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家康と慶喜-徳川家と静岡展
カラー図版495点 |
[目次]
德川恒孝(徳川記念財団理事長)「開催にあたって」
図版
第一章 家康
第二章 慶喜
論考
「大御所家康の他界 -永遠なる安らぎをもとめて-」
小林明(久能山東照宮博物館学芸部長)
「徳川慶喜の油絵」
山梨絵美子(東京文化財研究所 近・現代視覚芸術研究室長)
「前将軍の眼差し」齊藤洋一(松戸市戸定歴史館 館長補佐)
関係資料
一橋徳川家伝来徳川慶喜撮影写真目録/年表/徳川宗家略系図/参考文献/駿府探検マップ/出品目録 他
[紹介文]
開館記念展第二弾として、静岡にゆかりある二人の将軍、家康と慶喜を取り上げた、単館自主企画展の図録。第一章家康では、重要文化財「金陀美具足」(久能山東照宮博物館)や重要文化財「義元左文字」(建勲神社)など武具のほか、久能山東照宮博物館所蔵の重要文化財「徳川家康手択品」21件を掲載。中でも重要文化財「洋時計」については、貴重な「洋時計内部解体写真」(徳川記念財団)とともに掲出した初めての図録。また家康の肖像画22件を、筆者、ポーズ、など各バリエーションに配慮して掲載。第二章慶喜では、慶喜が描いた油彩画9件、慶喜撮影写真を78点を掲載、特に一橋徳川家伝来写真については目録を作成。徳川宗家16代となり、初代静岡藩知事となった家達(いえさと)関係資料や、家達と交流のあった川村清雄作品10件、新出の駿河藩印(徳川記念財団)など、静岡ならではの秘蔵の資料も満載。