過去の展覧会
![第3章 人か猫か、猫か人か](../img/exhibition/180407_ttl_03.gif)
天保12~13(1841-42)年頃、江戸に大きな「猫ブーム」が到来します。浮世絵師・歌川国芳が次々に猫を題材とした戯画を版行、中でも団扇絵「猫の百面相」は「今世の中の流行」として紹介されるほど人気となりました。ブームは浮世絵だけにとどまらず、役者が猫の顔を描いた団扇を持って踊る歌舞伎「猫の所作事」は大評判。さらに国芳の挿絵による猫を擬人化した合巻本『朧月猫の草紙』はベストセラーとなり、猫ブームに拍車をかけました。ここではこれら天保期の猫ブームの背景や、猫ブームの立役者・歌川国芳について紹介します。
|
|
|
|
![第4章 福を招く猫](../img/exhibition/180407_btn_next3.gif)