過去の展覧会
ふと目にとめた絵本に、どこか懐かしさと言葉にならない感覚をおぼえることがあります。それは忘れていたあの頃の五感が立ち現れるような、不思議な経験ではないでしょうか。
絵本美術館の先駆けとして1977年に開館したいわさきちひろ絵本美術館(現ちひろ美術館・東京、その後1997年に安曇野ちひろ美術館が開館)は、子どもたちの表情を鮮やかに描きだしたいわさきちひろ(1918-1974)の作品をはじめ、2万6千点を超える世界各国の絵本画家たちの作品を収集・展示しています。その中から、いわさきちひろ、赤羽末吉、長新太、茂田井武を中心に、荒井良二やスズキコージなど日本人作家16人、海外からはエリック・カールやモーリス・センダック、ブライアン・ワイルドスミス、マーク・シモントなど32人、計48人の絵本作家の作品約180点を紹介します。
絵本をひらくとあらわれる、時代や国境、文化を超えて存在するイメージや、あらゆる感覚にひらかれた絵本をとおして、子どもの頃のみずみずしい記憶を再発見してみませんか。そして、印刷物としての絵本とはまた違った、原画の持つ魅力をぜひお楽しみください。
前売券
販売期間:8月14日(金)〜10月9日(金)
静岡市美術館(10月9日は臨時休館)、チケットぴあ[Pコード766-913]、ローソンチケット[Lコード48349]、谷島屋呉服町本店、谷島屋マークイズ静岡店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店、百町森
主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、ちひろ美術館、テレビ静岡、中日新聞東海本社
後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会、静岡リビング新聞社、K-mix、中日ショッパー
協力:静岡図書館友の会、静岡市立図書館、静岡県立中央図書館
特別協賛: