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新美南吉生誕100年 ごんぎつねの世界

展覧会概要第1章第2章親子で楽しむ関連イベント刊行物


第1章:新美南吉の生涯

南吉の生涯にスポットを当て、「手袋を買いに」「おぢいさんのランプ」などをはじめとする童話の直筆原稿や、日記、書簡などの貴重な資料116点を展示。
南吉初の単行本『良寛物語 手毬と鉢の子』、初の童話集で装丁を棟方志功が手掛けた『おぢいさんのランプ』 なども出品。

新美南吉について

大正2年、愛知県知多郡半田町(現半田市)に生まれ、昭和18年、29歳で夭逝。宮沢賢治と並ぶ、日本の児童文学者として、今なお多くの人に愛されています。
代表作「ごんぎつね」は弱冠18歳のときに、当時の児童雑誌『赤い鳥』に投稿し、掲載された作品。昭和31年以降、半世紀にわたって小学校4年生の教科書で用いられ、昭和55年からは全社が採用しています。




『赤い鳥』(昭和7年1月号)

『良寛物語 手毬と鉢の子』
(昭和11年10月・学習社)


童話集『おぢいさんのランプ』(昭和11年11月・有光社)


童話「手袋を買ひに」原稿(昭和8年12月26日)


画帖「三人道中」「六根晴天」「筆勢非凡」


スパルタノートに書かれた「権狐」


童話集『牛をつないだ椿の木』
(昭和18年9月10日・大和書店)

童話集『花のき村と盗人たち』
(昭和18年9月30日・帝国教育会出版部)