逃しなく!
    最終日は「ごん吉くん」に会えるかも!?

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    (s.m)

  • 2013年03月06日 「藤田嗣治渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ1913-1931」前売券発売開始しました

    ひな祭りも過ぎ、春の気配が本格的に感じられるようになってきました。

    ここ静岡では、日中はポカポカと暖かい陽気の日が続いています。

     

    ただいま当館では、「新美南吉生誕100年 ごんぎつねの世界展」を開催中ですが、本日3月6日から次の展覧会「藤田嗣治渡仏100周年記念  レオナール・フジタとパリ1913-1931」前売券の発売が始まりました。

     

    お気づきの通り、両展ともタイトルに「100年」が入っています。藤田嗣治がフランスへと出発したのは1913年6月。その翌月7月に新美南吉は誕生しました。藤田はパリで成功をおさめ、1931年には南米へと旅立ちますが、その同じ年に南吉の「ごん狐」が『赤い鳥』に掲載されています。

     

    さらに付け加えると、当館ではもうひとつ100年記念展を予定しています。
    本年11月に開催予定の「徳川家康公顕彰四百年事業 没後100年 徳川慶喜展」です。
    1913年とは、徳川慶喜公が亡くなり、新美南吉が生まれ、藤田嗣治がフランスに初めて渡った年だったのですね。

     

    さて、出来立てほやほやのチケットはこちら。

     

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     画家を育んだ芸術の都パリのイメージで、チケットや広報印刷物はトリコロールのデザインです。

     

    今回の展覧会では、画家の26歳から44歳までの時期に焦点を当てています。単身フランスへ渡った藤田嗣治が、モディリアーニやパスキンなど異国からパリに集った画家仲間たちと個性を競い合い、「乳白色の地」と讃えられる独特の作風に至るまでの道のりをたどるとともに、その最初の充実期の名作をご紹介します。

    世界を目指す若き日の藤田が熱い思いをつづった手紙も出品されます。どうぞお楽しみに!
     

    「藤田嗣治渡仏100周年記念 レオナール・フジタとパリ1913-1931」
    会期:2013年4月20日(土)―6月23日(日)
    休館日:月曜日 ※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・祝)は開館、5月7日(火)は休館

    観覧料:一般1200円→ 前売り料金1000円
        大高生・70歳以上800円→前売り料金600円
    *中学生以下無料
    *障害者手帳等をご持参の方および介助に必要な方は無料

     

    前売券販売期間:3月6日(水)から4月19日(金)まで
    販売場所:静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード765-563]、ローソンチケット[Lコード47129]、セブンチケット[セブンコード021-228]、谷島屋呉服町本店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店

    パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店

     

    (k.y)

  • 2013年01月13日 2/3(日)節分ワークショップ参加者募集中!

    皆さん、7日の七草粥、11日の鏡開き、しましたか?

    私たちの生活の中から生まれた年中行事や暦には、先人の知恵が詰まっています。

    例えば、七草粥は1年の無病息災を祈るために食べますが、
    ビタミンが豊富な七草は、実際にお正月休みの
    食べ過ぎ、飲み過ぎで疲れた胃を休ませてくれます。

    さて、今日は2月3日(日)に開催する
    暦とあそぶワークショップ vol.2
    「節分だ!鬼のお面をつくろう」のお知らせです。
    (対象:小学生20名)

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    祭事や年中行事をとおして季節を感じ、それをかたちにする
    暦とあそぶワークショップシリーズの第2弾。

    今回はタイトルのとおり、鬼のお面をつくります!

    節分と言えば…
    「鬼はーそと!福はーうち!」

    …なんと言っても豆まきですよね。

    この豆まきは、季節の変わり目に生じると言われる邪気を追い払うことが目的です。

    そして豆まきと言えば…鬼!

    …そもそも鬼って何なのでしょう?

    地獄の鬼、鬼が島、鬼退治、
    身のまわりのものが鬼になる「百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)」、
    それに、風神、雷神も広い意味では鬼の一種です。
    そして誰もが一度はしたことのある鬼ごっこ。
    各地のお祭りで使われる鬼のお面、等々…

    鬼にまつわるお話や絵、そしてお面は、古来より日本各地に存在します。

    今回は、このさまざまな鬼の絵やお面などを鑑賞した後、
    オリジナルの鬼のお面をつくります!

    最近ではスーパーなどで、豆と鬼のお面がセットで売られていますが、
    今年は鬼のお面、一緒に作ってみませんか?

