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巨匠の眼 川端康成と東山魁夷

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2014年4月12日(土)〜6月1日(日)
日本初のノーベル賞受賞文学者の川端康成と戦後を代表する日本画家・東山魁夷。それぞれの分野で美を追求した二人は、昭和30年、東山が川端の本の装丁を手がけたことをきっかけに深い親交をむすびました。本展は、二人の交流に焦点をあてながら、川端康成が収集した美術品と、その中に含まれる東山魁夷作品、そして東山自身の作品やコレクションなど計200点余りを紹介します。
川端康成のコレクションは後に国宝に指定された浦上玉堂《凍雲篩雪図とううんしせつず》や池大雅《十便図》、与謝蕪村《十宜図》(いずれも国宝)をはじめとする古美術の名品から、昭和初期に交流のあった洋画家古賀春江や若き日の草間彌生といった前衛傾向の作品まで多岐にわたります。そして、ノーベル賞受賞を記念して画家本人から贈られた《北山初雪》をはじめとする東山魁夷の作品も少なからず含まれています。東山は川端の本のために挿絵や装画をたびたび描き、また川端は東山の画集に心のこもった序文を寄せるなど二人の交流はお互いの創作にも深くかかわるものでした。本展では、こうした川端と東山の言葉もあわせて紹介し、巨匠たちが制作の糧とした美術を「かたち」と「ことば」の両面からひもといてゆきます。


前売券
販売期間:2月28日(金)〜4月11日(金)
静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード766-051]、ローソンチケット[Lコード46076]、セブンチケット[セブンコード027-886]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店

主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、公益財団法人川端康成記念会、静岡朝日テレビ、日本経済新聞社
監修:川端香男里(公益財団法人川端康成記念会理事長)、平山三男(同評議員)、東山すみ、齋藤進(東山家秘書)
企画:水原園博(公益財団法人川端康成記念会理事)
後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会