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パウル・クレー展
創造をめぐる星座
![]() パウル・クレー 《赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー》 1923年 パウル・クレー・センター、ベルン |
![]() パウル・クレー 《赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー》 1923年 パウル・クレー・センター、ベルン |
2025年6月7日(土)〜8月3日(日)
抽象的でありながら、詩情豊かな物語性のある作品で知られるスイス・ベルン近郊生まれのパウル・クレー(1879-1940)。孤独に瞑想する芸術家としてのイメージが強いクレーですが、同時代の芸術家との交流や美術動向との関わりのなかで作品が生み出されてきたことはあまり知られていません。本展はベルンのパウル・クレー・センターの学術協力のもと、同センター、バーゼル美術館、日本各地の美術館から集めたクレー作品約60点を核に、カンディンスキー、ピカソ、ミロなどの作品を加え、クレーの生涯にわたる創造の軌跡を捉え直します。