    鬼の顔、実はこんな特徴があるんです。

     

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    目は月のようにキラキラ!
    口は大きく、耳まで裂けているものも!
    座布団のように大きい顔…猿や牛、馬に似ているものも。
    動物のきばをつけ、舌は炎のよう。そして牛の角!

    これは、いろいろな鳥や獣の体から、とくに強くて怖そうな部分を借りてきて
    つなぎ合せているのだとも言われています。

    (参考文献:大西廣『鬼が出た』たくさんのふしぎ傑作集 福音館書店)

    今年の節分は、手作りのお面で豆まきをしましょう!

     

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    ※参加者のご家族は16:00に美術館へお越しください。
    完成した鬼のお面をつけて、豆まきをします!

    ワークショップの詳細、お申し込みはこちら
    ただ今申込受付中です!(1/25(金)締切)

    (m.y)

     

  • 2013年01月06日 「近江巡礼 祈りの至宝展」の作品は、前期・後期で大きく入れ替わります!

    あけましておめでとうございます。
    静岡市美術館は、開館して3回目のお正月を迎えました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

     

    さて、1月2日に「滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美 近江巡礼 祈りの至宝展」が開幕しました!
    全国五指に入る国宝・重要文化財の指定件数を誇る滋賀県。
    本展では、国宝2件、重要文化財25件を含む、琵琶湖湖畔の25ヶ寺6社の名宝76件を紹介します。

     

    近江①.JPG

     

    近江②.JPG

     

     

     

    そして本展は、前期・後期で作品が大きく入れ替わります!
    特に仏画や近世絵画作品は2作品をのぞき、ほとんどの作品が入れ替わります。
    展覧会の会期自体も36日間と短く、さらに前後期で展示替え。
    神さま・仏さまに会える時間は少ないのです…。
    みなさま、本当にお見逃しなきよう!

     

    前置きが長くなりましたが、今回は前期・後期の見逃せない作品を絞りに絞ってご紹介します。
    (本当はすべての作品をご紹介したいくらいなのですが…)

     

    ●前期(~1/20(日))に見るなら!

     

    薬師如来立像.jpg

    重要文化財「薬師如来立像」銅鋳造 鍍金 奈良時代 聖衆来迎寺蔵

     

    展覧会のポスターに登場する「薬師如来立像」
    約1200年前の奈良時代の作で、琵琶湖から現れた薬師と伝えられています。
    左手に薬壺、右手は衣の端をぎゅっと握る珍しい姿。丸顔で優しげな微笑みが印象的です。

     

     

     

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            日吉山王山礼図 右.jpg

     

    「日吉山王祭礼図」六曲一双、江戸時代、個人蔵 

     

    滋賀県大津市の日吉大社の山王祭礼は、1200年以上の歴史があるとされています。
    左隻には7基の神輿が船に乗せられ琵琶湖を渡る様子が描かれています。
    お祭りの熱気と興奮が伝わってきます。

     

     

     

    ●後期(1/22(火)~2/11(月・祝))に見るなら!

     

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    国宝《人道生老病死四苦相図 六道絵のうち》鎌倉時代、聖衆来迎寺蔵

     

    人道を描いた四幅のうちの一幅。
    下から上へ、生・老・病・死の順で、人間界の四つの苦しみが描かれています。
    老苦の場面では、鏡に映る自身の姿を見て嘆く老女の姿も…。
    【1/29(火)~2/11(月・祝)】のみ展示です。お見逃しなく!!

     

     

     

    楼閣山水図 左.jpg

       

     

             楼閣山水図 右.jpg

    重要文化財 曾我蕭白筆「楼閣山水図」六曲一双、江戸時代

     

    月明かりに照らされた幻想的な雰囲気が魅力。別名「月夜山水図」とも呼ばれています。
    中国の西湖の風景がモチーフとして散りばめられており、憧れの景観を描いた水墨の傑作です。

     

     

    ●通期展示はこちら!何度観ても惚れ惚れします…。

    華籠.jpg

    国宝《透彫華籠》平安~鎌倉時代 神照寺蔵

     

    華籠は散華供養(けこさんげくよう)の花びらを盛る器。
    散華(さんげ)とは諸仏を供養するために蓮弁をかたどった紙の花びらを散らすこと。
    本作では宝相華唐草文(ほうそうげからくさもん)を透彫りし、とくに外面は鋤彫(すきぼり)を加えて立体的に表現されています。
    全体を鍍金(ときん)し、さらに宝相華と唐草の要所に鍍銀を施すなど、デザイン性にも技術的にも優れた名品です。

     

     

     

    聖観音像.jpg

    重要文化財「聖観音像」 木造 平安時代 荘厳寺蔵

     

    座った姿が穏やかな本像は、比叡山を越えてやってきた「山越観音」と考えられています。
    滋賀県以外で公開されるのは、今回が初めてです。

     

     

     

    以上、ごく一部ではありますが、おススメの出品作品をご紹介しました。

    前期・後期・通期展示の別がわかる、出品作品リストはこちら⇒
    近江巡礼祈りの至宝展 作品リスト.pdf

    本展では、リピーター割引(有料観覧券の半券をご提示いただくと、当日料金から200円引き!)も実施しています。
    前期・後期どちらもお楽しみいただければ幸いです。
    一度といわず、二度三度と足をお運びくださいね。

    みなさまのご来館をお待ちしております!

