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新型コロナウイルス感染予防対策として、静岡市の公共施設の休館等についての方針が延長されたことを踏まえ、休館期間を以下のとおり延長いたします。
休館期間:2020年4月20日(月)〜5月31日(日)(予定)
休館延長に伴い、「ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム展」は閉幕といたします。
ご来館を予定されていたお客様におかれましては、大変申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
すでに同展の前売券等をご購入の方で、ご希望の方を対象にチケットの払い戻しをいたします。
詳細は、後日当館ホームページにてお知らせいたします。
この展覧会は、チェコ出身の2人の画家、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)とエミール・オルリク(1870-1932)を軸に、グラフィックを舞台に展開した東西相互の影響関係に光をあてようとするものです。
ジャポニスムに沸くパリでアール・ヌーヴォーの旗手として活躍したミュシャの絵は、1900年創刊の雑誌『明星』でいち早く日本にも紹介され、藤島武二や中澤弘光らに大きな影響を与えました。一方、プラハ生まれのオルリクはヨーロッパ各地でジャポニスムの潮流に触れ日本への憧れをつのらせ、1900年から翌年にかけてついに来日。浮世絵版画の彫りや摺りを学び、帰国後はヨーロッパの木版に新風をもたらしました。また、オルリクが日本滞在中に制作した石版画は日本の若い画家たちを刺激し、芸術作品として版画を制作するという新しい考え方を後押ししました。
こうした1900年前後の影響関係は、グラフィックを介したジャポニスムとその還流と捉えることができます。本展ではミュシャとオルリクに加え、背景としてのチェコのジャポニスムを紹介するほか、ウィーン分離派周辺の作家やヴォイチェフ・プライシク、タヴィーク・フランチシェク・シモン、ヴァルター・クレム、カール・ティーマン、日本の雑誌『明星』と『方寸』周辺の作品など400点以上を展示し、グラフィックならではの、即時的で双方向な東西の芸術交流を探ります。
前売券
4月10日(金)まで販売
静岡市美術館、ローソンチケット[Lコード:43830]、セブンチケット[セブンコード:081-964]、チケットぴあ[Pコード:685-140]、谷島屋(パルシェ店、マークイズ静岡店、流通通り店)、戸田書店静岡本店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店
主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、読売新聞社、美術館連絡協議会、Daiichi-TV
協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン
後援:駐日チェコ共和国大使館、チェコセンター東京、静岡市教育委員会、静岡県教育委員会
協力:ルフトハンザカーゴ AG、一般財団法人高久国際奨学財団
コーディネート:イデッフ
特別協力:チェコ国立プラハ工芸美術館、ダッハウ絵画館
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- 奇蹟の芸術都市バルセロナ展
- 印象派への旅 海運王の夢
バレル・コレクション - オーバリン大学 アレン・メモリアル美術館所蔵
メアリー・エインズワース浮世絵コレクション
―初期浮世絵から北斎・広重まで - 小倉遊亀と院展の画家たち展
滋賀県立近代美術館所蔵作品による - 起点としての80年代
- フランス宮廷の磁器
セーヴル、創造の300年 - ヴラマンク展
絵画と言葉で紡ぐ人生 - ミュシャ展
~運命の女たち~ - いつだって猫展
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駿河の白隠さん - ウェールズ国立美術館所蔵
ターナーからモネへ - デンマーク・デザイン
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―メキシコ、静かなる光と時 - 夢二と京都の日本画
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美しきフランス バロックからフジタへ - エッシャーの世界
- 伊豆市所蔵近代日本画コレクション展
大観・靫彦・龍子らと修善寺 - 没後20年 ルーシー・リー展
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―受け継がれた技と美 南宋から現代まで - 大原美術館展 名画への旅
- 没後100年 小林清親展
文明開化の光と影をみつめて - ロイヤル・アカデミー展
イギリス美術の華麗なる150年 - 国宝・久能山東照宮展
- 山本
二三 展 - 法隆寺展
―聖徳太子と平和への祈り― - 巨匠の眼
川端康成と東山魁夷 - シャガール展
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絵本原画の世界2013 - オディロン・ルドン 夢の起源
幻想のふるさと、ボルドーから - 藤田嗣治 渡仏100周年記念
レオナール・フジタとパリ 1913-1931 - 新美南吉生誕100年
ごんぎつねの世界 - 近江巡礼 祈りの至宝展
- ストラスブール美術館展
―モダンアートへの招待 - フィンランドのくらしとデザイン
―ムーミンが住む森の生活 - 七夕の美術
―日本近世・近代の美術工芸にみる - 森村泰昌モリエンナーレ
まねぶ美術史 - 竹久夢二と静岡ゆかりの美術
- レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想
- アルプスの画家 セガンティーニ —光と山—展
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—20世紀陶芸の革新 - 棟方志功 祈りと旅 展
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- ポーラ美術館コレクション展
印象派とエコール・ド・パリ
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