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ミュシャ展




2018年6月2日(土) 〜7月15日(日)
19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで起こった芸術運動アール・ヌーヴォーの旗手として知られるアルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、現在のチェコ共和国モラヴィア地方イヴァンチツェで生まれました。1887年パリに移ったミュシャは、出世作となった大女優サラ・ベルナールの劇場ポスターをはじめ、数多くの女性像を優美に繊細な表現で描き出し、瞬く間に時代の寵児となります。その作風はミュシャ様式と呼ばれ、アール・ヌーヴォーの代名詞になりました。1910年故国に戻ったミュシャは、チェコスロヴァキア最初の郵便切手や紙幣デザイン、国章を手がけ、さらには大作《スラヴ叙事詩》を完成させ、国民的芸術家としての地位を不動のものとしました。
本展は、ミュシャと同郷の医師ズデニェク・チマル博士の親子3代にわたる膨大なコレクションから、リトグラフのポスターや装飾パネル、素描、挿絵原画、油彩画など約150点を厳選。「運命の女たち」というタイトルが示すとおり、初恋に始まり、栄華を極めたパリ時代、そして晩年に至るまで、ミュシャの作品を彩った女性たちに焦点をあて、ミュシャ芸術をご紹介します。また、静岡展特別出品として、静岡市在住のミュシャ作品収集家・尾形寿行氏のOGATAコレクション約100点も展示します。

前売券
販売期間:4月28日(土)から6月1日(金)まで販売
静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード768-997]、ローソンチケット[Lコード43241]、セブンチケット[セブンコード062-504]、谷島屋(パルシェ店、マークイズ静岡店、高松店、流通通り店)、戸田書店静岡本店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店

主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡朝日テレビ、静岡新聞社、日本経済新聞社
後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会
企画協力:MBS
静岡展特別協賛:株式会社パナホーム静岡

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