     

    (c.o)

  • 2012年12月13日 12/1 アドベントカレンダーをつくりました!

    ここ数日は、吐く息が白くなるほどの寒さですね。
    今年は念願のホワイトクリスマス、ここ静岡でも見られるでしょうか。

    さて、12月1日(土)、
    プレゼントワークショップ vol.6「クリスマスの準備をしよう!」を開催しました。

    xmas_ws.jpg

     

    昨年度よりスタートしたこの”プレゼントワークショップ”シリーズは、
    記念日などに合わせて実施しています。

    家族や、大切な人のことを想いながら、その気持ちをかたちにし、プレゼントをつくります。
    ワークショップの最後には、プレゼントを手渡しするのも、本ワークショップの特徴です。

    過去の”プレゼントワークショップシリーズ”の様子は、↓から覧いただけます。

     

    vol.1 父の日(昨年度)
    vol.2 敬老の日(昨年度)
    vol.3 母の日
    vol.4 父の日
    vol.5 親子の日

    12月のはじまるこの日、カレンダーを見て
    子どもたちは “もうすぐクリスマス!”と、わくわくした気持ちになるのではないでしょうか。
    (大人になると、今年もあと1ケ月か…と、どちらかというと後ろ向きな気持ちになりがちですが…)

    今回は、クリスマスまでの日を、毎日カウントダウンして楽しめる
    「アドベントカレンダー」づくりに挑戦しました。

    アドベントカレンダー…あまり聞きなれない言葉ですね。
    日本ではまだ一般的ではないかもしれませんが、海外ではメジャーなようです。

    どんなものかというと…

    クリスマスまでの期間(=アドベント…日本語では待降節、降臨節などと言います)を
    より楽しく過ごすため、12月1日から24日までの間(地域や宗派によって異なります)を
    カウントダウンしていく”日めくりカレンダー”のことです。

    日付の書かれたカレンダーの小窓を、毎日1つずつ開けていくなど、そのしかけも千差万別。
    もちろん市販品もありますが、家族で手作りすることも多いようです。

    …ということで、今回は、しずびオリジナル!の、
    ちょっと変わった「アドベントカレンダー」をつくります!

    「これが、今日つくるアドベントカレンダーです!」

    xmasws_1.JPG

       

    「どこがカレンダーなのー?」

    じつは…

    xmas_2_3.jpg
      

    まん中のツリーは剥がすことができ…

    24等分されています。
    それぞれ裏には番号が書いてあって…

    xmas_4_5.jpg

     
    1日は1と書かれたパーツを、2日は2を…と、
    毎日、その日の数字のパーツをひとつずつ、カレンダーの日付の上に貼っていくと…

     
    24日、クリスマスツリーが登場!絵が完成する、というしかけです。

     
    xmasws_2.JPG

    ツリーの部分は、布でできています。

    「ふわふわだ!」

    「サンタさんのお洋服の生地だ!」

    早速制作に取りかかります。

    まずは、ツリーの中に描く図柄を決めます。

    ワークシートでクリスマスのイメージや思い出を言葉にし、それを絵にしていきます。

    xmasws_3_4_5.jpg
        

    図柄が決まったら、それをシール状シートにもう一度描きます。

    xmasws_6_7_8.jpg
        

    それをはさみで切りぬいて…

    xmasws_9_10_11.jpg
        

    シールをはがし…

    xmasws_12-1.JPG
     

    ツリー型の布に貼ります。

    xmasws_12-2.JPG 

     

    その上から…刷毛で絵具を塗っていきます!

    xmasws_12_13.jpg
          

    「布に描くのも、刷毛で塗るのもはじめて!」という子がほとんど。

    最初のひと筆はみんな緊張…。

    でも、やりだしたら早い早い!
    ツリーがどんどんと色づいていきます。

    塗り終えたら、シールをそぉっとはがします。

    すると…

    xmasws_16.JPG
     

    その部分がマスキングされて、ツリーの中から
    みんなの「クリスマスの思い出」が浮かび上がります!

    xmasws_17_18_19.jpg
         

    次は、ベニヤに色を塗ります。
    さっきより大きな刷毛で、全身を使って、大きなベニヤを塗っていきます!

    xmasws_21_22_23_24.jpg
          

    塗り終わったら、型紙をはがして…

    xmasws_25.JPG
      

    中に数字を描いていきます。

    xmasws_26.JPG
     

    そして…完成した作品がこちら!
        

    xmasws_f.jpg
          

    しかし…今日はこれで終わりではありません!

