これからの展覧会

キューガーデン
英国王室が愛した花々
シャーロット王妃とボタニカルアート

トマス・ハーヴェイ夫人
《ローザ・ケンティフォリア(キャベツローズ)と
ローザ・ガリカ(フレンチローズ)の栽培品種(バラ科)》
1800年 キュー王立植物園
© The Board of Trustees of the Royal Botanic Gardens, Kew

2021年4月15日(木)〜6月6日(日)

世界遺産にも登録されている英国王立植物園「キューガーデン」は、18世紀半ばの開園以来、世界の植物学研究をリードし続け、植物標本のほか20万点以上のボタニカルアート(植物画)を収蔵していることでも知られています。本展は、18-19世紀に描かれたボタニカルアートのほか、キューガーデンの発展に寄与した国王ジョージ3世の妃シャーロットが愛したウェッジウッドのクイーンズウェアなど、約130点を通じてキューガーデンの歴史を紐解きます。観察に基づいた精緻な描写と美しさが融合するボタニカルアートの世界をお楽しみください。