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森村泰昌モリエンナーレ まねぶ美術史

展覧会概要主な出品作品森村泰昌について関連イベント森村さんが紹介するモリエンナーレ刊行物


森村泰昌 《肖像(ヴァン・ゴッホ)》1985年
カラー写真 高松市美術館蔵

森村泰昌 略歴
1951年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業。
絵画、童話、版画、モノクロ写真などによる試行錯誤を経て、1985年、ゴッホの自画像にみずからが扮して撮影するという、セルフポートレイト手法による大型カラー写真を発表。現在に至るまで、一貫してセルフポートレイト表現を追求してきた。
1988年、ベネチアビエンナーレ/アペルト部門に選ばれ、一躍注目される。以降、海外、国内とも多数の個展、展覧会に出品。古今東西の有名絵画の中の登場人物になる「美術史シリーズ」、映画女優に扮する「女優シリーズ」などを手がけるほか、映画や芝居、パフォーマンスなど多方面に活躍中。


<主な個展>
2010年: なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術
(2011年まで巡回:広島市現代美術館/広島、東京都写真美術館/東京、兵庫県立美術館/兵庫、豊田市美術館/愛知)
2007年: 森村泰昌-美の教室、静聴せよ(横浜美術館/横浜)
2005年: 自分をめぐる物語(砺波市美術館/富山)
2002年: 森村泰昌写真展 女優家M の物語(川崎市民ミュージアム/神奈川)
2001年: 私の中のフリーダ/森村泰昌のセルフポートレート(原美術館/東京)
1998年: 空装美術館ー絵画になった私(東京現代美術館/東京)


<受賞歴>
2011年: 紫綬褒章
第52回毎日芸術大賞
2007年: 芸術選奨文部科学大臣賞
2006年: 京都府文化賞功労賞
2003年: 織部賞
2002年: 東川賞


<著書>
2010年: 『露地庵先生のアンポン譚』 新潮社
2008年: 『超・美術鑑賞術/ お金をめぐる芸術の話』 ちくま学芸文庫
2007年: 『「美しい」ってなんだろう?―美術のすすめ』 理論社
2005年: 『時を駆ける美術』 知恵の森文庫
2001年: 『「まあ、ええがな」のこころ』 淡交社
『美術の解剖学講義』 ちくま学芸文庫
2000年: 『空想主義的芸術家宣言』 岩波書店
1998年: 『踏みはずす美術史』 講談社現代新書
『芸術家Mのできるまで』 平凡社   ほか多数