    ツリーを切って…

    xmasws_34.JPG

    ひとつひとつのパーツを丁寧にラッピング。

    xmasws_35.JPG
        

     忘れず表に数字を書いて…これを24回繰り返します。

    xmasws_36.JPG 

    紙袋の中に入れたら、やっと完成!

    xmasws_37.JPG
     

     

    16時、お父さんやお母さんに今日つくったアドベントカレンダーをお披露目します!

     
    xmasws_38_39.jpg    

    「どこがアドベントカレンダーなの?」

    子どもたちが「これはね…」と、アドベントカレンダーのしかけを伝えます。

     
    xmasws_f2.jpg        

     

    おうちに帰って、さっそく1のパーツを貼ってくれたかな?

    きっとこんな感じになっていることでしょう…!

    xmas_1日_.jpg 

    クリスマスまであと12日!
    ツリーの姿が半分、見えてきた頃でしょうか。

    家族のみんなは、ツリーの中に何が描かれているかは知りません。

    クリスマスまでの1日1日を、今回のアドベントカレンダーでさらに楽しく、
    家族みんなで、ワクワクしながら過ごしてくださいね。

    (m.y)

  • 2012年11月24日 今日はロートレック、明日はドニの誕生日!

    ストラスブール美術館展も残すところ20日を切りました。

    まだご覧になられていない方、お早目に静岡市美術館にお越しください!

    ということで、本日は画家たちの誕生日を祝いながら、展覧会の見どころをご紹介するという好評企画(?)の第2弾。

     

    今週末はなんと2人の画家が誕生日を迎えます。

     

    まずは本日11月24日生まれ、生きていれば御年148歳、

     

    アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック さんです。

    長い名字から推察できるかもしれませんが、彼は貴族の息子として1864年に南仏のアルビという町に生まれました。

    1882年に画家を志してパリに出た彼は、キャバレーの踊り子や女優など華やかな都市生活を彩る女性たちの姿を描き、また数多くのポスターを制作したことでも知られています。

    今回の展覧会では、マルセル・ランデールという女優を描いた作品をご紹介しています。

    ロートレック.jpg

    アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《マルセル・ランデール嬢の胸像》1895年 8色リトグラフ・紙 ストラスブール美術館

     

    このマルセル・ランデールは「赤毛のマルセル」とも呼ばれ、当時のパリでは1、2を争う女優の一人でした。ロートレックは彼女のことを気にいっていて、なんと24回も(!)マルセルが出演する同じ演目を見に行っていたとか。この作品以外にも、彼はマルセルを描いた作品をたくさん残しています。

     

    そして明日25日は、モーリス・ドニの誕生日。

    1870年生まれ、生きていれば142歳です。

    ゴーギャンの影響を受け、平面的な彩色、画面構成を特徴とした「ナビ(預言者の意)派」の一人であったドニは、家族や友人などの身近な人々のいる風景を多く描きました。またキリスト教美術の復興にも力を注ぎ、教会のステンドグラスなども制作しています。

    今回の出品作の《室内の光》には、そうしたドニの2つの特徴がよくあらわれています。

     

    ドニ.jpg

    モーリス・ドニ 《室内の光》 1914年頃 油彩・カンヴァス ストラスブール美術館

     

    この作品では、彼の妻と娘たちが描かれ、一見幸せな家族の肖像画なのですが、娘たちの取るポーズは、祈りや神への感謝を表すための奉納を表しており、神への愛という意味も持たせています。いわばドニなりの「愛の象徴」として描かれている作品なのです。

    また、ドニは調和と均衡を大切にし、この作品の中でも右の果物盆を持つ娘と、背景の壁画の人物のポーズを同じにするなどして安定的な構図を作り出しています。

    ちなみに私生活でも良き夫、良き父だったそうで、娘が文学に興味を持ったときはお互いにアイデアの交換などもしていたようです。

    ドニの幸福感があふれ出ているような作品で、見ているこちらも幸せな気分になってきませんか?

     

    と、いうことで、

    ロートレックさん、ドニさん、お誕生日おめでとうございます!

     

    (K.O)