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フランス象徴主義を代表する画家オディロン・ルドン(1840-1916)。ルドンは黒一色の怪奇で、空想的な世界を展開した後、50歳を過ぎて夢幻的な色の世界へと変貌した特異な画家として知られています。彼と同時代には、モネやルノワールといった印象派の画家たちが活躍していました。彼らが大気の変化とともに刻々とその様を変える現実世界の光の表現を求めていたなかで、内面を重視し夢の世界を描いたルドンは、次世代の画家や文学者、批評家たちから注目を集めました。本展では、ルドンの芸術の源泉である「夢」と「自然」のルーツを、生まれ故郷であるフランス南西部の都市ボルドーに求めました。青年期に触れた自然科学や19世紀中頃には時代遅れになりつつあったロマン主義を、その後「黒」から「色彩」へどう昇華し展開していったのか。故郷のボルドー美術館、国内最大のルドン・コレクションを所蔵する岐阜県美術館の全面協力のもと、各地から集められた約150点で孤高の画家ルドンの全貌を辿ります。
前売券
販売期間:5月18日(土)〜6月28日(金)
静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード765-685]、ローソンチケット[Lコード48624]、セブンチケット[セブンコード023-194]、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店
主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡朝日テレビ、日本経済新聞社
後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会、フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、静岡日仏協会
協力:エールフランス航空
企画協力:ホワイトインターナショナル