これからの展覧会
きもののヒミツ 友禅のうまれるところ
―京都 千總コレクションを中心に
![]() 《納戸麻地春秋景に御所車殿舎文様帷子》 江戸時代後期(19世紀初期) 株式会社千總ホールディングス |
![]() 《納戸麻地春秋景に御所車殿舎文様帷子》 江戸時代後期(19世紀初期) 株式会社千總ホールディングス |
2025年10月25日(土)〜12月21日(日)
日本の伝統的な衣装・きもの。反物を直線縫いで仕立てるため強い平面性をもつ一方、施された多彩な意匠は、衣服として身にまとうことで立体性が生まれます。この平面と立体を行き来するところに、はじめから立体裁断で制作される洋服とは異なるおもしろさがあります。本展では友禅の老舗・千總のコレクションを中心に、近世・近代のきものや当時の流行を反映した雛形本、円山応挙と近代の京都画壇の絵画、工芸品等を通じて、きもののデザインが生み出された背景や制作者の創意に迫り、これまでにない視点から「きもののヒミツ」を紹介します。