世界一のミュシャコレクターであった土居君雄氏(1926-1990)※のもと、長年ヨーロッパに在住し、ミュシャ作品を収集、コレクションの形成に携わった尾形寿行氏(現在は静岡市在住)。土居氏亡き後はその遺志を継ぎ、現在は尾形氏がミュシャ作品の世界的な収集家として知られています。本展では尾形氏の厳選したミュシャ作品(OGATAコレクション)から、アール・ヌーヴォーのパターンの教科書とされる『装飾資料集』全72点を含む計100点を、静岡展のみ特別に展示します。
※ドイカメラの創業者。そのミュシャコレクションは「ドイ・コレクション」と呼ばれている(現在は堺市に寄贈)。
それぞれの季節を表現した女性の描かれた装飾パネル
装飾パネル《四季-春・夏・秋・冬》1896年 |
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ホイットマン社のチョコレート缶容器 1900年
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ランスの香水「ロド」1897年 |
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アルフォンス・ミュシャ著『装飾資料集』1902年 |
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《スラヴ叙事詩》全20点を大画面で紹介するコーナーも
《スラヴ叙事詩》より《原故郷のスラヴ民族》1912年
※画像提供のみ、作品は展示されません
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《スラヴ叙事詩》より《スラヴの菩提樹の下で行われるオムラディナ会の誓い》1928年
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すべて アルフォンス・ミュシャ OGATAコレクション
2018年6月18日(月)放送 静岡朝日テレビ『ザ・メッセージ』尾形寿行氏特集