過去の展覧会
江戸幕府を開いた徳川家康が、晩年「久能城は駿府城の本丸と思う」と、その重要性を説き、自らを久能山に葬るよう遺言してから400年になろうとしています。家康没後、二代将軍秀忠によって整備されたその建造物は、最古の東照宮建築として2010年に国宝に指定されました。
この機に当たり、本展では重要文化財《洋時計》をはじめとした家康の駿府大御所時代の遺愛品はもちろん、家康から慶喜まで徳川家歴代将軍所用の甲冑が、肖像画と共に初めて勢揃いします。また家康を尊敬した三代将軍家光が奉納した御神宝装束を公開するなど、全国から静岡ゆかりの名宝が一堂に会します。さらに久能山東照宮前史として、久能寺(現・鉄舟寺)に伝来した三大装飾経の一つ、国宝《久能寺経》などにより、霊山である久能山の往時の繁栄をしのびます。中世以来の久能山と静岡が築き上げてきた歴史・文化をご堪能ください。
前売券
販売期間:8月15日(金)〜10月3日(金)まで販売
静岡市美術館(10月2日まで)、チケットぴあ[Pコード766-363]、ローソンチケット[Lコード40336]、セブンチケット[セブンコード032-696]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店
主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡朝日テレビ、日本経済新聞社
共催:徳川家康公顕彰四百年記念事業推進委員会
後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会
特別協力:久能山東照宮、(公財)德川記念財団、静岡新聞社
特別協賛:アイワ不動産
この事業は、静岡市文化振興財団設立20周年記念事業「キニナルスキニナルプロジェクト」の一環として行います。 |